【厳選】
コストパフォーマンスに優れ
高評価の富士登山の装備一覧

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このページでは、安価で、富士登山で十分に快適に使える性能を持ちながら、使用者の評価の高い製品を厳選して紹介しています。

あくまで富士登山基準

新しく何かを始めるとなると、必要となる装備や持ち物の購入でそれ相応のコスト(費用)がかかりますが、過剰な性能に伴う無駄な出費は避け、心地よく支払える範囲内に収めたいところです。それとともにパフォーマンス(性能)も大切になっています。ここで求められるパフォーマンスは、近隣の低山用でも、ヒマラヤなどの過酷な高所登山用でもなく、富士山を登るのに耐え・快適に登るための性能です。

また、登山用品店に並んでいるブランド品だけでなく、安価なネットブランド(店舗で販売されておらずネット販売のみ)の中でも使用者の評価が高く、富士登山用に必要十分な製品も積極的に紹介しています。

ぜひ、参考にしてみてください。

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管理人

元登山ショップ店員(約4年勤務)&登山歴10年以上の当サイト管理人が初心者向けに富士登山におすすめの登山装備を選んでみました。選考の基準で最も大切にしていることは、コストパフォーマンスです。

雨具・レインウェア
[雨天時必須・高性能防寒着としても活用]

登山用レインウェア、雨具、カッパ
POINT

市場に出回っている登山用レインウェアはメーカーにより価格設定が大きく異なりますが、大きく分けると2種類に分類できます。

  • 初心者・入門者用モデル:ジャケット&パンツ合わせて1~2万円程度
  • 中級者・上級者用モデル:ジャケット&パンツ合わせて3~5万円程度

初心者用と中・上級者用では、使われている防水透湿素材、ファスナー素材、その他細部の作りが明らかに違います。また、重量においても中上級者モデルは高性能素材の利用により可能な限り軽量化されているものがほとんどです。

肝心の防水透湿性能を比較すると、新品の初心者用モデルと中・上級者用モデルではそれほど差がありません。しかし、使用頻度や経年による劣化スピードには差があり、初心者用モデルは約5年程度で水がしみて買い替えることになるのに対し、中・上級者用モデルで使われるゴアテックスなどの防水透湿素材を使用したものはより長く使えます。

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もし富士登山に1回行ったらその後は雨具を使う予定がそれほど無い、登山にはあまり行かないかな、という方は、初心者・入門者モデルのレインウェアがおすすめです。

ミズノ ベルグテックEX ストームセイバー Ⅵレインスーツ

ミズノ アウトドアウェア ベルグテックEXストームセイバ-VIレインスーツ ミズノ アウトドアウェア ベルグテックEXストームセイバ-VIレインスーツ
ミズノ ベルグテック EX・ストームセイバーVレインスーツ(メンズ&レディース)

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ミズノはスポーツメーカーですが、登山用のレインウェアも作っています。 この価格帯で透湿性(約16,000g/m2/24h)や耐水圧(耐水圧約30,000mm以上)と他メーカーに比べて高いのが特長です。

POINTミズノ独自の防水透湿素材「ベルグテックEX」採用。高い撥水・防水・透湿力を備えたワンランク上のレインウエアです。
  • 平均重量:550g(メンズ),  520g(レディース)
  • 耐水圧30,000mm以上(傘の約60倍)
  • 透湿性約16,000g/平方メートル-24hの40dナイロンリップ素材(フルシーム仕様)で、ムレを抑え快適に保つ。
  • 100回洗濯しても水を弾き続ける耐久撥水性。環境に配慮した新撥水処方。
  • 収納袋付き。便利なフード内収納機能付き。

関連動画

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100回洗濯しても 水をはじく、耐久撥水加工。【耐久性】
新しい撥水処方で糸の1本1本まで均一に撥水性が行き渡るような細かい加工を施しています。雨がウエアについても水玉になって生地表面を飛び跳ね、飛び散ってしまうような強い撥水加工です。

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水の浸入を低減する、 驚きの耐水性。 耐水圧約30,000mm以上。【耐水性】
独自の3層構造で、長時間にわたり水圧がかかった条件下でも、水の浸入に耐えることが可能です。伸縮性にも優れ、激しい動きのなかでも雨をガード。

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雨や水滴を シャットアウトしながら、ウエア内の湿気を放出。 透湿性約16,000g/m2/24h【透湿性】
分子構造による科学的原理を最大限に生かし、雨や水滴をシャットアウトしながら、ウエア内の湿気を外側に発散して、ムレを抑えます。

他社には追随できない価格ミズノのWebサイトに
  • いくら機能性が高いといっても、もし一着数万円もしたら、それが登山を始めるためのハードルになり得るでしょう。 だとすれば、我々がめざすべき方向性は、安全登山のために必要充分な機能性を維持しつつも、ユーザーが求めやすい価格帯で提供すること
  • 登山に必要充分以上の機能性を保ちながら、他社には追随できない価格を実現しているのが、ベルグテックの大きな強み

など記載されていて、実際に多くの登山入門者・エントリーユーザーに支持されているようです。

レンタル装備品として採用

サイズ感はある程度にゆったりしています。様々な体型の方でも着用できる、ある程度ふくよかな体型でも難なく着用できるサイズ感になっています。ベルグテックは、日本の大手登山用品レンタル会社のレンタル装備品として採用されていますので、使用耐久性も兼ね備えていると思います。

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管理人

登山用レインウェアとして完成度の高い製品は他に多数ありますが、この性能でこの価格はなかなか見当たらず、非常にコストパフォーマンスの高いレインウェアと言えます。

以下、amazonカスタマーレビュー(メンズ、レディース)を抜粋しました。

メンズ

  • コスパ‼(2022年10月15日):ピスタチオ Mをトレッキング、ハイキング、そして軽登山用に購入。耐水30,000mm、透湿性16,000gとあり機能性は十分。糸の太さも40デニールのナイロンリップストップ、そして3レイヤーで耐久性もありそう。100洗耐久とあり高齢者の私が雨天時の使用頻度を考えれば一生物(?)。脇ではなくポケットがベンチレーションとなっている。富士山、屋久島で使用者が多いそうだが、使用目的を考えれば納得できる。また、上下でこの価格が素晴らしい。
  • 蒸れてない❗(2023年8月14日):富士登山用に購入しました。当初は安いカッパ的なので行こうと思ってたのですが、山頂で濡れると大変だと聞き、良いものを探したらこのモデルになりました。着心地も良くて動きにもフィット。雨も全く通さず快適。しかも全く蒸れない。これは良い商品に出会いました。登山当日も多くの人がこのモデルを着ていましたので人気のほどが伺えますね。お勧めできる素晴らしい雨具です。
  • 相変わらずの快適性(2024年3月12日):10年以上前の富士登山の時に古いモデルを購入し、今回自転車通勤用にリピートしました。適度な薄さて防風と多少の防寒性もあり、防水と蒸れ防止効果は相変わらず素晴らしいです。より高額な軽量な競合品も試した事がありますが、合羽としての機能はミズノが勝ると思います。
[出典:amazon]

メンズはレビュー数1,123件、★4.3(2024/05/17時点)と高評価。レディース用もあります。

レディース

  • 登山用として(2023-06-28):登山用に購入。168cm、48kgでLサイズにしました。袖丈やズボン丈が足りないことが多いのですが、こちらはちょうどよく気に入りました。ウエストは大きいですが、ゴムで絞れるので問題なし。デザインがとてもオシャレです。コンパクトに収納できて携帯に便利。水をかけ流しましたが、バッチリ撥水。防寒としては夏なのでまだわかりません。総じてお値段以上で満足です。
  • さすが、ミズノ! 買って良かったです(2024年4月28日):とにかく蒸れない。蒸れないレインウェアが欲しかったので、それだけで満足です。買おうかどうしようか迷っている方へ――即行で買うべし!です。当方は、ミズノの回し者ではありません(#^.^#)
[出典:amazon/楽天]

レディースはレビュー数283件・★4.1(2024/05/17時点)。

より詳しい解説は下記ページに掲載しています。

 

トレッキングポール・ストック
[バランスを取りやすく膝への負担を軽減]

