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- サングラスは、紫外線対策、砂埃対策、強風対策として有効
- 薄い雲では UV-Bの 80%以上が透過し、屋外では太陽から直接届く紫外線量と空気中で散乱して届く紫外線量がほぼ同程度である。
- 標高が 1000 m上昇するごとに UV-Bは 10 〜 12 %増加する。
- 眼へのばく露に限ってみると、UVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用で 90%減少する。
- 山も緑も湖も花も自然な色で見えるスモーク系が断然おすすめ
- 可視光透過率30%前後のすこし明るいのがおすすめ
- UV加工がレンズに練りこまれているサングラスがおすすめ
富士登山でサングラスはいるの?

富士山では、紫外線対策、砂埃対策、強風対策としてサングラスが有効です。
サングラスの機能・性能、登山に適したサングラスの選び方を解説します。紫外線対策、砂埃対策、強風対策の3点から解説したいとおもいます。
紫外線対策

標高が3776mの富士山は、下界に比べ紫外線量も増えます。そのことは、理論的な数値を知らずとも、晴れの日に富士山を登れば強烈な日差しにより、体感でわかります。
富士宮ルート 日差し強くハットとサングラスを着用
富士山の標高が3776mのため、およそ平地の130%-140%程度と考えられます。
砂埃対策

富士山の場合、晴天が続いて山の地表が乾くと、非常に砂ぼこりが舞いやすくなります。
前の登山者が歩いたときに立ち上った砂埃が後続の人に降りかかります。
2012/08/24 御殿場ルートの大砂走り 歩くと砂埃が舞い上がる
2018/07/19 吉田・須走下山ルート
2018/07/19 須走ルート 砂走り

この現象は、砂利道の下山道(吉田・須走・御殿場ルートの下山道)で起こりやすいです。私も何度か、この砂埃を被ったことありますが、前の登山者との距離が詰まっていると、それがずっと続くので結構しんどいです。
2018/07/19 富士登山 下山時の状況
目は、サングラスをしていればある程度防げますが、タオル等で鼻や口をふさぐことになる(まともに砂埃を吸っていられない)ため、呼吸が苦しくなります。サングラスから話がずれますが、マスクはできるだけ持って行くとよいでしょう。
強風対策

これはめったに無いですが、まれに夏の富士山で晴れていても強風が吹き荒れることがあります。その時にサングラスが無いとまともに前が見られない、ということもあります。
富士山は強風になると、小さな小石が風で舞って飛んでくることがあります。2023年の富士登山では、山頂付近で時折瞬間的な突風が吹き、小さなン石(複数個)が何度か顔に当たりました。サングラスを着用していたため、ほとんどはパチパチとレンズで跳ね返せましたが、1回だけ顔とサングラスの間から小石が目に入り痛かったです。何度も瞬きして取り除けました。
富士山では山頂付近になると風が強くなりやすいです。山頂付近になると突風が吹くこともあります。山頂付近まで登った頃は疲労で突風を気にしている余裕もありません。今回の富士登山でサングラスは重要装備だなと、改めて実感しました。(私の周囲の登山者のほとんどがサングラス付けてました)
7月12日(水)12:13の富士山頂上(富士宮口)です。まだまだ風が強く、雲が流れてきています。多くの外国人登山者が登ってきています。気温8.4℃、体感温度は氷点下です。少し外に出ただけで、顔中砂だらけになります。 pic.twitter.com/8cm999yjBX
— mush(植田めぐみ) (@mushphoto) July 12, 2023
まとめ
日本にはさまざまな山がありますが、富士山はその標高と特殊事情ゆえ、サングラスの出番が多々あります。雨の場合はサングラスは使いません(水滴がレンズに着いて視界がゆがむため)が、それ以外の天候ではほぼ使うことが多いです。サングラスは必須装備ではありませんが、できれば用意したほうがよい装備の一つです。

