富士登山@2026年(令和8年度)
2026/07/12更新
富士山「完全開山」|山頂へ繋がる4つのルートが開通しました
富士登山を安全に楽しむためには、事前にルートと地図を確認しておくことが大切です。 富士山の登山地図には、公的機関が作った地図・登山地図アプリ・当サイト作成のシンプル地図・有料の紙地図など、いくつかの種類があります。
初心者の方は、まず公式マップで全体像を確認し、登山当日はGPSで現在地がわかる登山地図アプリを併用するのがおすすめです。麓から登る方や、スマホの電池切れが不安な方は、紙の登山地図も用意しておくと安心です。
目的別おすすめの富士登山地図
| 目的 | おすすめの地図 | 理由 |
|---|---|---|
| はじめて富士山に登る | 公式マップ+登山地図アプリ | 全体像と現在地の両方を確認しやすい |
| 吉田・富士宮など五合目から登る | 公式マップ+YAMAP・ヤマレコなど | 主要ルートは情報が多く、GPSでの現在地確認もしやすい |
| 麓・一合目・古道ルートから登る | 紙地図+登山地図アプリ | 範囲が広く、分岐や下山計画の確認が特に重要 |
| 海外の友人と一緒に登る | 英語版の公式マップ・多言語パンフレット | ルールや注意点を一緒に確認しやすい |
| スマホの電池切れが心配 | 紙地図+モバイルバッテリー | アプリだけに頼らない備えになる |

実はどの地図も、同じ登山道を紹介しているものがほとんどです。ただ、作っている団体によって見やすさ・詳しさ・載っている情報の量がけっこう違います。
登山がはじめての方には、情報を絞った「シンプルな地図」の方が全体の流れをつかみやすくおすすめです。
逆に「くわしい地図」は、もっと細かく知りたいという方にぴったりです。

このページでは、無料・有料それぞれの富士登山地図をまとめてご紹介します。自分に合った地図を見つける参考にしてください。
- [無料]富士山地図-公的機関作成 [特徴:全体像をつかみやすい/範囲:主に五合目より上]
- [無料]富士山地図-オンライン・アプリ [特徴:くわしい地図/範囲:麓からのルートも掲載]
- [無料]富士山地図-シンプル版/日本語・英語(当サイト作成)[特徴:全体像をつかみやすい/範囲:五合目より上]
- [有料]富士山地図-書店等で購入できる地図 [特徴:くわしい地図/範囲:麓からのルートも掲載]
2026年度(令和8年度)の富士登山に関する情報は、すでに各行政から発表されています。当ページも最新情報を確認しながら随時更新していますので、登山直前にもう一度チェックしてみてください。


名前:Masaki T (登山歴16年)
経歴:2007年から富士登山に挑戦し、通算22回。関東最大級だった登山用品店で約4年勤務し、富士登山の接客も100回以上経験。現在も月1回登山を継続し、装備・高山病・登山中のトラブル対応などの実体験をもとに、安全で楽しい富士登山情報を発信しています。


Masaki T (登山歴16年)
富士登山記録・運営者情報
経歴:2007年から富士登山に挑戦し、通算22回。関東最大級だった登山用品店で約4年勤務し、富士登山の接客も100回以上経験。現在も月1回登山を継続し、装備・高山病・登山中のトラブル対応などの実体験をもとに、安全で楽しい富士登山情報を発信しています。
[無料]公的機関が作った富士山地図
![[無料]富士山地図-公的機関作成](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fujitozan-map-12_result.avif)
![[無料]富士山地図-公的機関作成](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fujitozan-map-12_result.avif)



市町村や県が作った地図には、登山に役立つ情報がたくさん詰まっています!



各登山道を管轄する市町村(富士吉田市・小山町・御殿場市・富士市など)がそれぞれ作成しているため、ルートごとに地図のデザインが異なります(最初は少し戸惑うかもしれません)。その分、バスの時刻表や山小屋の営業期間など、地域ならではの情報が充実しています。


吉田・須走・富士宮・御殿場の4ルートをまとめて確認できるので、公式ガイドマップやルートごとの特徴を知りたい方は、まずこちらを見ておくと安心です。



2026年版の各ルート案内図(PDF)は、以下から直接ダウンロードできます。
各ルートの地図は、下記の「富士登山オフィシャルサイト」にまとめて記載あります。


登山口などで配られている冊子「富士山へ登る人のために」(通称:マナーガイド)は、ネット上でも電子書籍として読むことができます。
日本語・英語版/中国語(繁体字)版/中国語(簡体字)版/韓国語版/ポルトガル語版に対応していて、シンプルな登山地図も載っています。海外から来る友人・知人を案内するときは、まずこれを渡してあげると親切です。
なお、2026年度からは、富士登山の事前手続き(入山手続き)に関する案内パンフレットも、タイ語・インドネシア語・ベトナム語を含む多言語で用意されるようになりました。入山手続きについては、この後の章でもご紹介しています。
オンライン・アプリで見る登山地図