用意するならI字型(2本)が断然オススメです。最近は、登山ショップに置いてあるメーカー品に比べ・・・

用意するならI字型(2本)が断然オススメです。

最近は、登山ショップに置いてあるメーカー品に比べ、ネットブランド(実店舗で置いていない、ネット専門ブランド)がコストパフォマンスに優れて、購入者の満足度も高いようです。

以下、アルミ製、カーボン製のコストパフォーマンスに優れた製品を紹介します。低価格重視の方にはアルミ製、体力に自信のない方には軽量なカーボン製をおすすめします。

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用意するならI字型(2本)が断然オススメです。最近は、登山ショップに置いてあるメーカー品に比べ、ネットブランド(実店舗で置いていない、ネット専門ブランド)がコストパフォマンスに優れて、購入者の満足度も高いようです。

以下、アルミ製、カーボン製のコストパフォーマンスに優れた製品を紹介します。低価格重視の方にはアルミ製、体力に自信のない方には軽量なカーボン製をおすすめします。

DABADA 軽量アルミ製 トレッキングポール 2本セット アンチショック機能付(220g/本)

DABADA(ダバダ)  軽量アルミ製 トレッキングポール 2本セット
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登山系の通販ランキングで長年上位にいるトレッキングポールです。2本セットで3千円程度と低価格で450,000本の販売実績があります。

  • 原産国:中国
  • 製品安全協会承認品(SGマーク取得)
  • 新品、2本で1セットです。
  • サイズ:収納時56.5cm 使用時 最長120cm
  • 重量:約220g(1本)
  • 素材:アルミニウム合金7075
  • 付属品:取扱説明書・トレッキングキャップ, バスケット
POINTDABADA という、登山ショップではほとんど見ることの無いメーカーですが、楽天やamazonでは、トレッキングポールランキングで数年に渡って上位に位置しています。

ある程度の製品信頼性を確保しながら、2本セットで3千円程度と非常に高いコストパフォーマンスであることが人気の背景にあるようです。ネット限定商品ですが、非常に普及しているため登山中に使っている方を見かけたことがあります。グリップがコルク製で、フィット感がよく握りやすいと思います。

コメントポールの長さは 最長 120cm なので、長身の方以外は大丈夫だと思います。身長の大きな方は130cm程度まで伸びるものを使ったほうが良いでしょう。(私は身長176cmで最大130cmまで伸びるトレッキングポールを使っていますが特に長さ不足を感じたことがありません。過去に120cmのを使った時は下山するときに少し短いなと感じました)

さらに、アンチショック付きなので、肘への負担も軽減されます。

近年、トレッキングポールの普及に伴い登山中にポール先端のキャップが外れ、登山道のあちこちに散乱してしまっているのが問題になっていますが、スクリューキャップで外れにくくなっているのもポイントが高いです。(ただし、このタイプはキャップなしで使い続けると岩などに当たりスクリューが徐々に削れてキャップが付きにくくなります)

約220g(1本)、2本で440gは、多数あるアルミ製トレッキングポールの中でも軽量な部類に入ります。普通の登山ショップで販売されているトレッキングポールは、同程度のものでも2倍以上の価格になるため、コストパフォーマンスに優れています。同社製品で、より軽量なカーボン製のトレッキンポールもあります(カーボンポールは1本175g/¥5,000)ので可能な限り軽量化したい方はそちらもぜひ検討されてみてください。

amazonのカスタマーレビューの中に、実際に富士山で使われた方のレビューが多数ありますので、一部掲載します。

  • 短くできる(2022年8月1日):息子が富士登山に行くために購入しました。持ち運びは、折り畳みと違いリュックから出ていましたが、使用時は、二か所で長さ調整できるため、とても短く使うことができ満足だったと言っていました。
  • 富士登山には必須で十分(2022年8月29日):効果について半信半疑でしたが、これがあるかないかで疲労度が全然違います。高いやつに比べると重いとかあるとおもいますが、1回で元取れるくらいのコスパだと思います。
  • 良かった!(2022年9月20日):富士登山が初の山登りでしたが、何の問題も無く使用出来て良かったです!オプションの替えも付いて居て格安で良かったです!
  • 富士登山用に(2022年10月10日):富士登山用に購入しました。2本入っているので、1本ずつ2人で持ってあがりました。色がスカイブルーで可愛いです。調節しやすいので、荷物がいっぱいでも、苦労はすくなかった解く時にも思います
  • 4年ぶりリピート購入しました(2023年3月8日):富士登山のため購入して以来、4年間使用。その間、石鎚山や岩木山などの百名山もこのストックで無事に登頂。手入れしなかったためか、僅かに白錆が出たので、今回同じ商品を夫婦で色違いで購入。丈夫です。何度も岩の隙間にグッサリ差し込んでしまってもびくともせず。今年もダバダさんに支えられて登山を楽しみます!
[出典:amazon]

より詳しい解説は下記ページに掲載しています。

 

サポートタイツ
[筋肉痛や膝痛を軽減]

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最近、サポートタイツを登山で着用する姿をよく見かけるようになりました。そこで、その効果と人気の秘密に迫ってみたいと思います。・・・

登山でサポートタイツ普及の背景

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ここ数年、登山でサポートタイツの着用者をよく見かけます。体の故障を緩和する目的、体力・筋力不足を補う目的が多いようです。

経験談私は富士山に限らずさまざまな山々を登っているのですが、ここ10年で非常に大きな変化を感じるようになりました。

まず、一つ目にI型のダブルストックの普及。

富士山には、登山初心者が毎年多く登りますが、富士登山に耐えうる体づくり(筋力)や技術(膝に負担が軽減される山の歩き方)を持ち合わせていない方が多数おられます。膝への負担や山慣れないバランス感覚を補うのにダブルストックは非常に有効であることが、様々なメディアで認知されるようになったため普及してます。(ダブルストックの安全な使い方も一緒に普及してほしいと思っています。)

そして、二つ目は、サポートタイツの普及です。

様々な山の登山でもよく見かけるようになりましたが、ここ数年、富士山でもよく見かけるようになりました。

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2015/07/11 富士宮ルート

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2015/07/11 富士宮ルート九合目 女性

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2015/07/11 富士山山頂 着用している女性も散見されます

サポートタイツを着用しているかは、ハーフパンツや山スカートを着ていて、膝から下はサポートタイツが露出しているのですぐに見てわかります。筋力的な理由で女性が多いかと思っていたのですが、意外に若い男性も多く、世代問わず老若男女問わず着ているように感じます。

POINT今までにサポートタイツに関する様々な記事を読んできましたが、
  • 長年登山をしてきたが膝を故障し痛みが出るが、山を登りたいのでサポートタイツを使うようになった
  • 運動不足で体作りができていないのに突然登山することになり、サポートタイツを購入した

というような、体の故障を緩和する目的、体力・筋力不足を補う目的が多いようです。

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管理人

富士山の登山難易度は中級以上ですが、「富士山に登りたい!」という強い想いを携え、初心者から上級者まで毎年多くの登山者が訪れます。目標達成に求められる健康・体力・筋力と、自らの身体の状態のギャップを埋めるための有効な手段として、サポートタイツが普及しているようです。

サポートタイツとは?

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メリット

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メーカーやモデルによって性能は異なるりますが、各種サポートタイツに共通する基本機能を調べてみました。

着圧(コンプレッション)機能
適切な着圧で加圧することで、血液やリンパの流れをスムーズにする

筋肉の動きをサポートする
運動時の余分なブレを抑制し、足のスムーズな動きを補助する。

疲労を軽減する
脚や股関節、ヒザなどの疲労や痛みを軽減してくれる

吸汗速乾
生地が汗を吸い上げ、乾かします

デメリット

加圧するので当然圧迫感がある

そもそもきつめにできているので、着たり脱いだりするのがけっこう大変

どのサポートタイツが良いのか?

