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下山時に、さらに1人が高山病に

吉田口(河口湖口)の下山道は、砂利道でとても下りやすい。

勢いよく下っていたら友人の1人が「あたまが割れそうだ・・・」といい始めた。

高山病を発症してしまった。

私を含めた4人のうち2人が高山病になってしまった。

 

しかも、その友人の頭痛はひどいらしく、まったく動けなくなってしまった。

いつも明るい友人から完全に笑顔が消えて、とても苦しい表情に。

励まそうと、私が冗談を言ったら

「俺そんなに余裕ないから。」

と真顔で返される始末。

 

横になって休んでいても、友人の高山病はまったく改善しない様子。

ずっと留まっていてもどうしようもないので、なんとか動いてもらう。

 

吉田口(河口湖口)の下山道はジグザグに折り返しているのだが、その折り返し地点で毎度小休憩しながら下山した。

 

途中で、吉田口(河口湖口)の下山道と須走口の下山道との分岐点が現れる。

 

高山病の患者を2人抱えながらの下山にはとても時間がかかった。

結局、5合目に到着したのが11:40。

頂上から下山を開始したのが6:10だったので、下山に5時間30分もかかった。

 

その後、みんなで近くの温泉に直行。

温泉の休憩所で、「頭痛はよくなった?」と聞いたところ

「あれっ、そういえばぜんぜん痛くないわ。治ったみたい。」

あれほど苦しんでいたのがうそのよう。

高山病は下山すると完治するようだ!

 

 

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