お知らせ [2021/07/09更新]

Withコロナの富士登山

公的機関より複数の新型コロナウィルスの感染症対策情報が公表されています。登山前にご確認ください。

レンタル装備の活用について

富士登山装備をゼロから買い揃えるのは数万円かかります。昨今、登山装備のレンタルが充実していて、初期費用もかなり抑えられますのでぜひご活用ください。


最初に富士登山におけるコロナ対策は変更される可能性があります。最新情報は富士登山オフィシャルサイトよりご確認ください。

このページに掲載した内容は、富士登山に関わる各機関(山梨県、静岡県、富士登山関連の協会、各ルートの山小屋組合)がそれぞれで発表した内容をまとめ、登山者がWithコロナの富士登山の全体像を把握する助けとするため、作成しています。

 

Withコロナ時代の新しい富士登山マナー

富士山における適正利用推進協議会より、「Withコロナ時代の新しい富士登山マナー」が発表されています。

 

分散登山で混雑を避ける

山梨県より分散登山の案内動画が公開されています。とてもわかりやすいので、ご視聴ください。[約3分]

分散登山のススメ 混雑を避けて、安全・快適な富士登山を。(3分版)
[出典:山梨県/世界遺産富士山課]

混雑日を避ける

富士登山はいつも混雑しているわけではありません。特定の日、特定の時間帯のみ混雑します。その最も大きな要因が混雑日です。

富士登山 混雑予想日 2021年

[出典:山梨県/世界遺産富士山課]

混雑日の傾向は、土日・休日、お盆、休日前の日(金曜日など)と毎年ほぼ決まっています。「どうしても上記の日程しか登れない」という方以外は可能な限り平日登山がおすすめです。

混雑は疲労の原因
混雑日に登ると、マイペースで登れない、山小屋前の休憩イスに空きが無い、山小屋が混雑している、トイレの待ち行列など平日に比べると快適度は下がります。混雑日でも宿泊者の場合は登山初日の登る時間帯を調整することで多少は混雑を低減することができます。日帰り登山者の場合は、混雑する吉田ルートや富士宮ルートではなく、より空いている須走ルートやプリンスルート(富士宮口五合目から宝永火口を通過して御殿場ルートを登るルート。御殿場ルート五合目から登るよりも遥かに楽、ただし宝永火口付近は砂利道で登りにくい)の検討もおすすめします。

 

混雑時間を避ける

混雑時間は大きく分けて、ご来光時間、朝の登山時間帯の2つあります。

ご来光時間の混雑

富士山のご来光時間帯の混雑

[出典:富士登山オフィシャルサイト]

ご来光時間帯は、多くの登山者が山小屋から一斉に出て山頂を目指すため、山頂付近の登山道が混雑します。混雑する時間帯は夜明け前の午前2時~6時ごろで、この時間帯は混雑のためコースタイム以上の時間がかかります。

ご来光登山の実情混雑により山頂に至らずにご来光を迎える登山者も少なくありません。日の出を迎えると登り途中の登山者が足を止め始めるため、ますます行列が進まなくなります。この状況では「なんとか山頂で御来光を」と思っても無理があるので、諦めて8~9合目でご来光をゆっくり眺めるのがおすすめです。山頂からのご来光も八合目付近からのご来光もそれほど大きく変わりません[参考:山小屋から見る御来光一覧(吉田ルート)]。変わるとしたら、雲海が広がっていた場合にどれだけ雲海が下に見えるか、という点でしょうか。経験上、ご来光がキレイに見えるかどうかは、わずかな標高差より、その時の天候(太陽が雲で隠れずにいるか)の方がずっと影響します。

※「どうしても山頂でご来光を見たい!」という方はこちらもご参考に

8・9合目からのご来光でも綺麗ですが、

  • ご来光見た後にまた登りたくない
  • 広々とした山頂から見た方が狭い登山道から見るよりも開放感を感じる
  • 富士山の山頂はとても広く、多くの登山者が訪れてもゆっくりご来光を眺めるポイントを確保しやすい

という理由で、近年、山頂でご来光を見ています。より高い確率で山頂からご来光を眺めるポイントはいくつかあります。

  • できるだけ高い標高の山小屋に宿泊する
  • 空いている登山道の山小屋に宿泊する

初日にどれだけ登るか、が山頂ご来光のポイントです。7合目より8合目、8合目より9合目の山小屋の方が、翌朝の登山の登山距離が少なくなり、起床時間の余裕も生まれます(山頂ご来光のための起床時間の目安は、8合目の山小屋は2時起床、9合目では2時30分起床)。ただ、混雑日に限らず標高の高い山小屋から予約が埋まる傾向があり、登山プランが決まったらできるだけ早い予約をおすすめします。

また意外と穴場なのが山頂の山小屋です。初日で山頂まで行くのがちょっとキツイという方が少なくないのか、意外と予約が空いていることがあります。山頂で宿泊できる山小屋は

の2つです。どちらも宿泊したことありますが、山頂ご来光するなら本当に楽です。

他には、そもそも早朝になっても混雑しない御殿場ルートで最も標高の高い 赤岩八合館 に宿泊するのも、山頂ご来光しやすくする1つの選択肢となります。

 

朝の登山時間(吉田ルート)

朝の登山時間帯も、混雑する次回帯と比較的空いている時間帯があります。

平成30年&令和元年の八合目の登山者数[出典:環境省_富士山登山者数調査結果]

上のグラフは、各ルートの八合目における登山者数の測定カウンターの数値をまとめたものです。吉田ルートにおいて15時~17時あたりで極端に登山者数が増えていることが読み取れます。この吉田ルートのカウンターは八合目の太子館に設置されており、登山口の富士スバルライン五合目から八合目の太子館までの登山所要時間は休憩含めておおよそ4時間前後です。上のグラフからこの時間を引くと、

  • 富士スバルライン五合目-午前11時ごろから登山者が急増する
  • 富士スバルライン五合目-午前8時より早い時間はそれほど登山者数が多くない(混雑しにくい)

という傾向が読み取れます。

吉田ルートはなぜ11時頃から登山者が増えるの?「吉田ルートはなぜ午前11時頃から登山者が増えるの?」と不思議に思う方も多いかと思いますが、その理由として、この時間帯に富士登山の団体ツアーバスが一斉に押し寄せることが挙げられます。1泊ご来光ツアーの場合、あまり早い時間に登りすぎて山小屋に到着しても小屋での待機時間が長くなる(山小屋に早く到着しすぎてもすることがない)、早朝に各地のバスツアーの出発すると五合目到着がこの時間帯が都合良い、など様々な要因でこの時間帯になっていると推測されます。

吉田ルートを登る予定かつマイカーで富士山に来られる方は、登山道の混雑を避けるならある程度早い時間帯-遅くとも11時前には登り始めることをおすすめします。(※ただし、今年はコロナの影響でツアー系の登山者は例年よりも少なくなることが予想されます)

少人数での登山

可能な限り蜜を避けるため、今年の富士登山は少人数での登山が推奨されています。

 

 

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