現在販売されているサポートタイツで有名どころは、

  • CW-X(シーダブリューエックス)
  • C3fit(シースリーフィット)
  • SKINS(スキンズ)

というところでしょうか。

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管理人

上記3つは、山仲間が使っていたり、著名な方が登山で使っている、とかで私の耳に入ってくるブランドです。各ブランドでさまざま特徴があるようなので、インターネットでいろいろ調べてみましたが、登山用のサポートタイツとして歴史と実績があり評価が高いのは、CW-X(シーダブリューエックス)かな?と思われます。

CW-Xを登山で使った方の感想も非常に高く、ここではCW-Xについて紹介したいとおもいます。

CW-X(シーダブリューエックス)のラインナップ

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CW-Xは、下着で有名なワコールの商品です。テーピングの効果を得られるウェアとして開発されました。

CW-X開発のきっかけ

一人の女性社員がスキーで膝を痛め、テーピングの効果を知ったこと。関節の負担を軽減するテーピングには専門知識が必要なことから、誰でもテーピングの効果を得られるウェアをつくれないか、という発想のもと商品が生まれた。

【公式動画】CW-X|身にまとうテーピング

CW-Xラインナップ

2024年時点で、CW-Xのタイツはサポート力の違いで主要3モデル展開になっています。

  • ジェネレーターモデル(下半身フルサポート)
    サポート部位⇒腰・股関節・おしり・ふともも・ひざ・ふくらはぎ・段階着圧
  • エキスパートモデル(股関節・ひざサポート)
    サポート部位⇒股関節・ふともも・ひざ・ふくらはぎ・段階着圧
  • コアモデル(股関節サポート)
    サポート部位⇒股関節

機能的(サポート部位の数)は、

ジェネレーター > エキスパートモデル> コアモデル

となっていて、価格も機能に比例しています。登山用となると、

  • ジェネレーターモデル(カラダへかかる負荷を軽減したい方)
  • エキスパートモデル(ひざの負荷を軽減したい方)

が該当します。メーカー公式サイトは登山・トレッキング用途は上記モデルを推奨しています。

(※各モデルの中でも丈の長さによって、ハーフ、セミロング、ロングがありますが、登山用としては日焼け対策・求められるサポートを考慮するとロングタイプが最適で、明らかに利用者の口コミも多いですので、ロングタイプのみ紹介します。)

サイズ選びの基準は性別で異なる

メンズはサイズ選びの基準はウエスト(おへそのある部分)です。

メンズはウエスト基準

メンズのサイズ表[出典:cw-x]

 

一方、ウィメンズはヒップのサイズが基準となります。

ウィメンズはヒップサイズ基準

ウィメンズのサイズ表[出典:cw-x]

メーカーWebサイトには「サイズ表に当てはまらない方は、高さ(身長)よりも幅(男性ウエスト・女性ヒップ)を優先してサイズをお選びください。」と記載あります。

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管理人

サイズ幅の真ん中ぐらい(例:身長178cm,ウエスト88cm ⇒Lサイズ)なら選びやすいですが、境目の場合は実際に試着して確認したいところです。

CW-X ジェネレーターモデル(ロングタイプ)

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「ジェネレーターモデル」は、サポート機能が腰・股関節・おしり・ふともも・ひざ・ふくらはぎ・段階着圧で、下半身を守るCW-Xのハイサポートモデルです。

ジェネレーターは5種類ある

ジェネレーターモデルには大きく5種類あります。※[ ]内は品番です

  • ジェネレーターモデル [HZO639]
  • ジェネレーターモデル(環境配慮:リサイクルナイロン糸使用、少し安い)[HZO669]
  • ジェネレーターモデル 2.0 [HZO699]
  • ジェネレーターモデル クール [HZO779]
  • ジェネレーターモデル ホット(スキーなど冬向け)[HZO719]

 

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管理人

1つのモデルに5種類もあって、かなりわかりにくいです!でも数種類試着したら違いありました。

結論として、富士登山におすすめなのは、

  • ①ジェネレーターモデル [HZO639]
  • ②ジェネレーターモデル(環境配慮:リサイクルナイロン糸使用、少し安い)[HZO669]
  • ③ジェネレーターモデル 2.0 [HZO699]

の3種類です。クールはメッシュ生地なのですが、着用すると肌が透けるため、見た目的にも、紫外線対策としても微妙だと感じました。

通常のジェネレーターモデル①と②はテーピング部分に縫い目があるのと生地がしっかり目です。

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管理人

今回試着した中で一番着心地が良かったのは③ジェネレーターモデル 2.0です。

テーピング部分がシームレス(縫い目が無い)で生地も透けない程度に薄くて着ていて楽でした。メーカーHPにも「軽さとはきごこちを追求(イチロー愛用アイテム)」と記載ありますが、確かに納得の仕上がりになっています。ただ、価格も一番高いため、価格重視なら普通のジェネレーターモデルがいいかもしれません。

ハイサポートモデルだけあって、総じて、非常に効果が体感できている方が多いようですね。メンズ、レディース共に登山利用者の評価が非常に高く、みなさんほぼ五つ星です。

ジェネレーターモデルには、セミロング丈とロング丈がありますが、登山用途ではロング丈が普及しています。(登山でセミロング丈を着ている方はほとんど見たことありません)

以下、登山に使った方のメンズ用とレディース用のレビューになります。

[メンズ用のレビュー]
  • 定番の安心感です(2023年12月15日):30年ほど前からスキー時に使用初めてから登山やゴルフの時に利用しておりました。4枚使用中の1枚に穴が開いたので更新です。
  • 秀逸(2023年11月12日):値段は高いですが、さすがのフィット感です。登山用に着用してますが、本当に履かない時との疲労感の違いは凄いです。来夏は夏用も買ってみます。
  • 登山 後数年は楽しめます(2024年1月25日):寄る年波 下山時 膝が痛くて 山頂でサポータを巻いて下山していましたが これを履いての登山 そんな必要なくなりました。登りも 足がスムーズ上がり 使用していた 登山ポールが不要に・・ 洋服サイズはMですが ワンサイズ下のSを 購入これも正解でした
  • フルサポートが良い(2024年5月12日):ジェネレーターは下半身のフルサポートがすごいです。エキスパートも使用していましたが、こちらはタイツ感覚でした。窮屈感ではありますが、ウォーキングや登山でもジェネレーターがおすすめです。
[出典:amazon]
CW-X(シーダブリューエックス/ワコール)
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管理人

モデルによってはamazonで1000件以上のレビュー付いてます。店舗では最も高く着心地が優れたジェネレーターモデル 2.0ですが、ネットだと価格変動によってはそれほど差が無いこともあるようです。私が確認した時は、メーカー価格順と実売価格が一致してませんでした。

[レディース用のレビュー]
  • 他丁度良い感じで満足しています。(2023年7月18日):富士登山に向けて身体の負担を少しでも軽減できればと思い購入しました。購入後試し履きで1時間ほど歩いてみましたが、程よいサポート感で良かったです。身長161cm体重52.5kg サイズL。Mでは少しキツく長時間の着用は疲れるかと思いました。
  • よかった(2023年9月15日):登山のために買いました。腰痛、股関節痛がある為、少しでも楽になればと買いましたが、結果は良かったです!本格的な山に登ったわけではありませんが、2日続けて軽めの山を登りましたが、履いている間は足の疲れも感じず、気のせいか登りも楽に感じました。脱いで歩くと足のコリを感じたくらいです。腰痛と股関節痛も出ず、楽しい登山ができました。今まで8000円位のスパッツを履いてましたが、初めからこちらにすれば良かったです。高い分の効果はあると個人的には思います!
  • やっぱりこれ(2024年3月15日):長年愛用しています。ウォーキング ジョギング 登山 やっぱりこれじゃないとしっくりきません。
[出典:amazon]

CW-X エキスパートモデル(ロングタイプ)

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エキスパートモデルは、着地時の衝撃からひざを守り、サポートラインが筋肉のムダな動きを抑え、運動時の筋肉の疲労軽減が期待できます。「ジェネレーターモデル」より機能が少ない分、価格も手頃になっています。

エキスパートモデルも2種類

エキスパートモデルは、

  • エキスパートモデル 3.0
  • エキスパートモデル クール

先程のジェネレータモデル クールは、生地全体がメッシュ生地だったのですが、このエキスパートモデル クールは、股関節・お尻の割れ目部分がメッシュになっていますが、その他の生地はしっかりした生地です。(ジェネレータモデル クールとエキスパートモデル クールは、同じ”クール”と付いてますが、かなり作りが違います)