富士山の登山ルートを全部カバーしていて、スマホからもサクッと確認できます。麓から登る方には特におすすめです!
富士登山で使える地図アプリ・オンライン地図の比較
| 地図・アプリ | 特徴 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| YAMAP | GPSで現在地確認がしやすく、活動記録も残せる | 初心者・一般登山者 | 地図は事前ダウンロード推奨 |
| ヤマレコ/らくルート | 登山計画・ルート確認・記録に強い | 計画をしっかり立てたい人 | ルート作成・記録機能は少し慣れが必要 |
| 富士山アプリ | 富士山の4ルート専用。ルート逸脱の音声通知あり | 富士登山に特化したアプリを使いたい人 | 富士山専用のため、他の山では使えない |
| 静岡県FUJI NAVI | 静岡県側3ルートの入山手続きと簡易マップ機能を兼ねる | 富士宮・御殿場・須走ルートを登る人 | 吉田ルートの手続きには使えない |
| 地理院地図 | 国土地理院の公的地図。地形・標高・等高線を確認できる | 地形をより詳しく見たい人 | 現在地案内やルート記録など登山向け機能は弱い |





登山アプリの地図は、パソコンのブラウザからも見られます。
ただ、スマホにアプリを入れておけば、地図上に自分の現在地が表示されるのでさらに安心です。特に迷いやすいルートを歩く場合は、登山前のインストールを強くおすすめします。
万が一遭難して救助を呼ぶことになった場合も、正確な現在地がわかることが命綱になります。



特に、吉田ルートと須走ルートは下山道の八合目付近で分岐があるため、誤って反対側に下りてしまう道迷いが例年発生しています。
富士登山オフィシャルサイトでも、下山前に地図等でこの分岐を確認するよう案内されています。地図アプリで現在地を確認しながら下山すると、分岐の見落としを防ぎやすくなります。
麓から登るルートでは、携帯電波が届かないエリアもあります。地図アプリを事前にダウンロードしておけば、電波がなくてもGPSでの現在地表示は可能です。ただし、地図アプリはバッテリーの減りが早くなるので、使わないアプリは終了する、機内モードを活用するなど、バッテリー対策もあわせて行いましょう。
2026年度の富士登山では、全ルートで1人1回4,000円の通行料・入山料が必要です。ただし、吉田ルートと静岡県側3ルートでは手続きの方法が異なり、地図機能が使えるアプリも違います。混同しやすいポイントなので、下の表で整理しておきましょう。
| ルート | 手続き方法 | 地図機能 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 吉田ルート(山梨県) | 「富士山吉田ルート通行予約システム」での事前決済、または現地窓口での支払い | 登山地図アプリではありません | 事前予約は任意です。山小屋宿泊予約とは別物なのでご注意を |
| 富士宮・御殿場・須走ルート(静岡県側) | 「静岡県FUJI NAVI」アプリでの事前登録・事前学習・入山証(QRコード)取得が基本 | 現在地の標高や目的地までの所要時間、気象情報などを確認できるマップ機能あり | 未登録でも現地の五合目で手続き可能。ただし学習・書類作成・支払いに時間がかかり、混雑することもあるため、基本的には事前登録がおすすめ。14時〜翌3時に入山する場合は山小屋宿泊が必要 |
| 登山中の現在地確認(全ルート共通) | 登山前にアプリをインストール | YAMAP・ヤマレコなどでGPSによる現在地確認が可能 | 電波が届かないエリアもあるので、地図は事前にダウンロードしておく |



つまり、静岡県FUJI NAVIは地図機能つきの公式手続きアプリですが、吉田ルートの通行予約システムは地図アプリではありません。
吉田ルートを登る方も、登山中に現在地を確認したい場合はYAMAPやヤマレコなど別の登山地図アプリを用意しておくと安心です。
開山期間や入山料など手続きの詳しい流れは、当サイトの開山情報のページでもくわしく解説しています。



一合目や古道ルートから登る方は、登山届(登山計画書)の提出もおすすめします。
「コンパス~山と自然ネットワーク~」では、富士山専用のQRコードから、ログインなしで登山届を提出できます。万が一のときに、家族や捜索側がルートを把握できる安心材料になります。



登山地図アプリはいろいろありますが、ここでは初心者の方にも使いやすい定番のアプリをご紹介します。
※どちらも無料で使えますが、会員登録が必要な場合があります。



また、富士登山オフィシャルサイトでは、道迷い防止のための無料アプリ「富士山アプリ」も案内されています。
電波が届かない山中でもGPSで現在地を確認でき、あらかじめ設定したルートを外れると音声で知らせてくれるのが特徴です。
吉田・須走・御殿場・富士宮の4ルートに対応しているので、YAMAP・ヤマレコとあわせて入れておくと安心です。
もう少し詳しい地形を確認したい方には、国土地理院が提供する「地理院地図」もおすすめです。国が公開している公的な地図で、標高や等高線、災害情報なども無料で確認できます。
[無料]当サイトオリジナル地図(シンプル版・日英対応)
![[無料]富士山地図ー簡易版(日本語・英語)](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/Fuji_Climbing_Map.jpg)
![[無料]富士山地図ー簡易版(日本語・英語)](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/Fuji_Climbing_Map.jpg)
(制作には、ウェブデザイナーさんと英語が得意な友人にも協力して頂きました)


