毎日新聞 9月4日(日)10時23分配信
3日午前4時ごろ、富士宮市粟倉の富士宮登山口から富士山に登っていた4人の男性グループから、「風と雨が強くて寒い。八合目付近で山小屋に入れなくて 困っている」と携帯電話で110番があった。4人は近くにある無人の診療小屋に避難し、救助に来た県警山岳遭難救助隊らの付き添いで約8時間半後に下山し た。低体温症の疑いで全員病院に運ばれたが、意識ははっきりしているという。
富士宮署によると4人は友人同士で、広島市の22~23歳の大学生やフリーター。午前1時半ごろ入山し、登っている途中風雨が強まってきた。半ズボンやスニーカーなどの軽装で、雨具もあったが登山用ではなかった。
4人は、「登山口では雨風が弱く、台風が西にそれたから大丈夫だと思った」と話しているという。同署は、「山の天気は変わりやすく、登山口が良い天気でも登ると悪天ということは多い。今回のように台風が来ている時は入山を控えてほしい」と話している。【平塚雄太】
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