個人的には、通気性を考えるとエキスパートモデル クールがおすすめです。

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管理人

ジェネレーターモデル 2.0とエキスパートモデル クールを試着したのですが、テーピング機能の多いジェネレーターモデル 2.0の方が着心地が楽でいいです。(さすがハイエンドモデル!) エキスパートモデル クールはテーピングがしっかりと膝に効いている感じが強いです。

予算を抑えて本格的なサポートタイツを試したい方は「エキスパートモデル」でも十分かもしれません。

以下、登山に使った方のメンズ用とレディース用のレビューになります。

[メンズ用のレビュー]
  • さすがCW-X‼︎(2023年7月27日):以前から気になっていたCW-X。違うメーカーの物も登山やランニングに使ってみましたが、今回購入したタイツを使ってみて、実感しました。疲れ度が違います!体力と体の頑丈さが取り得でしたが、少しずつ体力低下と、節々の痛みがあり、高機能タイツでサポートしたいと思っていました。これは手放せないかもです。
  • 中々いい(2023年12月28日):左膝、坂道上り下り時時々痛むので、購入。M購入するも、足の短い私には、若干長め。登山で初着用したが、膝痛に効き目抜群、全く痛まなかった。買って好かった。
  • 膝が支えられる安心感(2024年4月8日):履いてみると膝の周りにテーピングされたような心地で安心感がある。圧着効果で筋肉の疲れを軽減する効果もあるという。登山用として購入した。メッシュが施され冷感効果もある薄手の夏用モデル。
[出典:amazon]

次にレディース用のレビューより。

  • 膝に良いです(2023年9月17日):もともと同じ型番のものを持っていて、2つめの購入です。膝をガッチリ固定して、足の上げ下げが楽でした。登山には必須です。
  • 機能性抜群!(2023年10月22日):同じタイプのものをずっと10年以上愛用してきました。まだ、使えるのですが今回新しくしました。毎週の激しいバドミントンと登山には欠かせないものです。これがないと、膝を痛めるのではないか心配です。
  • 登山に最適(2024年2月16日):きつすぎず、ちょうどよかったです。登山の時に使用しましたが、嫌いな階段コースもいっもより、楽に登れました。
[出典:amazon]

より詳しい解説は下記ページに掲載しています。

 

ヘッドライト
[山小屋泊の方は必須]

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ヘッドライトは明るさが増し、機能が増えるほど、価格も上がりる傾向にあります。・・・

目覚ましく進化するヘッドライト

GENTOS(ジェントス) DeltaPeak(デルタピーク) 533H 【明るさ230ルーメン/実用点灯12時間】 DPX-533H
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科学技術の進化により、最近販売されているヘッドライトは高効率・高光量・高効率のLEDのものがほとんどです。

POINT

直視できないほど猛烈に明るいものも多数あり、新品の電池をセットしたら最も明るいモードでも十時間程度も光り続けるくらい高効率です。10年程度前に購入したヘッドライトをお持ちの方は、一度、最寄りのアウトドアショップで最新のヘッドライトに触れてみると、その変貌ぶりに驚くことでしょう。

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管理人

約10年前のハイエンドモデルより、近年モデルの低価格版の方が数倍も明るくなってます。

ヘッドライトの進化

登山用ヘッドライトの老舗のブラックダイヤモンド社の同じ名前のモデルで比較してみました。

  • コズモ:55ルーメン(2012年) ⇒ 350ルーメン(2024年)
  • スポット:90ルーメン(2012年) ⇒ 400ルーメン(2024年)

ルーメン(lm)って何?

光源から全ての方向に照射される光の量を表す単位で、数値が高いほど光の量が多くなるため明るくなります。登山ではどの程度のルーメンが必要なのか?と疑問に思う方も少なくないと思いますが、私は数年に渡って最大230ルーメン(製品名:dpx-533h,2014年購入)のヘッドライトを富士登山含め使ってきましたが、これでも十分に明るいです。

GENTOS(ジェントス) DeltaPeak(デルタピーク) 533H 【明るさ230ルーメン/実用点灯12時間】 DPX-533H

富士山の山頂ご来光に伴う夜行登山においては、

  • ほとんどが足元を照らすのに使う
  • 周囲にはヘッドライトをつけた多数の登山者がいて拡散した光で登山道が少し照らされている

といった特殊な状況です。最大光量のハイモードではなく、少し光量を落としたミッドモードで登ったこともあります。正直、富士登山ではこの230ルーメンのヘッドライトを使っていても十分に足元を明るく照らせます。

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管理人

昨今販売されているヘッドライトは200ルーメン以上の物がほとんどで富士登山では十分です。明るさ以上に光の質・価格・機能性・軽量性などに注目して選ばれたらいいのでは、と感じます。

POINT

登山用のヘッドライトを選ぶときのポイントは

  • LEDを使用したものを選ぶ
  • 点灯時間
  • 雨が降っても動作する防滴のもを選ぶ
  • 照射距離、照射範囲
  • 電源(乾電池 or 専用リチウム電池)
  • サブLED

です。

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最近販売されているヘッドライトはほとんどがLEDで点灯時間も長いため、雨が降っても動作する防滴のもを選ぶ、明るさ(照射距離)と照射範囲、電源(電池 or バッテリー)について解説したいとおもいます。

雨が降っても動作する防滴

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登山の場合、雨が降る中でも使用することがあるため防滴は大切な性能です。

POINT

野外で使うことが想定されて販売されているヘッドライトのほとんどがこの防滴ですが、どの程度の雨や水没に耐えられるかは製品によって異なりますが、雨に耐えられるよう設計されているのが一般的です。

照射距離と照射範囲

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登山時にはるか遠方を照らすことはあまり多くありません。大事なのは足元の照射範囲です。

足元の照射範囲が大事

昨今のヘッドライトは非常に明るく、照射距離も長いです。中には100m以上先まで光が届くものまであります。明るいに越したことはないのですが、登山時にはるか遠方を照らすことはあまり多くありません。それよりも、登山で使うときに重要になるのが足元の照射範囲です。

GENTOS(ジェントス) DeltaPeak(デルタピーク) 533H 【明るさ230ルーメン/実用点灯12時間】 DPX-533H

上の写真は、私が所有する2つのヘッドライトを比較したものです。暗くてわかりませんが、私が立って1つを頭に装着し、もう一つを手で持って頭と同じ高さに腕を上げて、下を照らしています。

左側のヘッドライトは、照射距離が100m以上あるもので明るいですが、照射範囲が局所的です。実際に登山で使ったのですが、明るいので照らした登山道の状況を鮮明に認識することができますが、どうしても次にどこに足を置けばよいのか、予測しにくく、何度も数メートル先を照らすために頭を動かさなければなりませんでした。

右側のヘッドライトは、中心部が遠望照射もできるよう光が強く、近距離の照射範囲を広げたヘッドライトです。このヘッドライトだと、足元の登山道の状況を広範囲で確認できるため、歩きやすいです。

電源(乾電池 or 専用リチウム電池)

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ヘッドライトの電源が、乾電池式と充電式リチウム電池式の2種類あります。乾電池式に比べ、充電式リチウム電池式はサイズも少しコンパクトになり、軽量になります。

POINT

充電式リチウム電池式の場合は、それ専用の電池で軽量・高出力にありますが、長期間使用して電池の蓄電量が劣化した場合に買い替えの可能性がでること、登山中の電池切れ対策で同じリチウム電池を予備で準備する、長年使用してバッテリーが劣化したとき同じバッテリーをメーカーが用意しているか?など、考えさせられます。一方、乾電池式はどこでも入手できる気軽さ、交換用としてすでに持っている電池が使える、など購入後も何かと扱いやすいです。

最近では、登山用品の世界的な老舗メーカー製のヘッドライト(ブラックダイヤモンド、ペツルなど)ではリスク管理に優れた専用リチウム電池とアルカリ乾電池のどちらにも対応する「ハイブリッド型」も増えています。

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使用頻度や使用環境にもよりますが、ヘッドライトは長年使えたりします。自分のスタイルにあった電源のヘッドライトを選ぶことをおすすめします。

注意点

電池式の場合、安価な電池(100均電池など)は液漏れしやすく要注意、ヘッドライトの故障の原因になります。長期保管のときは電池を抜くのが基本ですが、抜き忘れのことを考えてもメーカー製(patasonic等)の電池を推奨します。(100均アルカリ電池は液漏れ多発で私は買わなくなりました)