富士山全体を1枚で見られる地図と、ルートごとに拡大した地図をご用意しました。カラーでもモノクロで印刷しても見やすいように配色しているので、そのまま登山に持って行っても安心です。国内外を問わず再配布・転載もご自由にどうぞ(事前のご連絡は不要です)。
日本語版・英語版の2種類があり、必要な情報だけにしぼったシンプルな作りにしています。ほとんどの方が登る五合目より上のエリアをカバーしています。
全体地図(簡易地図)
吉田ルート地図(簡易地図)
富士宮ルート地図(簡易地図)
須走ルート地図(簡易地図)
御殿場ルート地図(簡易地図)
[有料]紙の富士登山地図
![[有料]富士山地図(紙)](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fujitozan-map-10_result.avif)
![[有料]富士山地図(紙)](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fujitozan-map-10_result.avif)



大きな紙の地図は全体像をつかみやすく、登山口までの移動も含めた計画が立てやすいのが魅力です。
![[有料]富士山地図(紙)](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fujisan-map02-1024x683.png)
![[有料]富士山地図(紙)](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fujisan-map02-1024x683.png)



富士山はこれだけ無料の地図が充実しているので、有料地図の出番はやや少なくなってきています。とはいえ、「山と高原地図」は水に強い大きな紙に印刷されていて、グループで地図を囲んで相談するときなどにとても便利です。



『山と高原地図 富士山 御坂山地・愛鷹山 2026』は2026年2月20日発売、価格は税込1,760円です。特に、麓や一合目からの古道ルートに挑戦する場合は、全体像がひと目でわかる紙地図が心強い味方になります。
富士登山前に確認したい地図まわりのチェックリスト
- 登るルートと下山ルートを確認した
- 公式マップで山小屋・トイレ・救護所の位置を確認した
- 登山地図アプリをスマホに入れた
- 地図データを事前にダウンロードした
- モバイルバッテリーを準備した
- 入山手続き・通行料の支払い方法を確認した
- 登山届を提出した、または提出方法を確認した
- 同行者にも地図やルートを共有した
よくある質問(FAQ)
Q. 富士登山に紙地図は必要ですか?
A. 必須ではありませんが、あると安心です。特にスマホの電池切れが心配な方、麓や一合目からの古道ルートを歩く方には心強い味方になります。五合目からの主要ルートだけなら、公式マップとアプリの併用でも十分対応できます。
Q. スマホの地図アプリだけで大丈夫ですか?
A. 多くの方はアプリだけでも問題なく登れます。ただし、電波が届かないエリアがあることや、バッテリー切れのリスクもあるため、地図は事前にダウンロードしておき、モバイルバッテリーも準備しておきましょう。
Q. 富士山で電波が入らない場所でも、地図アプリはちゃんと動きますか?
A. 基本的には使えます。YAMAP・ヤマレコ・富士山アプリなどは、GPS衛星の電波を使って現在地を特定する仕組みなので、携帯の電波(4G/5G)が圏外でも現在地表示が可能です。ただし、地図データは登山前にオンライン環境でダウンロードしておく必要があります。自宅やWi-Fiのある場所で地図を保存し、登山前にオフライン状態でも地図が開けるか確認しておきましょう。
Q. 「静岡県FUJI NAVI」は登山地図としても使えますか?
A. 現在地の標高や目的地までの所要時間など、簡易的な地図機能は使えます。ただし、YAMAPやヤマレコのような詳細なルート地図とは性格が異なるアプリなので、より詳しく地図を確認したい方は登山地図アプリも合わせて用意しておくと安心です。
Q. 無料の地図だけで足りますか?
A. 五合目から登る一般的なルートであれば、公式マップと登山地図アプリなど無料の地図だけで十分対応できます。有料の紙地図は、より詳しい情報が欲しい方や、複数人で計画を相談したい方に向いています。
Q. 吉田ルートを登る場合、静岡県FUJI NAVIは必要ですか?
A. 不要です。吉田ルートは山梨県側のルートなので、通行料の支払い・予約は「富士山吉田ルート通行予約システム」が窓口になります。静岡県FUJI NAVIは、富士宮・御殿場・須走ルート(静岡県側)の手続きに使うアプリです。
Q. 富士山アプリとYAMAP・ヤマレコはどちらを使えばいいですか?
A. どちらか1つでも十分ですが、不安な方は併用すると安心です。富士山アプリは富士登山専用でルート逸脱の音声通知が便利、YAMAP・ヤマレコは活動記録や汎用性の高さが強みです。大切なのは、登山前に一度アプリを開いて操作に慣れておくことです。
地図とあわせて確認したい富士登山情報

? をタップすると各アイテムの解説が表示されます
- ◎着替え
- ◎予備電池
- △水筒
- △防水スタッフバック
- ○腕時計
- 必須飲み物・水分
- 必須行動食・食事
- ○ファーストエイド
- ◎常備薬
- ◎洗面用具
- ◎携帯電話
- ○酸素缶
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