富士登山の4ルート比較と人気ランキング!

お知らせ [2021/09/13更新]

富士登山の閉山関連情報

2021年の夏山シーズンが終了し、富士登山オフィシャルサイトより閉山に関する情報が公開されています。

1.夏山期間以外は、富士山山頂への登山道は通行止めとなっています
2.富士登山における安全確保のためのガイドライン(3つのルール)
 (1)万全な準備をしない登山者の夏山期間以外の登山禁止
 (2) 「登山計画書」を必ず作成、提出
 (3)登山者のマナーとして「携帯トイレ」の持参
>> 詳細はこちらをご確認ください。
レンタル装備の活用@2022年夏山シーズン

富士登山装備をゼロから買い揃えるのは数万円かかります。昨今、登山装備のレンタルが充実していて、初期費用もかなり抑えられますのでぜひご活用ください。


富士山の各登山ルートの概略図、特徴の比較(登山口(五合目)標高、歩行距離、所要時間・コースタイム、山小屋数)、近年の登山者数について掲載、解説します。

富士登山の4ルート比較

主な富士山の登山ルートは大きく4つあります。(他にもいくつかあります。) fujisan_top1.jpg

吉田ルート [ルートカラー:黄]
  • 開通:2021年7月1日(木) 〜 9月10日(金)
  • 登山口(五合目)標高:2305m
  • 歩行距離:15.1km (登り-7.5km,下り-7.6km)
  • 所要時間(休憩含まず):約9時間20分 (登り-約6時間,下り-約3時間20分)
  • 山小屋数:18
富士宮ルート [ルートカラー:青]
  • 開通:2021年7月10日(土) 〜 9月10日(金)
  • 登山口(五合目)標高:2400m
  • 歩行距離:10km (登り-5.0km,下り-5.0km)
  • 所要時間(休憩含まず):約7時間40分 (登り-約5時間,下り-約2時間40分)
  • 山小屋数:9
須走ルート [ルートカラー:赤]
  • 開通:2021年7月10日(土) 〜 9月10日(金)
  • 登山口(五合目)標高:2000m
  • 歩行距離:14km (登り-7.8km,下り-6.2km)
  • 所要時間(休憩含まず):約8時間10分 (登り-約5時間40分,下り-約2時間30分)
  • 山小屋数:12
御殿場ルート [ルートカラー:緑]
  • 開通:2021年7月10日(土) 〜 9月10日(金)
  • 登山口(五合目)標高:1440m
  • 歩行距離:19.5km (登り-11.0km,下り-8.5km)
  • 所要時間(休憩含まず):約10時間40分 (登り-約7時間30分,下り-約3時間10分)
  • 山小屋数:9

登山口を見ると、各登山ルートの五合目の標高がまったく違います。(※調査の結果、五合目と名前が付けられる明確な基準はないようです。) 所要時間は、休憩を含まない値です。普通は山小屋付近で何度も休憩せざるえない状況になるはずなので、プラス数時間くらいは見ておいた方が良いでしょう。特にご来光待ちなどしていると、滞在時間がさらに長くなります。  

富士登山ルートの人気ランキング

fujisan_top1.jpg

4つの登山ルートの全登山者数、登山者数ランキングです。(カッコ内はその年の全登山者数に対する割合)

2021年度(R3年)

吉田ルートの山小屋 予約2~3割

2021.6.26のニュースより、吉田ルートの山小屋の予約がコロナ以前の2~3割と低調であることが報道されました。今年は近年増えていた外国人旅行者の富士登山も非常に少なくなると予想され、さらに国内登山者の数も少なくなると予想され、近年に無いくらい静かな富士登山シーズンとなるかもしれません。

2020年度(R2年)

コロナウイルスの影響で、閉山

2019年度(H31・R1年)

[全登山者数;235,646]
  1. 吉田ルート(写真:黄色)   

    -登山者数;149,969(64%)
  2. 富士宮ルート(写真:青色)  

    -登山者数;53,232(23%)
  3. 須走ルート(写真:赤色)   

    -登山者数;20,215(8%)
  4. 御殿場ルート(写真:緑色)  

    -登山者数;12,230(5%)

※1:平成30 年は、富士宮ルートでカウンターの不具合による欠測期間(8月14 日~9月10 日)が発生。そのため、2018年度(H30年)は全登山者数に対する割合表示は割愛しました。

2018年度(H30年)

[全登山者数;208,161(※1)]
  1. 吉田ルート(写真:黄色)   

    -登山者数;150,845(-)
  2. 富士宮ルート(写真:青色)  

    -登山者数;18,828(※1)
  3. 須走ルート(写真:赤色)   

    -登山者数;26,696(-)
  4. 御殿場ルート(写真:緑色)  

    -登山者数;11,792(-)

※1:平成30 年は、富士宮ルートでカウンターの不具合による欠測期間(8月14 日~9月10 日)が発生。そのため、2018年度(H30年)は全登山者数に対する割合表示は割愛しました。

2017年度(H29年)

