登山の服装・装備・持ち物の準備リスト一覧

富士登山に挑戦される方々の お役にたてると思って、準備リストを作ってみました(^^)

富士山は標高3776mの日本一高い山です。森林限界(2500m程度)を超えると強烈な陽射しや雨や風をやわらげてくれる樹木がありません。

時には照りつける太陽光、時には体がよろける程の風、時には横殴りの雨、急激な気温変化、そしていつも薄い空気・・・まるで巨大な、剥き出しの自然に身を置く・・・そして登山装備は、人間が大自然と優しく触れ合うための緩衝材になります。

登山当日の大自然の動きを完全に予測することは困難ですが、可能性の高い事象に対して事前に準備しておくことは可能であり、人間の培ってきた智慧でもあります。

以下に、富士登山における服装・装備・持ち物の準備リスト一覧を掲載しています。皆様の登山に少しでもお役に立てれば幸いです。

※関連ページ:富士登山装備のレンタル1泊2日2500円~。近年の登山用品のレンタル事情・特徴・価格

 

服装・装備・持ち物の準備リスト一覧(簡易版、チェックリスト付き)

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☆・・・必ず必要な装備
○・・・できれば用意したい装備
△・・・あれば便利な装備

 

服装・装備・持ち物の準備リスト一覧(概要付き)

装備の重要度を で表現してみました。

5つ星 = 最重要の必須の装備、1つ星はあれば便利なくても可 といった位置づけとしています。

基本の服装・装備・持ち物

重要度 コメント
雨具・レインウェア・カッパ
雨具・レインウェア・カッパ
必ず必要です。たとえ天気予報が晴れでも絶対に必要です。これを持たずに山へ行くことを”無謀”と言っていいでしょう。少なくともこのサイトを見たかたには、悲惨なめにあってほしくないので、必ず用意してください。

⇒ 「 雨具・レインウェア・カッパの重要性と選び方 」 はこちら

アンダーウェアアンダーウェア,インナーウェア できればあったほうがいいでしょう。より快適な登山をサポートしてくれます。

⇒ 「 アンダーウェアの重要性と選び方 」 はこちら

防寒用ウェア
防寒用ウェア
早朝の山頂の平均気温は5℃前後、風が吹くと体感気温は氷点下になります。
必須アイテムです。⇒ 「 防寒用ウェアの重要性と選び方 」 はこちら
パンツ・ズボン
パンツ・ズボン
ジーンズなど綿の素材のズボンは伸縮性が悪く動きにくく、濡れると乾かずに体温の低下を招くので不適です。

⇒ 「 パンツ・ズボンの重要性と選び方 」 はこちら

手袋・グローブ
手袋・グローブ
岩場を素手で掴むと切り傷などのケガをしやすくなります。休憩時に冷えないためにも、保温性のある手袋が必要です。

⇒ 「 手袋・グローブの重要性と選び方 」 はこちら

靴下・ソックス
靴下・ソックス
靴擦れ防止のため、厚手の登山用のソックスがいいでしょう。予備を一足忘れずに。

⇒ 「 靴下・ソックスの重要性と選び方 」 はこちら

帽子・ハット・キャップ
帽子・ハット・キャップ
日中は日除けのため、つばの広い帽子もあると良いでしょう。日除け用としてはタオルやバンダナでも代用可能です。

⇒ 「 帽子・ハット・キャップの重要性と選び方 」 はこちら

ネックウォーマー
ネックウォーマー
首は皮下脂肪が少なく、体の中で熱が奪われやすい部分です。
ネックウォーマーがかさ張らずコンパクトなので、防寒に役立ちます。⇒ 「 ネックウォーマーの重要性と選び方 」 はこちら
登山靴・トレッキングシューズ
登山靴・トレッキングシューズ
足首を覆うミドルカットやハイカットのシューズを必ず用意しましょう。
さらにGore-texなどの防水性があるものがBESTです。⇒ 「 登山靴・トレッキングシューズの重要性と選び方 」 はこちら
フットスパッツ
フットスパッツ
登山用のレッグカバーです。靴の履き口から砂や砂利の進入を防ぎます。
ローカットの靴の方は必ず準備しましょう。⇒ 「 フットスパッツの重要性と選び方 」 はこちら
ザック・リュックサック・バックパック
ザック・リュックサック・バックパック
行動中に手が自由に使えるように、両肩で背負うバックパックが必要です。
容量は荷物の量にもよりますが、25~30L程度が理想的です。⇒ 「 ザック・リュックサック・バックパックの重要性と選び方 」 はこちら
ザックカバー
ザックカバー
富士山の天候はコロコロと変わりやすいです。晴れていてもしばらくすると雨が降り出すことも多いです。あらかじめ、雨が降りそうな場合はザックカバーを用意するとよいでしょう。

