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富士登山「ルート3776」の出発起点は「田子の浦みなと公園」と「富士塚」のどっちが良い?

日記

富士登山「ルート3776」の出発起点は「田子の浦みなと公園」と「富士塚」のどっちが良い?

以前から気になっていた「ルート3776」の登山起点に行ってきました!

https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fukidasi01-e1629959733265.png
管理人

前々から「なぜ起点が2つあるの?」と感じていたので、今年の富士登山前に行ってみました。

ルート3776とは?

富士市が設定した海抜0メートルから富士山頂(標高3776メートル)を目指す全長約42キロメートルの登山ルートです。

「ルート3776」の起点は2箇所

[出典:富士市]

上の図のように「ルート3776」の起点(出発地点)は2箇所あります。

起点① ふじのくに田子の浦みなと公園

最初に「ふじのくに田子の浦みなと公園」に行ってみました。

ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776

この日は7月中旬でしたが、最高気温が35℃程度あり、かなり暑いです。

登山者にわかりやすいように公園の入り口付近にルート3776の”のぼり旗”が複数立っています。

公園内に進むと・・・

 

ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776

赤い矢印のところにBOXあります。

 ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776  ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776

中開けてみました。

 ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776

  • 挑戦計画書提出BOX
  • 「ルート3776」ガイドブック
  • スタンプラリーシート

など様々置いてあります。

 ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776

せっかくなので、スタンプ押してみました。

 ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776 ルート3776は「富士山へ、0ゼロからの挑戦」のタイトルにもあるように、海抜0mからの挑戦となります。

せっかくここから出発するなら、海から出発したいところですが・・・

 ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776

公園から海は見えるのですが、波打ち際が厚いテトラポッドの壁で覆われています。

 ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776

このテトラポッド、公園から見渡すとどこまで続いてるんだ?というくらいずーーつとあります。

 ふじのくに田子の浦みなと公園 ルート3776

公園は非常に綺麗。でも海には近づけない

容易に海に近づけないのが残念です。因みにこのテトラポッドはからない大きめで乗り越えるの大変そうで私は海に近づく気持ちが失せました。

単に海に近づくなら、この公園より田子の浦港の方がずっと海面近くに寄りれますね。(田子の浦港 漁協食堂で昼ごはん食べました) 個人邸にはこのルートに挑戦するなら海触ってから挑戦したいですね。

 

後で地図で調べたところ、田子の浦みなと公園の前はテトラポッドがありますが、google mapの航空写真で確認したところ、ルート3776のBOXから西側に700~800mほど行った場所からテトラポッドの壁が切れて波打ち際まで行けるようです。

本当の海抜0の海面から行きたい!海に触ってから行きたい!という方は、行く前にgoogle mapの航空写真で確認して行ってみてください。

 

 

起点② 鈴川の富士塚

次に、起点②となっている「(鈴川の)富士塚」へ行きます。田子の浦みなと公園から鈴川の富士塚まで田子の浦港をぐるーっと周って行くのですが、車でも10分くらい(約4km)かかります。

富士塚には数台停められる駐車場あります。

鈴川の富士塚 ルート3776

入り口に起点の看板、BOXあります。

鈴川の富士塚 ルート3776 鈴川の富士塚 ルート3776 鈴川の富士塚 ルート3776

富士塚のスタンプはこんな感じ。

鈴川の富士塚 ルート3776

富士塚は富士登山の歴史的背景もあり、田子の浦みなと公園と少し違って、解説のプリントがガイドブックに入ってます。

鈴川の富士塚 ルート3776

同じ内容の看板もあります。

鈴川の富士塚 ルート3776

 

鈴川の富士塚 ルート3776

富士塚を参拝します。

鈴川の富士塚 ルート3776

鈴川の富士塚は地図でみるとわかりますが、それほど大きくはありません。

少し歩くと、奉納台が見えてきます。

鈴川の富士塚 ルート3776

この日は富士山が雲で見えませんでしたが、晴れていれば、

鈴川の富士塚 ルート3776

こんな感じで見えるようです。

鈴川の富士塚 ルート3776

 

道端に石が置いてあります。

鈴川の富士塚 ルート3776 鈴川の富士塚 ルート3776

石を持つと・・・

鈴川の富士塚 ルート3776

熱い!!! 日差しで石がアツアツ。持っていられないので、日陰にあった石に変更。

鈴川の富士塚 ルート3776

 

鈴川の富士塚 ルート3776

参拝します。

この富士塚は、正面の入り口から富士塚を参拝して、奥の道に行けます。

鈴川の富士塚 ルート3776

公園と比べて、富士塚の方が厳粛な感じというか、これから富士山に登るんだ、という感じがすると思います。

また、こちらの方が駅が近くて、電車移動の方は富士塚起点がおすすめです。

鈴川の富士塚 ルート3776

ルート上には目印あり

ルート3776の登山ルートには、ルートがわかるように、様々な目印があります。

鈴川の富士塚 ルート3776  鈴川の富士塚 ルート3776 鈴川の富士塚 ルート3776

最後に

今回、前々から気になっていたルート3776の2つの起点を視察してきましたが、起点までどのように移動するかという移動手段により、変わってくるのかなと感じました。車で起点まで送ってもらえるのならどちらでもOKですが、電車で移動なら富士塚が吉原駅が近く、富士塚から出発がいいと思います。因みに、田子の浦みなと公園と富士塚は約4キロ離れていて、両方寄るのは体力に自信ある方向けですね。

私が視察した日は気温35℃くらいでしたが、天気が良くて車移動で少し歩くだけでも肌着がかなり汗で濡れました。一般的に富士登山といえば五合目出発が多いですが、五合目の気温は真夏でもおおよそ20~25℃程度と涼しく登山しやすい気温ですが、ルート3776は距離以上に最初(標高が低い地点での移動)が暑くて大変そうと感じました。

最近では、youtubeで「ルート3776」のキーワード検索すれば、複数の動画が投稿されています。挑戦される方は、公式サイトと共にyoutube動画も参考にしてみてください。

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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