私は毎年、富士登山に必ずサングラス持っていきます。
サングラスレンズの基本的な機能・性能
市販のサングラスのレンズを見る時のポイントとして、
- 紫外線カット(UVカット)機能
- 偏光機能
- 調光機能
- レンズ効果
- 特殊なレンズ素材
が挙げられます。
紫外線カット(UVカット)機能

商品により紫外線のカットの性能が違います。
紫外線が目に入ると、目が真っ赤になる角膜炎や目の水晶体が白く濁る白内障の原因になるといわれています。さらには、女性にとって大敵?である日焼けの原因にもなります。
目に紫外線が入ると、脳は「メラニンを作れ」とメラニン生成を促し、直接肌に紫外線が当たった時と同じ状態になり、肌に紫外線が当たらなくても肌が黒くなるそうです。
サングラスレンズのほとんどがUVカット(紫外線カット)の加工がされています。しかし、商品により紫外線のカットの性能が違います。
消費者庁の定める『家庭用品品質表示法』によると、サングラスを『サングラス』『偏光サングラス』『ファッション用グラス』の3種類のいずれかに分類して表示するように義務づけています。
商品表示の品名欄に『ファッション用グラス』と書いてある製品は紫外線カット機能が低いものが多いので要注意です。商品表示には紫外線透過率が書かれているので、その数値も必ず確認しましょう。紫外線透過率とは、紫外線を透過する割合のことです。
紫外線透過率が1%であれば紫外線カット率は99%、紫外線透過率が0.1%であれば紫外線カット率は99.9%ということになり、紫外線透過率の値が低いものほどUVカット効果が高くなります。
また、環境省の紫外線環境保健マニュアル2020(P32)には、
色の濃いサングラスをかけると、眼に入る光の量が少なくなるため瞳孔が普段より大きく開きます。そのため、紫外線カットの不十分なレンズでは、かえってたくさんの紫外線が眼の中へ侵入し、危険な場合がありますので注意しましょう。
とも書かれています。
さらに、そのUVカットの加工の違いも確認したいところです。レンズ表面にコーティングを施しただけのレンズと、レンズの素材に内臓(練りこんだような)レンズがあるようです。当然ながら、コーティングのものはレンズ表面に傷が付けば、その部分はUVカット効果が落ちます。それに対し、レンズの素材に内臓したものは、レンズに穴でも空かない限りUVカット効果が持続するといわれています。
数千円程度のサングラスはコーティングだけのものが多く、1万円を超えるものはレンズの素材にUVカットが内臓のものが多いそうです。
富士登山はもちろんのこと、登山でサングラスをかけているとレンズが傷つきやすいです。レンズに付着した砂ぼこりを取るときに傷つきますし、何よりサングラスを落とした、ザックの中に収納したときに他のものとぶつかるといった人為的な傷が付きます。
富士登山を1回楽しめればいい、という方ならコーティングのものでいいとおもいますが、何度も使う方はUVカット内臓のものを選ぶことをおススメします。
偏光機能
偏光サングラスには偏光レンズが使われています。偏光レンズは目に入る光のうち、映像の見え方を狂わせる乱反射光(雑光)を取り除く、優れた特長があります。体感として、視界がクリアで目が疲れにくくなります。
偏光レンズには、、コーティング加工のものと偏光膜をレンズ挟みこまれていてます。コーティング加工は数千円程度の安価なサングラスで採用されているそうで、傷つくとその部分の偏光効果がなくなるそうです。偏光膜をレンズ挟みこんだものは、お店でガラスケースに収納されているような1万円程度するサングラスに採用されていて、コーティングよりも強く偏光性能も良いそうです。
無積雪期の登山において、偏光性能は必須ではありません(※積雪期は雪面からの反射光がすごいので偏光レンズの方が見やすい)。偏光サングラスにすると価格が上がることもあり、使っている人もいますし、使っていない人もいますが、個人的な経験から言えば、偏光の方が多少見やすくなります。
偏光サングラスについて詳しく説明されている動画があるので掲載しておきますね。
調光機能
調光レンズは、周囲の紫外線量によりレンズの色濃度が変化し、見え方を調整してくれるレンズです。 紫外線の量にあわせてサングラスが濃くなったり、薄くなったりするため便利です。