⇒ 「 ザックカバーの重要性と選び方 」 はこちら

ヘッドライト・ヘッドランプ
ヘッドライト・ヘッドランプ
夜間の照明として、また夜明け前からの登山には必需品です。
手に懐中電灯を持つと歩きにくく危険ですので、必ず頭につけるタイプを用意しましょう。⇒ 「 ヘッドライト・ヘッドランプの重要性と選び方 」 はこちら
水筒
水筒
行動中の飲み物を入れるもの。ペットボトルでも構いません。
一人1~1.5Lくらいを目安に用意するとよいでしょう。⇒ 「 水筒の重要性と選び方 」 はこちら
昼食・行動食(おやつ)
昼食・行動食(おやつ)
パン、ナッツ、チョコレート、ゼリー飲料、飴など、昼食とおやつとして、適量を必要です。
好きなもの、火を使わずに手早く食べられるものを用意するとよいと思います。⇒ 「 昼食・行動食(おやつ)の重要性と選び方 」 はこちら
ビニール袋 ゴミ袋として、また、濡れては困るものの防水パック用として、大小各数枚用意するといいでしょう。
タオル・手ぬぐい
タオル・手ぬぐい
2枚ほど。汗を拭いたり、首に巻いて日中は日焼け対策にも使えます。
ティッシュ お手洗いで使う場合もあります。
洗面用具
洗面用具
歯ブラシ(山では歯磨き粉なしで磨くようにしましょう)
また、富士山では水が貴重なため、トイレに手洗い用の水はありません。
手を洗いたい、洗面をしたい時に、ウェットティッシュがあると便利です。
健康保険証 万一に備えてお持ちください。身分証明書にもなります。
腕時計
腕時計
どんなものでもOKです。濡れたり汚れたりしても大丈夫なものが良いでしょう。
携帯電話 携帯電話が通じる場合がありますので、緊急時に役立ちます。
日焼け止めクリーム
日焼け止めクリーム
富士山は日差しを遮るものがなく、標高も高いため紫外線がとても強いです。

 

お金(100円玉など) 山小屋にあるトイレの使用料(チップ制)などに必要です。
水や食料などを山小屋で購入するときに必要になります。
適度なお金は持っていくことをおすすめします。⇒ 「 富士登山におけるお金の重要性と役割 」 はこちら

 

あると便利な道具

重要度 コメント
トレッキングポール
トレッキングポール
現地の山小屋で販売されている木製の金剛杖は重くて持ちにくいため、杖としては使いにくいです。
杖に焼印をされたい方は、リュックサックの脇に差して携帯するのに便利な短い金剛杖も販売されています。
脚力に不安がある方、膝・腰が弱い方は、両手に持つタイプのトレッキングポールの使用をおススメします。⇒ 「 トレッキングポールの重要性と選び方 」 はこちら
サングラス
サングラス
紫外線が強いため、特に下山後に車を運転される方は目を紫外線から保護しましょう。
また、コンタクトレンズ着用の方は、強風時に目に砂埃が入ることを防ぐことが出来ます。⇒ 「 サングラスの重要性と選び方 」 はこちら
耳栓or携帯ミュージックプレイヤー
耳栓or携帯ミュージックプレイヤー
山小屋での快眠グッズです。

⇒ 「 耳栓or携帯ミュージックプレイヤーの重要性と選び方 」 はこちら

防水スタッフバック 荷物を小分けする防水袋が登山用品店で販売されています。
ビニール袋は使用時に破ける可能性があり、また消灯後の山小屋ではビニールのカサカサ音が周囲の迷惑になります。
使い捨てカイロ
使い捨てカイロ
夜間や早朝ご来光を待つ間にあると役立ちます。
常備薬 必要であれば。
カメラ
カメラ
雨に濡れないように袋やケースなどをお忘れなく。

⇒ 「 カメラの重要性と選び方 」 はこちら

 

下山後のために

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着替え どのような天候であっても、富士登山は登山時間が数時間になるため登山服は汗や砂ぼこりで汚れます。着替えを用意することをおすすめします。特に温泉へ行く方はお忘れなく!

⇒ 「 着替えと温泉 」 はこちら

履き替える靴やサンダル 雪山登山でない限り、登山靴は100%土で汚れます。(雪山はむしろ靴が綺麗になります。)しかも足は多量の汗をかきます。
登山後に疲れた足を休ませるためにも、足が楽になるゆったりめの靴やサンダルをお持ちになることをおすすめします。⇒ 「 履き替える靴やサンダルについて 」 はこちら

翻訳(translate web)

  • CLIMBING MT. FUJI IN JAPAN

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あいさつ

過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめてみました。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があって最高です!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります。

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

無積雪期(7月~9月中旬)

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富士登山の服装・持ち物・装備リスト一覧

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