サブLEDは暖色がおすすめ

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山小屋での夜間使用を考えると、暖色のサブLED付きがおすすめです。

POINT

メインの白色LEDの他にサブLEDといって夜中に手元をやわらかく照らすためのLEDが付いているものがあります。サブLEDが付いているもヘッドライトの方が何かと便利です。

GENTOS(ジェントス) DeltaPeak(デルタピーク) 533H 【明るさ230ルーメン/実用点灯12時間】 DPX-533H

 

gentos_dpx-533h

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今までにさんざん登山やキャンプや車中泊などアウトドアシーンで使ってきて、青白系は一見、鮮明で綺麗に感じられるかもしれないが、長時間つかっていると少し疲れてきます。

経験談

山小屋の消灯後はサブLEDの出番になりますが、就寝前に青白い光は、体が眠いのに照明で起こされてる感じがあります。また、テントを出るときや山小屋消灯後にヘッドライトをつけるときに、青白い光は目に刺さる感じまします。暖色系は自身にも周囲の人にも優しい色なので、サブLEDは暖色系のヘッドライトがおすすめです。

人気・おすすめのヘッドライト

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登山用のヘッドライトは多数ありますが、ここではコストパフォーマンスの優れたもの、登山者から高い評価を得ているものをご紹介します。

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ヘッドライトは明るさが増し、機能が増えるほど、価格も上がりる傾向にあります。ただ、高性能化に伴い安価なモデルでも昔のハイエンドモデルの性能を超えており、よほど特殊な用途でないかぎり低価格モデルでも十分すぎる性能があります。

Lepro 300ルーメン 防水 ヘッドライト(2個セット

Lepro ヘッドライト
  • スポットビーム:300ルーメン
  • ワイドビーム:80ルーメン
  • 色温度:6500-7500k
  • バッテリー:USB充電
  • 点灯時間:4~30時間
  • 本体サイズ(1個入):6.3*4.5*3.5cm;本体質量(1個入):75g
  • ヘッドバンドの寸法:幅2.5cm×長さ60cm
  • パッケージ商品数:2個入
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Amazonで売れているヘッドライト[2023年5月時点]です。富士登山に費用十分な機能と明るさ、レビュー数2600以上で星4.3評価。格安です!

POINT

Leproというメーカーは、アメリカを本拠地とした照明機器を企画販売している会社(英語の公式HPはこちら)です。ヘッドライトの性能自体は必要十分で、登山に必要な広範囲照射(ワイドビーム)、赤色ライトも付いています。バッテリー内蔵のUSB充電式なので、別途電池を用意する必要もなく、75gと非常に軽量です。

Lepro ヘッドライト
メーカー公式動画
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正直、この性能でこの価格だとは圧倒的なコスパで、他のヘッドライトがなかなか太刀打ちできないですね。なぜかこのヘッドライトは、2個セット販売のみですが、それでも2200円程度(1個あたり約1100円)なので、登山メンバーとシェアしてもいいと思います。

amazonにレビューが3,206件(2024/05/16時点)あり、登山使用のレビューも複数掲載されています。

  • コスパいいのでは(2022年3月18日):値段を考えるとかなりいいと思います。バンドもしっかりしていて固定しやすい。登山で使いますが、十分な明るさがあります。バッテリーの持ちは一流登山ブランド(そもそも値段が違うので別物と言えるかと思います)のものに劣りますが、私は1-2時間持てばよいので十分です。耐久性は今のところ不明なので評価なしですが、機能については満足しています。
  • とても明るいし富士登山で使いやすかった(2022年7月16日):富士山登山の夜道で使用しましたが、とても役に立ちました。とくに角度が変えられるので、角度をたまに変えて照らす範囲を前方に変更する事で、登山で下を向きがちな私の首を守ってくれました。災害対策としても役に立つと思い、充電後に災害時用のバッグにも入れています。2個セットなのも良いポイントでした。
  • 富士登山に使用しました(2023年7月24日):もしものために二個組を購入しましたが、21時から日の出まで切れることなく使用できました。
[出典:amazon]
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管理人

1個だけでいい、という方は、少し光量が150ルーメンに落ち、機能も少なく(ワイドビームが無い)なりますが、類似のヘッドライトもあります。

Energizer ヴィジョンHDフォーカス HDD323

Energizer ヴィジョンHDフォーカス HDD323
  • 材質:ABS
  • 電源:電池式
  • 防水性能:IPX4
  • 商品重量:53 グラム
  • 取り付けタイプ:ハンドルバーマウント
  • 商品寸法 (長さx幅x高さ):5.9 x 3.6 x 4.9 cm
  • 輝度(ルーメン):400
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ライト・電池のグローバルメーカーEnergizer(エナジャイザー) の400ルーメンヘッドライト。富士登山に必要な機能あり、電池式とバッテリー式の2タイプある。

メーカー公式動画
Energizer ヴィジョンHDフォーカス HDD323
コメント

電池式は単4乾電池3本必要(お試し用電池付属)で53g(本体重量)+40g(単4電池3本)で総重量は93g程度になります。USB充電式は総重量80gです。ただ、実売価格が1000円程度差があり、電池式でも十分に感じます。

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管理人

より高光度な電池式好きな方におすすめです。登山時はデジタルフォーカスで照射範囲を広く調整した方が良いですね。

  • 夜の登山でも見やすく疲れない(2022年8月18日):夜の登山という、ライトの性能と信頼が求めらる環境においての使用です。程良い拡散照射と白色の色味は長時間使用でも目が疲れません。角度調節が絶妙で登りと下り、どちらも重要な足元から5mまでをキチンと狙えます。光量は必要最低限を確保しています。もうちょっと欲しいですが。価格を考えると良い製品に出会えました。尚、別の500円で買ったノンブランドは、一点集中で目が疲れますし光量不足でした。
  • 軽くて明るい✨(2023年9月10日):とても軽くて操作が簡単で明るいです。富士登山で夜中に登頂を目指した時に足元を照らしてくれてとても心強いかったです。何と言っても軽量なのが良かったです。
  • 明るい(2023年12月24日):おかげさまで富士山登山が成功した
[出典:amazon]
電池式
USB充電式

より詳しい解説は下記ページに掲載しています。

 

ザック・リュックサック
[肩への負担を軽減・背中蒸れにくい]

私も今までにいろんなザックを背負ってきました。実際に登山で使ったことあるザックは・・・

厳選おすすめのザック

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管理人

今まで様々なザックを背負ってきた経験を元にレビューします☆

背負ってきたザック(登山歴10年以上)

今までにいろんなザックを背負ってきました。以下、実際に登山で使ったことあるザック(自己所有&友人から借用)です。

それ以外にも、実際に買う前に背負ったザック(ミレー、マムート、マウンテンダックス、カリマー、オスプレーなど)は数知れず。それだけ背負うと、背負っただけでいいザックかいまいちのザックか少しわかってきた気が?します。

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自宅近くのアウトドアショップ・スポーツショップで富士登山向けのザックを実際見てきました。メーカー品のザックは2万円代のものも多く、コロナ以降は全体的に価格上がっていて驚きました。

マムート デュカン30L(イチオシ!)