最近、調光レンズサングラスを購入しました☆ 色の変化テストしてみました。
ただ、その反面、紫外線の量で勝手に色の濃度が変わるため、自分の都合で調整できません。また、着色時間に比べて、退色時間が長くなります。それだけでなく、調光機能には寿命がありるそうです、調べたところによると数年程度で調光性能の劣化が起きると言われています。
調光レンズは紫外線量の変化に応じてレンズの色(濃淡)が変化し、様々な時間帯、天候に対応できるレンズです。ただし、その特性上およそ3年ほどで変化の度合いが8割程度になります。[出典:SWANS]
手持ちのサングラスのコーティングが剥離して、交換レンズとして調光レンズを購入してみました。2023年1月に購入してまだ登山では使い込んでませんが、紫外線量で色が変化してくれるのは結構便利です。特に、日中でも樹林帯で日陰に入った時や薄暗い朝・夕方はほぼ透明のレンズとなるため、視界が良好です。ただ、まだ使い込めてませんので、もう少し使い込んでからいろいろ記載したいと思います。
レンズ効果
一流メーカーのサングラスは着用していても裸眼に近い状態で対象物を見られるようなっています。
サングラスをかけて対象物が本来の位置からずれて見えると、眼と脳がそのイメージを補正しようと働き続け、疲労が蓄積されるのを防ぎます。逆に、あまりに値段が安いようなサングラスはレンズ機能も考慮して設計しているか不透明です。
特殊なレンズ素材

登山で使うと、傷つきやすい状況が多く、落とすこともあるため、強靭なポリカーボネイト素材がおすすめです。
サングラスのレンズの素材として、ガラスやプラスチック、ポリカーボネイトが使われています。
ガラスレンズは万が一サングラスを落としたときに割れてしまい、破片を回収するのが大変ですし、危ないのでおすすめしません。
ポリカーボネイトは透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性などにおいて高い物性を示し、防弾ガラスの材料として使われているようです。
1000円とかの安いサングラスではプラスチック、1万円超えるようなスポーツ用サングラスにはポリカーボネイトが使われています。登山で使うと、傷つきやすい状況が多く、落とすこともあるため、強靭なポリカーボネイト素材がおすすめです。
登山用としてサングラスを選ぶ時のポイント
いままでに数本のサングラスを登山で使ってきて、いろいろとわかってきたポイントがあります。
それは、
- レンズの可視光線透過率
- レンズの色
- フィット感
- 軽量性
- 防風性
- 蒸れにくさ
です。
レンズの可視光線透過率

可視光透過率30%前後のすこし明るいのがおすすめです。
レンズの外側から内側に通過する可視光線の割合で、レンズの明るさを示します。レンズの外側に照射される可視光線の量を100として、レンズを通過して内側に到達する量がどれぐらいかという比率。
数値が高ければレンズを通した視界は明るく、低ければ視界は暗くなります。
![]() |
|
可視光線透過率 高いレンズ | 可視光線透過率 低いレンズ |
晴天時は可視光線透過率が約15%、曇りで45%以上がいいといわれていますが、

富士山では天候がコロコロと変わりやすいので、可視光透過率30%前後のすこし明るいのがおすすめです。あまり暗いレンズを使うと、曇りや雨のときに視界が悪くなりますし、日の出や日の入近くの時間帯で使えないためです。
レンズの色