[全登山者数;284,862]
  1. 吉田ルート(写真:黄色)   

    -登山者数;172,657(61%)
  2. 富士宮ルート(写真:青色)  

    -登山者数;70,319(25%)
  3. 須走ルート(写真:赤色)   

    -登山者数;23,475(8%)
  4. 御殿場ルート(写真:緑色)  

    -登山者数;18,411(6%)
※上記以前の登山者数はこちら

2016年度(H28年)

[全登山者数;245,675]
  1. 吉田ルート(写真:黄色)   

    -登山者数;151,969(61%)
  2. 富士宮ルート(写真:青色)  

    -登山者数;59,799(24%)
  3. 須走ルート(写真:赤色)   

    -登山者数;20,996(9%)
  4. 御殿場ルート(写真:緑色)  

    -登山者数;15,697(6%)

2015年度(H27年)

[全登山者数;230,348]
  1. 吉田ルート(写真:黄色)   

    -登山者数;136,587(58%)
  2. 富士宮ルート(写真:青色)  

    -登山者数;57,912(25%)
  3. 須走ルート(写真:赤色)   

    -登山者数;24,005(10%)
  4. 御殿場ルート(写真:緑色)  

    -登山者数;15,713(7%)
ここ数年は、富士登山者の約6割が吉田ルート、約2割が富士宮ルートを登っています。一番人気は吉田ルートです。過去数年の登山者数の推移を見ると、登山者数の増減はあるものの、各ルートの登山者割合は不思議とほとんど変わっていません。(参考資料:環境省)  

吉田ルートの特長(写真:黄色

kawaguchiko1.jpg この登山ルートは、夏の富士登山でもっとも登山者が多く、にぎわいます。そのため、夏のピーク時期の7月、8月の土日とお盆には大混雑します山小屋の数18個ともっとも多く、初心者にやさしいルートです。道がしっかりと整備されていて、歩きやすいです。(他の登山道と比べて) 上りの道(写真右側ルート)と下りの道(写真左側ルート)で分かれています。 ただし、登山ルートの山頂から富士山の最高地点の剣ヶ峰(3776m)が1番遠いため、剣ヶ峰へ行く≒お鉢めぐりすることになります。

⇒ 吉田ルートの詳細(登山地図・マップ、特徴、距離、所要時間、山小屋数、注意点)はこちら  

富士宮ルート(写真:青色)の特長

fujinomiya1.jpg 富士宮口の登山ルートも、非常に人気があります。登山道が細いことと、なにより上りと下りの道が同じため、登山者が多い時期、時間帯は混み合いがちです。登山は上り優先なので、下山者は登ってくる人の合間を見ながら下山することになります。そのため、他の登山道の中でもっとも距離が短いものの、混雑する時期はさほどスムーズに登る事ができません。 ただ、登山距離が短い剣ヶ峰が近いという理由で、人気の登山道であることは間違いありません。

⇒ 富士宮ルートの詳細(登山地図・マップ、特徴、距離、所要時間、山小屋数、注意点)はこちら  

須走ルート(写真:赤色)の特長

subashiri1.jpg 須走口登山ルートは、8合目から吉田口登山ルートと合流します。この登山道は、上り始めが樹林帯で木々の緑に覆われた登山道を上ります。そのため、緑の富士山と森林限界の富士山のどちらも楽しめる、ちょっとお得なルートです。8合目からは、吉田口ルートと合流するため、そこから先は大渋滞しやすいのが特長です。剣ヶ峰を目指す場合は、吉田口と同じくお鉢めぐりをする感じになるでしょう。 下山道は7合目からは砂走りとなっていて、じゃりだらけの道に足をズボズボ入れながら下りることになり、ヒザにとってやさしいのが特長です。

⇒ 須走ルートの詳細(登山地図・マップ、特徴、距離、所要時間、山小屋数、注意点)はこちら  

御殿場ルート(写真:緑色)の特長

gotenba1.jpg 写真をみてわかるように、登山道がとーーーっても長いルートです。他のルートのだいたい2倍くらいあります。しかも登山道に山小屋が5個と少ないというデメリットがあります。(つまりトイレが少ないということ)そして、ひっそりと隠れてトイレするような場所もほとんどないため、女性には厳しいかもしれません。どちらかというと中上級者向きの登山ルートと言えるでしょう。 ただ、下山道の大砂走りは非常にフカフカの砂利道で、ものすごく楽しいですし、下山も早いです。登山者が少ないため、登山道はあまり渋滞することがないようです。 このルートで日帰りはかなりハードなため、1泊登山かつ体力に自身のある方向きの登山ルートといえるでしょう。

⇒ 御殿場ルートの詳細(登山地図・マップ、特徴、距離、所要時間、山小屋数、注意点)はこちら  

翻訳(translate web)

  • CLIMBING MT. FUJI IN JAPAN

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運営者

 
あいさつ

過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

無積雪期(7月~9月中旬)

富士山を快適に楽しく登るための登山装備・登山道具

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