いままでに何度も冬山には行っていましたが、冬富士を一度も登ったことがありませんでした。
それはやっぱり、冬富士は難易度が高いから。
いままでに、「冬富士の耐風姿勢をとったが、強風で体が浮いてその姿勢のまま1メートルくらい動いた」とか、「冬富士で滑落したらものすごいスピードですべり落ちて岩などにぶつかり、体がバラバラになった状態で死体回収される。」など、事故の現実を何度も聞いていたためです。
そういう最悪の状況にならないためにも、いままでに富士山以外の雪山登山で経験を積んできた(つもり!?)。
自分の中で、そろそろ冬の富士登山に挑戦してもいいのでは?という思いもあり、今回は登頂目的ではなく、下見するために冬の富士山を登ることにしました。
話には聞いていても、やっぱり自分で行って見て、体感してみないとね!
計画としては、とりあえず登ってみて、天候が悪化したり、危険だと感じたら余裕をもって即下山!というなんともゆる~い感じ。
事前の天気予報を見る限り、天気は良好、風も比較的弱く山頂付近でも風速15mくらいと予想されました。
ただ、今回登るルートが富士山の西側という風を背にした状態になるというところ。
友人と「ヤバイと感じたらあきらめよう。」と事前に確認し、登ることにしました。
ということで、仲間と3人で今回は日帰りで富士スバルラインの4合目から登ることに挑戦!
事前に富士スバルラインのHPで4合目の大沢駐車場まで開通していることを確認。
車でサーーーっと4合目の大沢駐車場移動すると・・・
大量のバスと観光客でごった返していました。
いったいなんだ?お祭りか?といわんばかりの盛況ぶり。
しかも聞こえてくる言葉が中国語っぽい。
外国人観光客で溢れかえっていてビックリ!!!
まるで、自分たちが異国へ来たかのようでした。
そんなアウェイ感たっぷりの状況で、登山準備をすることに。
今回、どのザックでくるか迷ったが、最終的に40リットルのザックにしました(^^)
そしたら、仲間全員がほぼ40リットルのザックできていてビックリ。
もう、何度も雪山を登っている仲間だから、いちいちあれこれ話しあわなくてもOKですね!
初心者にありがちな?なにこの装備?いらないんじゃない?とか、えっこれ持ってきてないの?みたいのがありません(^^)
とくに、夏山とかならともかく、雪山で装備がないとか忘れたとか、物にもよりますが死活問題ですからね。
さて、中国人観光客に囲まれながら準備を終えて、登山開始!
富士登山の装備・持ち物リスト「42項目」
- -遭難、怪我のリスクを防ぐ最重要装備
- ◎-登山の安全性・快適性が向上する装備
- ○-登山の安全性・快適性が多少向上する装備
- △-あれば便利な装備
- ザック(リュックサック・バックパック)
- ○ ザックカバー
- ◎ ヘッドライト・ヘッドランプ
- ◎ 予備電池
- 登山靴・トレッキングシューズ
- ◎ フットスパッツ
- △ 水筒
- △ 防水スタッフバック
- △ カメラ・デジカメ
- ◎ トレッキングポール
- ◎ サングラス
- ○ 腕時計
- ◎ 富士登山ルート地図・マップ
- ○ ビニール袋
- △ トイレットペーパー
- ◎ 洗面用具
- ◎ 携帯電話
- お金(100円玉など)
- ○ 耳栓or携帯ミュージックプレイヤー
- △ 使い捨てカイロ
- ○ メガネ、コンタクト
- ○ 酸素缶
- △ サバイバルシート
- △ 履き替える靴やサンダル
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