自然の色彩をそのまま見れるスモーク系が断然おすすめです。
サングラスのレンズの色によって見え方が大きく変わります。
以上のように、それぞれレンズの色によって特長があります。
私はその昔、3年ほどブラウン系のサングラスレンズを使ってました。確かに見やすいのですが、北海道の大雪山を歩いているときにに気づいてしまいました。「レンズ越しに見える雄大な自然の景色が本来の色じゃないじゃん!と。。。」 せっかく登山して、見える色が自然のものと違うってなんかもったいない気がしませんか? なので、私は登山用のレンズとして山も緑も湖も花も自然な色で見えるスモーク系が断然おすすめです☆
フィット感
登山は激しいスポーツと異なり、緩やかな動きが多いです。ただ、富士登山では長時間におよぶ上り下りが続きます。できるだけフィット感があって、多少汗をかいてもズレ落ちにくいサングラスがおススメです。
軽量性
軽量性は登山時の負担を軽減する(といってもそれほど大差ないとおもいますが)ためにも、軽量のものをおススメします。また、軽量であることはサングラスがのっかる鼻や耳の負担を軽減します。
防風性
実は登山においてサングラスというのは、ゴーグルの役割も兼ねます。富士山では強風や砂ぼこりが舞うこともありますので、しっかりと目を守れるレンズが大きめのサングラスがおススメです。
蒸れにくさ
蒸れにくいサングラス探しはとっても大切です!蒸れるとサングラスが曇るため、かえって視界が悪くなります。防風性を考えてレンズを大きくすると、その分蒸れやすくなりがちです。
目とレンズの距離、レンズの大きさ、顔とレンズの距離は、絶妙の調節が大切で、”鼻あて”で調節できるものが便利です。
余談・・・雪山でもサングラス使うなら
登山用におすすめ、人気のサングラス

登山用に向いているのはスポーツ用サングラスです。
登山ショップなどで販売されているサングラスメーカーとしてさまざまなメーカーがありますが、ここでは代表的なメーカーのサングラスをご紹介したいとおもいます。
SWANS(スワンズ)

SWANS(スワンズ)は日本のメーカー。日本人の顔の形にあったサングラスでどれもフィットしやすい。価格も高すぎない。
SWANS(スワンズ)を手がける山本光学株式会社は1911年創業、2011年に創業100周年を迎えています。
100年を超える歴史の中で培われた技術により、トップアスリートや一般ユーザーからも評価が高いです。(詳しくは”SWANSの特徴”を参照してください。)
日本のメーカーなので、日本人の顔の形にあったサングラスでどれもフィットしやすいと思います。ほとんどのモデルのレンズ素材として、強靭なポリカーボネイトが使用されています。UV加工もレンズに練りこまれているため、傷による劣化も心配ありません。

以前、登山ショップでスワンズのサングラスをいくつかかけ比べてみましたが、どれもビタッとしっくりきました。さすが日本メーカーです!
SWANS(スワンズ) エアレスウェイブ 偏光レンズモデル SA-501
- サイズ : 横幅145mm / 高さ37mm
- 重さ : 15g
- ケース付き
- 日本製
材質はポリカーボネートなので、強靭です。UVカットもレンズに練りこんであり、紫外線を99.9%以上遮断します。実際にお店で試着してみましたが、重量が15gと非常に軽く、まるでサングラスをかけているのをわすれるようです。日本のメーカーなので、日本人の顔にフィットします。登山はもちろんのこと、あらゆるシーンでサングラスを使いたい方におすすめです。

登山だけでなく日常でも使いたい方向けです。
以下、amazonのカスタマーレビューです。
- オールマイティ(2021年5月8日):もともとは登山用に購入。とても軽くて柔らかく、使用している事を忘れるほど。今では登山、ゴルフ、運転にとオールマイティに使用。手離せないのでもう一つ買いました。
- 紫外線対策に(2023年2月14日):ウォーキングや登山に使っています。普段は透明ですが、紫外線で色が変わるので便利です。色も濃すぎず満足しています!
エアレスウェイブには、複数のレンズセットがありますが、登山対応となると
- 偏光スモーク:可視光線透過率 27%(晴天〜曇天向き))
- 調光レンズ:可視光線透過率:84-17%(晴天~夜間使用可:紫外線により変化)
が選択肢かな、と思います。(※調光レンズは3年ほどで変化の度合いが8割程度になります)
OAKLEY(オークリー)