Mammut Ducan 30L マムート デュカン 30L
Mammut Ducan 30L マムート デュカン 30L
POINT

実用性に富んだ優れたハイキングバックパック。Ducan 30は,何よりも抜群の軽さが特徴。サイドポケットはアクティビティの最中でも簡単に手が届く位置に配置。ショルダーストラップにはメッシュポケットも備えており,ちょっとした小物を入れておけます。エアスペースーサスペンションシステムで背中部分のベンチレーションをしっかり確保。また,締め付けすぎない伸縮性のあるチェストストラップで快適性をいっそう高めました。

  • [重量]:920g
  • [素材]100D Nylon with colored Ripstop
  • [サイズ](30 L)幅約26.0cm,高さ約55.0cm,マチ約14.0cm
コメント

マムートの日帰り&1泊山小屋対応の登山ザックです。

Mammut Ducan 30L マムート デュカン 30L

ショルダーストレップに大きなメッシュポケットが付いていて、スマホ等を収納可能です。

重量が920gと軽量ですが、背面のフレームはかなりしっかりした剛性のあるフレームが使われていて、軽量ザックながらしっかりと腰で荷重を支えることが可能です。

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実際に5kgの重りを入れて背負ってみましたが、腰で背負えました。背面フレームが(よくこの軽量ザックにこのフレーム付けたなと思うくらい)かなりガッチリしているので、軽量ザックにありがちなフニャフニャ感は皆無です。軽量化しつつも、大事なところは削らないといった心意気が感じられるザックです。

また、蒸れやすい背中部分はベンチレーションになって、背負っても風が抜けます。

Mammut Ducan 30L マムート デュカン 30L

レインカバーも標準装備です。

Mammut Ducan 30L マムート デュカン 30L

 

軽量化しつつも、背負心地は良く、ポケットも複数あって、よく考えられたザックなのですが、注意点として、荷室へのアクセスが上部(雨蓋)のみなことです。最近、背面や横にジッパーが付いていて、そこから荷室にアクセスできるものも多いですが、これは上部からのみになります。

 

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実際に手に取ってみると、細かなところまで作り込まれている優れたザックなのですが、使い勝手が独特です。

Youtubeに製品紹介している動画(英語ですが映像で使い方わかります)がありましたので、興味のある方は一度閲覧をおすすめします。

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実は今回、このザックをおすすめしたのは、優れたザックながら、実売価格が大分下がっているためです。定価は22,000円なんですが、実売価格は色によっては1万円前半を推移しています。昨今メーカー製のザックが値上がり凄いですが、ちゃんとしたザックがこの価格なのは希少で、結構売れてるみたいです。マムートのザックは背負った見た目もかっこいいですしね。

  • 軽くて機能的で使いやすい(2023年12月10日):今年8月に購入以来近郊日帰り山歩きに5回程使用しましたが、とても背負いやすく重宝しています。まず本体が軽いこと、容量が大きく荷物が入れやすい、両サイドにフレームが付いていてパッキングしやすく形崩れしない、ドリンクホルダーの位置が良い、多少重くなっても体への負担が少ないなどの利点が挙げられます。当初は、日帰り山行にはやや大きいかなとも思いましたが、実際に使用してみて改めてこのぐらいの容量が必要と考えが変わりました。これから先も有効に活用出来るよう願っております。
  • ドリンク&スマホホルダーがショルダーベルトに内蔵していて便利(2024年5月14日):20L、40Lのリュックを使用していたが、夏用に30Lが欲しくて購入。今までは後付けのドリンク&スマホホルダーを利用していたが、時間が経つとズレて来てストレスになっていた。ズレのストレスから解放された。ただ、ドリンクホルダーの位置を5cm下げて欲しい。5、600mLのボトルだと頬、顎に当たる。ポケットが少ないのが不満。腰ベルトは左しかない。本体も25L+5Lのセパレートにして、左右、正面にもポケットが有れば便利
  • これしかない(2024年6月28日):値段に躊躇するけど、さすがのメーカーでした。背中が汗で気持ち悪くならないし、何しろ軽い。しかも、いくら荷物入れても、他のスポーツメーカーのものと比べ物にならないほど重さを感じない。ストックに新しいものを1つ買い足したいレベル。
[出典:amazon]
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因みにマムートにDucan 30と一見似たようなザックのリチウム 30Lがあります。パット見で似ていますが背面の作りが違う(Ducanの方が蒸れない)のと、5kgの重り入れて背負ってみると、Ducanの方がしっかりと腰で背負えて楽でした。ただ、ヒップベルトのパッド(腰を締めるベルト)が取り外し可能なので、登山だけでなく日常使いしたい方にすごく良いと思います。実売価格はDucan 30とほぼ同じです。

  • 初登山用。(2023年10月13日):登山が趣味になるか分からないので念の為シティでも使えるよう、腰ベルトが外せてシンプルなタイプを探してリチウム30にしました(女性ですが骨格ストレートで背が170と高いのでレディースよりフィットしたのはメンズ)蛍光オレンジの紐が可愛い。登山ユーチューバーのhagiちゃんのと同じ見た目。スマホ用のポーチはベルトの腰骨に沿ってるので出し入れしずらいですが、別にポーチをつけるので満足です。
[出典:amazon]

より詳しい解説は下記ページに掲載しています。

 

帽子・ハット
[紫外線対策]

登山用で販売されているハットは、どれもある程度の機能性を持っています。・・・

各メーカーの登山用ハットとおすすめの紹介

POINT

登山用で販売されているハットは、どれもある程度の機能性を持っています。デザインで選ぶ方も多いので、各メーカーごとに紹介したいと思います。

ザ・ノース・フェイス ホライズンハット(男女兼用)

ザ・ノース・フェイス ホライズンハット

アウトドアシーンにマッチする日よけアイテムとして、THE NORTH FACEで高い人気を誇るホライズンハットです。UVケア(UPF15-30、紫外線カット率85%以上)機能をもち、頭囲にぐるりと配置したベンチレーションメッシュパネルで通気性を確保。取り外し可能なあごストラップ付き。薄くて軽く、持ち運びも便利です。

  • 【Fabric】<本体>NORTHTECH Cloth Eco(ナイロン100%)<メッシュ部>ポリエステル100%
  • 【Function】 ベンチレーションメッシュパネル/サイズ調整機能付き/取り外し可能なあご紐
  • 【原産国】 ベトナム
  • 【Size】 S、M、L、XL
  • 【備考】 適合サイズ(頭周り):S(54~56cm)、M(56~58cm)、L(58~60cm)、XL(60~62cm)
    つば長さ:(前後)7cm、(左右)7.5cm
POINT

ホライズンハットは、色の使い方が上品でデザインが優れていて、ノースフェイスのハットをかぶると不思議と若々しくみえます。今までに様々なメーカーのハットを試着しましたが、非常に良く出来ています。ノースフェイスのハットはデザイン性、かぶりやすさ、機能性すべてが優れています。見た目が似ているハットは多数ありますが、他メーカーに比べてかぶったときに違和感が少ないです。ノースのハット作りの縫製技術が高いように感じます。ホライズンハットは、発売からノースフェイスでも人気商品のようです。発売から数年経過していますが、登山を含めたアウトドアで活躍する定番ハットと言えるでしょう。

経験談

2016年6月に、このホライズンハットを妻が買いました。関東の登山ショップ店で、さまざまなメーカーのハットを試着し、最終的にこれになりました。決めては「かぶったときにかわいいから」。

ザ・ノース・フェイス ホライズンハット

色はバーントオリーブです。

ザ・ノース・フェイス ホライズンハット

頭囲にぐるりと配置したベンチレーション。内側はメッシュで、通気性を確保しつつ、虫が入らないように工夫されています。

ザ・ノース・フェイス ホライズンハット

ザ・ノース・フェイス ホライズンハット

後ろで締め具合を調節できます。

購入前に、「少しきついピッタリのサイズか、ワンサイズ上の少しゆったり目のサイズのどちらがいいかな?」と聞かれたので、「長時間つけ続ける帽子は少しゆったり目がおすすめ。きついとかぶるのが嫌になる。キャップはあご紐が無いため強風時のことを考えるとできるだけジャストサイズが良いが、ハットはあご紐で固定できるので、飛ばされる心配もない。」と回答しました。

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その後、登山や日常で使っていますが、頭心地が良く、デザインも良く、満足しているようです。「内側のメッシュの通気性(群れにくさ)はそれほどでもない」(あれだけ内側にメッシュ使ってるが見た目ほどではない)と言っました。妻の購入後、子供用の帽子も探していて様々検討しましたが、ホライズンハット キッズの構造&デザイン共に優れていて購入しました。

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ツバが大きく、重宝しています。子供も嫌がらずにかぶっていました。

購入して数年経過してますが、まだ現役で使ってます。

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2016年にホライズンハットを購入しましたが、以降ロングセラーモデルとして、販売され続けています。毎年カタログスペックは同じ?ようで、年度によりカラーが変わったりします。

ホライズンハットは複数の種類がある

2024年時点で、ホライズンハットには、

の4種類あるようです。

2024年は通常のホライズンハットは13色展開になっていますが、すべてユニセックス(男女兼用)です。サイズ展開がSからXLまでと広いのも魅力です。(XLが無いハットも多いので貴重です。ホライズンハットはスポーツショップ等でも置いていることが多いですが、XLサイズはあまり置いていないかもしれません)

