富士登山@2025年(令和7年度)
2025/06/02更新
休みを利用して、1日中登山靴を探しまくった。
好日山荘やカモシカスポーツなど、有名どころのアウトドアショップに足を運んだ。
特にカモシカスポーツでは、また何足か履かせていただいた。
試着した靴は、
の2点。
タホーは足に合って歩きやすかった。
ミラージュは私のサイズが無くて、良いか悪いかも判断できなかった。
なんだか、スッキリしない。
これだ!というものがなんか見つからない。
結局購入することは無く、また好日山荘に行く。
以前試着したSIRIO(シリオ) PF662-GTX を再度試着してみる。
う~ん、確かに履きやすいし、値段もまあまあだが、デザインがあまり気に入らない。
履きやすいのだが、なんだがしっくりこない。
装備の中で、登山靴だけは妥協したくない。
なぜなら登山靴は、登山装備の中でもとても重要だから。
もし、足に合わなかったりすると靴擦れや足のつま先が当たったりする。
そうなると、せっかくの楽しい登山が一瞬にして苦行になってしまう。
そして、値段が高い。
あまり登山しない人なら1~2万くらいのハイキングシューズでも良いが、私が今回購入したいのは夏山の縦走はもちろん、冬の低山や残雪期の登山にも対応できる(軽アイゼンが付けられる)登山靴。
このクラスになると値段が3~4万ととても高価。
「買ったけど自分の足には合いませんでした。残念!」となりたくない。
どうせ買うなら120%満足したものを購入したい。
そして、好日山荘を後にしてついに最終手段をとる。
それは、
——————————
神田にある、さかいやスポーツ に行く
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もう、ここでしっくりくるものが無ければ、今回購入するのはあきらめよう と思っていた。
2時間くらいかけて、ようやくさかいやスポーツのシューズ館に到着。
さっそく店内入る。
さすがに品揃えが豊富だ!
気軽に履けるハイキングシューズから、厳冬期の冬山で使うマウンテンシューズまでかなりの品揃え。
入り口付近に広がるハイキングシューズエリアを通り抜けて、トレッキングシューズ売り場へ。
かなりの品揃えだ。
今までいったどの店よりもシューズがそろっている。
そこで、とある靴が目にとまった。
良質の厚手ヌバックレザーをアッパーに採用し、ライニングにはゴアテックス・ブーティを使用。軽量ながら硬めのソールを備え、ハードなトレッキングや3季の登山に活躍するレザーブーツ。
しっかりとした足首のサポートとビブラムソールで、本格ルートの足元を支えます。
本場イタリー製の仕上げで愛着をもって長く使えます。
アッパー素材:ヌバックレザー(2-2.2mm)
ライニング:Gore-Tex
インソール:ナイロン(3mm)
アウトソール:Vibramソール#1206
重量:720g(UK8 1/2足)
カラー:ダークブラウン
Valles NBK GTX Made in Itary
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なになに、定価 46,200円 (税込) → 34,650円 の25%OFF。
これはお買い得だ。
しかも、アッパーがレザーでカッコイイ。
重さも720gと軽量。
すぐさま定員さんに自分のサイズがあるか聞いてみると、あるとのこと。
とりあえず試着してみることにする。
足を入れて紐を締めて・・・
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
ついにきました!私にピッタリの靴が!!!
この靴はまさに私のオーダーメイドのような登山靴です(涙)
かかとが細く、甲は幅広だけどが厚さは薄い(店員さんに言われた) という私の足にピッタリ!
スカルパのように狭くもなく、シリオのように足の甲の部分がぶかぶかに余らない。
他店で試着すること10足以上。(好日山荘のスタッフさん、カモシカスポーツのスタッフさん、いろいろお世話になったのに購入できなくてごめんなさい)
ついに、ついにきました!
スーパーフィート トリムグリーンという超有名なインナーソールがありますが、それなしでもそれに近い履き心地です。
そして、もちろんイタリア製!作りが中国産と違います。
(※時間に余裕がありば、中国製の登山靴(1~2万円)とイタリアなどのヨーロッパ製の登山靴(2万~)を履き比べてください。もちろん足に合うことが前提ですが、そのフィット感と履きやすさの違いを感じるでしょう。あるショップの店員さんが「中国製はアルバイトが作ったような靴。靴職人が作ったイタリア製の靴と違って当然。」と言っていました。別のショップの店員さんは「登山靴の性能は完全に値段に比例する。」と言い切ってました。)
しかもこの靴は、理想に掲げていた条件をほぼ満たしています。
・デザインが落ち着いたダーク系で普段履きにも使える
・もちろん足にフィットする
・夏の縦走、残雪期の登山、冬の低山に使える
・できれば軽い布製がいい → これは720gと軽いから問題なし。
さらに、
・この履き心地と性能にしては安い!
・アッパーがヌバックレザーなので傷が目立ちにくい
・8本爪くらいまでのアイゼンなら大丈夫
・当然だがVibram(ビブラム)ソール
店員さんからの補足として
・ソールにポリウレタンを使用しているので3~5年ぐらいででソールは張り替えてください。
ソール張替えは1万円くらいで、2~3週間程度かかります。
・皮を使用しているのでお手入れしてください。
ということで、即決で購入しました。
なんだか素敵な登山靴に出会えて感動しました。
貴重な2日休日を靴選びに費やしたかいがありました。
あとは実践で活躍するだけですね♪
前の記事 『 登山靴の履き比べ-hanwag(ハンワグ)、SCARPA(スカルパ)、SIRIO(シリオ)など 』 はこちら
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- -遭難、怪我のリスクを防ぐ最重要装備
- ◎-登山の安全性・快適性が向上する装備
- ○-登山の安全性・快適性が多少向上する装備
- △-あれば便利な装備
- ザック(リュックサック・バックパック)
- ○ ザックカバー
- ◎ ヘッドライト・ヘッドランプ
- ◎ 予備電池
- 登山靴・トレッキングシューズ
- ◎ フットスパッツ
- △ 水筒
- △ 防水スタッフバック
- △ カメラ・デジカメ
- ◎ トレッキングポール
- ◎ サングラス
- ○ 腕時計
- ◎ 富士登山ルート地図・マップ
- ○ ビニール袋
- △ トイレットペーパー
- ◎ 洗面用具
- ◎ 携帯電話
- お金(100円玉など)
- ○ 耳栓or携帯ミュージックプレイヤー
- △ 使い捨てカイロ
- ○ メガネ、コンタクト
- ○ 酸素缶
- △ サバイバルシート
- △ 履き替える靴やサンダル
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