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- 登山中の食べ物は、消化の負担になりにくいものを選ぶ
- 昼食は冷たくても美味しく食べられるものがおすすめ
- 空腹で動けなくなる前に、ちょこちょこつまみ食いする感じで栄養補給する
以下、詳しく記載しています。
富士登山1回の消費カロリー
2018/07/18 吉田ルート 九合目~ルート頂上

富士登山1回で消費するカロリーは約3000kcal~4000kcalと言われています。(登山ルート、体重により異なります)
フルマラソン(42.195㎞)の消費カロリーが約2500kcalと言われていますので、富士山を登るということがどれほどエネルギーを消費するかが理解できるかと思います。
昼食・行動食(軽食・おやつ)の役割

登山では昼食の他に、行動食と言われる登山途中に食べる食料(軽食・おやつなど)からエネルギーを補給します。
富士山のように長時間におよぶ登山では、まめな栄養補給がかかせません。気分転換や登山を楽しむ上で、昼食や行動食はとても重要です。仲間と食べものを分け合えば、みんな楽しく笑顔になって、富士登山の思い出に花を添えることになるでしょう。
昼食・行動食の選び方
2018/07/18 富士登山中の管理人の行動食
昼食と行動食の選び方のポイントを解説します。
昼食の選び方

昼食は、消化の負担になりにくく、冷たくても美味しく食べられるものがおすすめです。
富士登山では昼食を山頂や途中の山小屋前のベンチで食べる方が多いと思います。山頂は風が強く寒いですが、天気がよければ非常に雄大な景色をながめながら食事できます。

例えば、おにぎり各種、手巻き寿司、サンドイッチ、調理パンは、手をほとんど汚さず、冷めても美味しく、ゴミも包装紙ぐらいなので登山におすすめです。
あまり揚げ物が沢山盛られた脂っこい弁当(焼肉弁当・カツカレー弁当など)は、消化に時間がかかるため、登山で疲労した体には厳しかったりします。その後の下山で気持ち悪くなるかもしれませんのでご注意ください。(その昔、山頂でコンビニで買ってきた焼肉弁当をたべたのですが、冷え切っていることもあり白く固まった油など少し気持ち悪くなったことがあります)
できるだけ荷物を軽くして登りたい方は、山小屋で昼食をとるのも良いかもしれません。メニューは、カレー、ラーメン、うどんなど限られていて、価格は1000円前後します。それでも温かいごはんが食べられますし、山小屋の中で食べるので落ち着いて食事できます。特に悪天候(雨や強風、気温低い)時は、無理せず上手に活用しましょう。
行動食の選び方

行動食とは登山中にこまめにエネルギー補給するための食べ物です。行動食も揚げ物のお菓子等は避けて、できるだけ消化に時間のかからないものを持っていくことをおすすめします。(一度ポテトチップスを持っていったことがありますが、気持ち悪くなってしまいました)
登山においては、おにぎりやパンなどの炭水化物を行動食として食べることも多いです。行動食は、一度に大量に食事してしまうと消化の負担になりエネルギーに変換するのに時間がかかってしまうため、ちょこちょこつまみ食いする感じがよいと言われています。

富士登山は消費エネルギーが高いですが、食べ過ぎはかえって胃腸に負担がかかり、体調不良や元気低下の原因になります。経験上、お腹が空いてきたら食べ、腹五分目程度に留めるのがおすすめです!
行動食(おやつ)のおすすめ

いままで登山で何度も行動食を食べてきましたが、これは 「美味しかった!」 と感じたものを書いてみたいと思います。
ドライフルーツ

登山で食べるドライフルーツは最高に美味しいのでおすすめです!フルーツのもつ凝縮された甘さと酸味は目が覚める感じがします。あと味がさっぱりしていて、口の中で香るフルーツの香りが気分をリフレッシュさせてくれます。
ドライフルーツ マンゴー
いままでにレーズン、パイン、マンゴーのドライフルーツをたべましたが、もっとも美味しかったのはマンゴーのドライフルーツです。少々値が張りますが、とても美味しいのでおすすめです。登山メンバーに配ると、みんなとっても喜んでくれます。今までにさまざまなドライマンゴーを食べましたが、上の写真の セブ ドライマンゴー が一番おいしいです☆


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ドライフルーツ ミックス
なんとなくフルーツを持っていこうかな、と漠然としている時は数種類のドライフルーツがミックスしたものを選ぶときもあります。サイコロ状になっているため、登山中でも食べやすいです。
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ミックスナッツ

ミックスナッツなどのナッツ系は登山の行動食として定番です。気軽に食べられるし、美味しいし、おなかにもたまり、傷みにくいので、とても重宝します。
「お腹が空いた、夕飯まで待てない・・・」、「夕飯の量が少し足りなかった・・・」そんな時に活躍します。

ただ、ナッツ系は消化に負担がかかるため、食べ過ぎ注意です。
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米菓子(せんべい等)

傷みにくい米菓子(せんべい・あられ・おかき等)は、登山用の行動食に向いています。
1袋に何枚も入っているものでもよいですが、経験上、登山では1枚か数枚単位で個包装されているものの方が衛生的で、手が汚れていても包装部分を持って食べることができます。

注意点として、ザックがパンパンで圧力の高い状態で米菓子をそのまま収納すると割れてしまうことが多々あります。気になる方は、登山に持っていく時にタッパーなど軽量なハード容器に入れると良いです。
また、焼いた米菓子ではなく、油で揚げた米菓子(揚げおかき等)は油っこいため、食べすぎないように注意しましょう。
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シリアルバー・栄養補助スナック

どこにでも販売しているシリアルバー・栄養補助スナックですが、賞味期限が長く傷みにくいのが特徴です。
手が汚れていても、悪天候でも、気軽にエネルギー摂取できます。この手の食品は、様々なものが販売されています。
まとめ
- 登山中の食べ物は、消化の負担になりにくいものを選ぶ
- 昼食は冷たくても美味しく食べられるものがおすすめ
- 空腹で動けなくなる前に、ちょこちょこつまみ食いする感じで栄養補給する
ここで紹介した行動食は、すべて今までの登山で持って行ったものの中で、美味しかった厳選品です。すべておすすめですが、1回の富士登山にこれ全部持っていくと確実に食べ過ぎになり下山後に体重増えちゃいますので、ほどほどに♪
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
詳細な消費エネルギーは、最近普及している登山のルート定数の計算式で算出することが可能です。
興味のある方は、別ページをご確認ください。