  • 大きめおすすめ(2023年11月15日):頭は小さい方ですがМサイズを購入。ぴったりでした。後ろでサイズ調節できるので大きめでも大丈夫です。
  • 涼しい(2024年1月2日):涼しくて軽いので気に入ってます。ツバも広くて紫外線を防いでくれます。柔らかいのでコンパクトに折りたためて邪魔になりません。速乾なので汗をかいてもすぐに乾きます。購入して良かったです。
  • 使いやすい色、デザイン(2024年3月12日):登山に使用するために購入。色は散々悩んだけど、無難にこちらにしましたが、結果的に大正解でした。ベーシックなぶん、服やシーズンを選びません。また、ワンサイズ大きめのLにしたので、髪を結んでもとても良い具合です。
[出典:amazon]
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amazonではホライズンハットのレビュー数が 600件以上あり、在庫のある旧カラーも値下げして販売されているようです。

(モデル、色やサイズ、旧カラーなどで価格変わります。amazon、楽天共にレビュー数多いです)

ザ・ノース・フェイス ブリマーハット

ザ・ノース・フェイス ブリマーハット

夏用のトレッキングハットとして高い人気を誇るブリマーハット。頭部に通気性をもたらすメッシュパネルを配備し、日差しを避けながら快適な状態を維持します。あご紐は取り外しが可能。両サイドにバイザー止め用スナップボタンを配置し、ワイヤー入りバイザーで変形自在に形作ることができます。UVケア(UPF15-30、紫外線カット率85%以上)機能付き。リサイクル可能なナイロン素材を使用し、環境に配慮した商品です。
  • 【Fabric】 <本体>NORTHTECH Cloth Eco(ナイロン100%)<メッシュ部>ポリエステル100%
  • 【Function】 通気性に優れたメッシュパネル採用/変形自在のワイヤー入りバイザー/両サイドにバイザー留め用スナップボタン/取り外し可能なあご紐
  • 【原産国】 インドネシア
  • 【Size】 S、M、L、XL
  • 【備考】 つば長さ:6cm
経験談

2018年夏、登山(もちろん富士登山も)と日常使い用を兼ねられる通気性の優れ蒸れにくいハットを求め、都内の主要登山用品店を歩き回りました。ホライズンハットは適度なツバの硬さとデザイン性に優れ、コンパクトに収納できる非常に良くできたハットで、他メーカーも同様の構造のハットを発売するほど人気商品ですが、もう我が家に2個あるので、なにか違うハットは無いかな?と雑誌やネットで調べて探していました。様々メーカーのハットを被りましたが、自分の頭のサイズがXLで合うハットが限られていること、デザインがいまいちだったり、デザインに優れていてもツバの強度が弱すぎたりで、なかなか納得できる製品が見つかりませんでした。そして、ぐるっと一周して最初から候補だったブリマーハット(アーバンネイビー、XL)を購入しました。

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ツバ全体がある程度のコシがあります。(ホライズンハットより硬い)

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カウボーイ風にもできます。(登山で使う場面は?ですが)

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ハット上部グルーっと一周メッシュになっているため、通気性が高いです。

しかも、このメッシュは2重になっていて、中が透けにくくなっています。坊主の人は透ける程度のメッシュだと頭が日焼けしてしまうというレビューを読んだことがありますが、ブリマーハットは2重になっているので通気性は1枚より落ちるかおしれませんが、頭部焼けしにくそうです。

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頭と密着する内側部分がタオル生地のようになっているため、かぶった時の肌当たりも優しいです。

あご紐も着脱可能です。

ブリマーハット ワイヤー部分

ブリマーハットの優れた点は、上記の黄緑色の部分に細いワイヤーが入っていることです。このワイヤーのおかげでハットをかぶったときの細かくツバの形状を整えることができます。また、ワイヤーは適度に柔らかくハットを4つ折りなど小さく折りたたのも阻害しません。

実は最終選考まで残った他メーカーのハットはこれが無くて落選になりました。ある程度ツバの硬さがあると、折りたたんだときの癖が付きやすく、ワイヤー等が入ってないとその癖が取れません。ブリマーハットはこの適度な硬さのワイヤーのおかげで折り癖があっても、手で簡単に修正できるので、ツバが視界を阻害しません。

様々なメーカーのハットを見ると、改めてノースフェースのハットが本当によくできているな、と実感しました。

2018~2023年の富士登山で使用しました。

やまどうぐレンタル屋でレンタルして富士登山 吉田ルート

この日は天気が良く、風もそこまで強くなかったため、メッシュによる風抜けはそれほど体感ありませんでしたが、確かに蒸れてこもった感じがそれほど強くなかったと思います。個人的には、メッシュによる蒸れにくさより、ツバのワイヤーが秀逸で、視界の確保の調整がしやすかったです。

以上、2018年に購入したモデルのレビューですが、2024年モデルもメーカー記載のスペックが一緒と思います(カラーのラインナップが変わったくらいかと。)ハット選びで迷っている方、ぜひブリマーハット試してみてください☆ 普段遣いにも秀逸で、よほどの雨でない限り、メッシュからの雨の侵入も気になりません。

ブリマーハットもユニセックス(男女兼用)です。

  • 涼しそう(2023年10月26日):頭が大きいのでLを選んだがそれでもまだ少し余裕がある感じ。登山など長時間かぶるならこれくらい緩い方がいいかもしれない。サラサラで軽い、真夏でも快適そう。ロゴが前面で目立つのがちょっとなぁ。。。
  • 自分の顔の形にあっててリピート(2024年1月16日):海遊びや外での仕事に使用。自分に形が合っていてとても快適だし気に入って二個目です。もっといろんな色があるといいな。ただロゴマークはもっと小さいと嬉しい。
[出典:amazon]

より詳しい解説は下記ページに掲載しています。

 

靴下・ソックス
[吸汗・防臭・靴ずれ防止]

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POINT

登山用の靴下選びは、登山靴とのバランスが重要です。

例えば、薄手の靴下を履いたときでちょうどいい登山靴なのに、厚手の靴下を履くと足が圧迫されて血行不良になって足が痛くなってしまうこともあるようです。

そのため、登山靴を購入するときに中厚手・トレッキング用靴下を試着して選んだ場合、その厚さと同程度の靴下を選んだ方がよいでしょう。(非常に重要!)

千代治のくつ下  ドラロンウールト レッキングソックス【おすすめ!】

POINT
  • 国産トレッキングソックス(登山用靴下)。綿以上の吸湿・速乾性を持つドラロンウールを使用。
  • 足の蒸れと冷え・寒さを防ぎ、サラッと気持ち良い履き心地。ハードな山歩きにも対応。
  • クッション性が高く、足への衝撃を吸収します。脛までパイルが入り、登山靴とあたる所をカバーします。
  • 登山以外のアウトドア、冬の寒い職場や外仕事等の冷え対策にも使えます。つま先に「CHIYOJI」の刺繍が入っています。
  • 【製造】日本・千代田繊維工業株式会社
コスパ良くおすすめ!