アメリカ発祥の世界のスポーツサングラスのトップメーカー。
あらゆるトップアスリートが愛用していて、価格も高いが、性能については実績もあります。(詳しくは、オークリー アイウェアテクノロジーを参照してください)
歪みやひずみのないシャープでクリアな視界、本来見えるべき位置に正確に対象物を映し出す、世界最高水準の耐衝撃性能とUVプロテクションで世界最高水準を追求しています。UVカットの性能が99%が多い中、オークリーは完全100%カットです(100%は珍しい)。 レンズは最も純度の高いポリカーボネイトから成り、至近距離から散弾銃で撃っても割れないほどの優れた強度を誇ります(その状況は登山ではないです) 。サングラスのレンズの色やその他パーツなど、カスタマイズできる幅は圧倒的です。ただし海外メーカーのため 基本欧米人向けの形状です。

USフィット(グローバルフィット)とホリの浅い日本人向けのモデル「アジアンフィット」があります。アジアンフィットでも相性でますので、興味のある方は実店舗で試着して選んだ方が良いです。
オークリーのスポーツサングラスの代表格が「レーダーロックパス」です。レンズが大きめかつフィット感も高く、登山はもちろんのことその他のあらゆるスポーツに向いています。
私は旧モデルのレーダーロックを使ってます。アジアンフィットといっても、私の場合はノーズパットの高さが足りず、厚いノーズパッドを別途購入して付けてます。現モデルの「レーダーロックパス」もほぼ同じ形状なので、高さが合わない方はご参考に。
「オークリー サングラス」の人気製品一覧
大手通販サイトのサングラスの売れ筋ランキング
ネット通販だとメーカー関わらず、店舗販売に比べてかなりの値引き率で販売されています。中には、一流メーカーそっくりのサングラスが2000円程度ので販売されています。
amazon「スポーツ用サングラス・ゴーグル 」の 売れ筋ランキング
富士登山1回の使用や、その後もほとんど使う予定がない方は、そういうものでも十分かもしれませんが、長期的にサングラスを使う予定の方は、信頼のおけるメーカー製のものを選ぶことをおすすめします。大手メーカーと同じような性能表記されていても、サングラスの製法や性能の良し悪し(初期性能値からの劣化スピードなど)がわからないためです。サングラスは長期間使っても性能の劣化が一見してわからないのが難しいところです。
実は昔、1000円のスポーツサングラスを使っていたのですが、買って2年目くらいの雪山で眼が赤くなってしまい、これはマズイとおもって買い換えた経験があります。。。最近では、2023年に手持ちのオークリーサングラスが故障して急で2000円くらいのサングラスをスポーツショップで購入してスキー行ったら、少し目が赤くなりました。。。名の通ったメーカー製のレンズだと目が赤くなるようなこと起きてません。信頼できるメーカー製のサングラスを推奨します☆
オークリーは値段が1万~3万円ぐらいしますが、スワンズなら1万円程度で安心して使えるサングラスを購入できます。
まとめ
- サングラスは、紫外線対策、砂埃対策、強風対策として有効
- 薄い雲では UV-Bの 80%以上が透過し、屋外では太陽から直接届く紫外線量と空気中で散乱して届く紫外線量がほぼ同程度である。
- 標高が 1000 m上昇するごとに UV-Bは 10 〜 12 %増加する。
- 眼へのばく露に限ってみると、UVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用で 90%減少する。
- 山も緑も湖も花も自然な色で見えるスモーク系が断然おすすめ
- 可視光透過率30%前後のすこし明るいのがおすすめ
- UV加工がレンズに練りこまれているサングラスがおすすめ
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
環境省 紫外線環境保健マニュアル2020(環境省)【資料はこちら】により抜粋。