私は肌寒い季節には、登山用のソックスを普段履きするのですが、普段履きにウールの登山ソックス使うのは少しもったいないな、もう少し手頃な物はないだろうか、と探していた所、通販サイトでみつけたのが、日本メーカーの千代治のトレッキングソックスです。

2017年4月に初めて購入し、寒い時期はほぼ毎日履いているため傷んできたため、2019年、2021年、2024年にも購入しています。普段履き&日帰りの登山で何度も使用しています。

繊維がドラロンウール(アクリル90%・ウール10%)95%・ポリエステルポリウレタン5%と、ほぼ化繊割合が多いため耐久性はかなりあります。

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パイルもかなりしっかりしています。何度も洗濯してますが、徐々に毛羽立ちますがそれほどでもありません。クッションのパイルもほとんど潰れません。日本メーカーなので製造技術が高いのかもしれません。気になる防臭性も日帰り登山ではほぼ臭いしません(防臭性はウール混紡割合の多いスマートウールには劣ります)。

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主に日帰り登山でこの靴下を履くことが多いです。日帰りは千代治の登山靴下、1泊以上&雪山はメリノウールの混紡割合の多いソックス、というように使い分けています。千代治の登山用靴下を使い始めて5年以上になりますが、非常に履き心地良く耐久性があり、寒い時期は普段履きとしても使っています。何度も使うと毛玉が付くので、毛玉取り機でメンテンナスしています。登山用靴下として価格が手頃ながら完成度が高く、amazonや楽天で高評価なのも納得です(^^)

価格は2足で¥2,420、1足あたりは約1,210円と手頃ですが、1足のバラ売り無く、2足単位の購入になってしまいます。メンズ用、レディース用共にamazon・楽天のカスタマーレビューが非常高いです。

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管理人

富士登山や頻繁に日帰り登山する方、秋冬春用の普段使いできる暖かい靴下をお探しの方に非常におすすめです。カラーバリエーションも豊富です。人気で生産が追いついていないのか、度々在庫切れになります。

  • さすが日本企業(2023年12月27日):とにかく履き心地が良い。締めつけ感は無く、厚いので底のクッションも効いている。そして、こんなに良い製品が安い。ここの夏用のソックスも履いているけど、どちらも最高です。
  • めちゃくちゃいい!(2024-04-08):登山用靴下を探してたどり着きました。めちゃくちゃいいです。厚みもしっかりあって、なによりシンデレラフィット!大抵の靴下は大きくて踵がズレてしまうのですが、こちらはピッタリしっくりでとても履き心地が良いです。他の普段用の靴下も試してみようと思います。
[出典:amazon/楽天]

(※「千代治 トレッキング ソックス」はネット販売のみで、登山用品店では置いてません。)

ナイガイ メリノウール 登山ソックス

ナイガイ 登山 ソックス
POINT
  • サイズ : 23-25cm、25-27cm
  • 仕様・特徴 : アーチサポート、メリノウール使用(混率20%)、総パイル編み、厚手
  • 素材 : アクリル・毛・ナイロン・ポリウレタン (メリノウール20%)
  • ブランド:NAIGAI TRAIL(ナイガイトレイル)
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ナイガイという靴下専門メーカーが開発した登山用ソックスです。「登山好きなスタッフが考えた納得の登山用靴下」というキャッチコピーですが、本当にそれを感じさせる完成度です。

ナイガイ 登山 ソックス
ナイガイ 登山 ソックス
ナイガイ 登山 ソックス

パイルは高密度ですが、靴下自体は柔らかいです。

ナイガイ 登山 ソックス

登山ソックスとしては夏登山で使われる中厚手よりも少し厚いです。

ナイガイ 登山 ソックス

メリノウールが20%使用され、実際に1泊2日の富士登山でも使ったことありますが、登山後に全くニオイしませんでした。

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管理人

このナイガイの登山用靴下もかなりおすすめです。千代治の登山用靴下とどっちがいい?と聞かれたら、どっちでもお好きな方で、と答えるかもしれません。千代治は最低購入単位が2足セット(¥2,420)なので、1足だけ欲しい方はナイガイがいいかもしれません。

千代治と比べると、千代治の方が靴下生地が詰まっていてしっかり感あります。ナイガイは靴下自体は千代治よりも厚みがあるものの、ふわふわ感があって優しく包まれている感じがあります。

防臭性は、どちらも優れていますが、千代治はウール約10%、ナイガイは20%ですし、少しナイガイの方が防臭性が高い感じがします。

私はどちらも使ってきたのですが、靴下の耐久性(何年使えるか)では、少しナイガイの方が強いと思いました。デザイン性は、千代治の方が選択肢があってかわいいデザインもあるので、登山+冬の普段履きで千代治の方が本数多いです。

「富士登山用で1足だけ欲しい」という方は、ナイガイの方が安く済みます。性能も間違いないです。ナイガイもレビュー数多く、評価も高いです。

ナイガイ 登山ソックス
  • 良いです(2024年4月27日):この製品にしては値段が安いのでとりあえず1足購入。登山で4回使用。ベタつき 臭い ほとんど感じません。これは登山靴も関係するかもですが歩行中もずれません。コスパ最高。追加購入しました。
  • 登山で使用してます(2024年5月17日):厚みもあって、クッション性もあり、登山で使ってます。価格もお手頃で、良いと思います。
[出典:amazon]

グレー、ネイビー、レッドの3色あります。

より詳しい解説は下記ページに掲載しています。

 

登山靴
[防水・転倒防止・足首の捻挫防止]

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富士登山にも適していると思われる各メーカーの代表的な登山靴・トレッキングシューズをご紹介します。

経験談

登山靴はお店で試着して購入するのが基本です。しかし、首都圏なら登山専門店が多数ありますが、地方になると限られるか、品揃えも限られるかもしれません。(購入者レビューがある程度あることから、意外と登山靴を通販で購入している方もいるようです)そこで、私自身が試着してこれは、というおすすめも掲載しておきますので、登山靴選びの参考にしてみてください。

登山靴を通販で購入する前に大切なこと

サイズは普段の+1cmを選ぶ。例えば足が26.0cmなら27.0cmを選ぶ

理由:下山時に傾斜を下るとき多少足先が前にずれるのですが+1cm程度の余裕を持つことにより、つま先が靴の先端に当たることによる痛み、爪割れ・内出血を防ぐ。

普通の靴が合わない人は要注意です!

理由:スニーカーなど普通の靴を履いて、なかなか足が合わない方は要注意です。多くのメーカーが日本人の足型で作っていますが、それから大きく違っている可能性が高いです。店舗で試着して購入するのが無難です。

キャラバン(人気&定番)

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キャラバンは創業65年の登山靴メーカーです。足型の守備範囲が広く、足型がバッチリ合うというよりは、それとなく誰でも合うような作りになっているのが特徴です。

C1_02s (メンズ&レディース)  重量: 約590g(26.0㎝片足標準)

POINT

履き口まわりに柔らかな生地やクッション材を採用し、足首を優しくホールド。 指先まわりはゆとりを持たせ、アキレス腱部分は足首が動きやすいように浅めにカットするなど、つま先部分にはTPU樹脂カップを採用し、指先をしっかりと保護。 さらに、悪路でもグリップ力を発揮するキャラバントレックソールや、着地時の衝撃を吸収するインソールクッションシステムなどで歩行性能を高めた、キャラバンシューズの顔とも呼べる人気モデル。

コメント

登山入門者が使いやすいように設計された、キャラバンシューズの代表的なモデルです。このモデルは登山ショップなら必ず置いてある、といってもいい登山靴です。指先がゆったりしています。ただ、足先まで靴紐がないため、ゆったり加減は調節できませんが、それだけに足入れしやすくなっています。あらゆる形状の足でも包有できる万人のための初心者向け登山靴というところでしょうか。価格も控えめで手ごろです。低予算でそれなりにしっかりした登山靴をお探しの方におすすめです。

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管理人

ロングセラーモデルのため、amazon、楽天、共にレビュー数が多く評価も高いです。amazonでは2,000以上のレビューがあり、富士登山使用者のレビューも複数あります。

  • 富士登山に最適(2022年8月22日):毎年富士登山をしていて、これで2足目です。これとは別のローカットの登山シューズで登った時は、ゲイターやスパッツを付けなかったので、バンバン小石がシューズ内に入って酷い目に遭いました。今年既にこれで一度富士山に登りましたが、ハイカットなので砂走りも快適でした。富士登山には最適です!
  • グリップ最高!(2023年8月15日):このトレッキングシューズで富士登山に行って来ましたが、岩場では全く滑る事なく登頂できました!
  • 重くない(2024年4月24日):富士登山に向けて購入。足慣らしに丹沢大山に日帰り登山。重くないので、登り、下りとも足が痛くならず、楽でした。
  • 足の親指が痛くない。(2024年5月12日):別の登山靴で坂道を降る際、靴内部で足が滑り親指が出血。今回購入した靴は、フィト感があり、滑ることもなく快適。
[出典:amazon]

より詳しい解説は下記ページに掲載しています。

 

装備・持ち物リスト

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管理人

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。

【簡易版】「42項目」富士登山の装備・持ち物リスト一覧(クリックで開きます)

服装・装備・持ち物の準備リスト一覧(簡易リスト)

  • -遭難、怪我のリスクを防ぐ最重要装備
  • -登山の安全性・快適性が向上する装備
  • -登山の安全性・快適性が多少向上する装備
  • -あれば便利な装備

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