10:37 7合四勺わらじ館に到着。
ようやくここでトイレが登場します!!!!
登山開始から、約4時間はトイレなし!山小屋なし!休憩いすなし!売店なし!の厳しい登山を強いられる御殿場ルート。
(ただし、この4時間というペースは普通のタイムコースより早いです。通常は休憩なしで4時間30分くらいかかります。実際にスタート地点からここまで来るのに2人の登山者に抜かれ、6人の登山者を追い越しました。やはり年配者や女性は時間がかかるようです。なので、そういう方はもっと長い時間トイレなしの状況を強いられますのでお気をつけください。ここまでのルートには隠れてウンコする場所はほぼありません。登山者は非常に少ないですが、ぽつぽついるので公開ウンコするのは少し勇気がいると思います。まあ、美しい景色を眺めながらのウンコは開放的かもしれません。あと、ウンコしたらティッシュも含めて回収してくださいね!おしっこはさすがにそのままでいいと思いますが。。。公開ウンコの危険性を感じる方はツェルトを用意することをおすすめします。)
天気が良いので、山小屋の布団を干してます。
紫外線が強いので、殺菌効果も高いかも!?
少し歩くと次の山小屋が見えてきました!
10:42 七合五勺 昨年の一合目からの富士登山でお世話になった砂走館に到着!
新しい小屋なので、中が綺麗です。
そして、単独登山を開始して約4時間。
すれ違った登山者と会話はしていたものの、あまりに長いルートにすこし飽きてきました。
ということで、ここからは音楽プレーヤーを聞きながら山頂を目指すことにしました!!!
(音楽を聴きながら、登山するのは始めてでしたが、予想以上に快適でした!散歩してるみたいな感覚になり、楽に登頂できました。音楽の力ってすごい。)
ここら辺からは登山道は他のルートと同じく岩盤、ガレ場になってきます。
溶岩岩の間から小さくて可憐な高山植物の花が咲いています。
綺麗ですね!
気象庁避難小屋が見えてきました。
かなりごつごつしてます。
転んだら怪我しそうです。
遠くに赤岩八合館が見えてきました!
11:34 七合九勺 赤岩八合館に到着!
この小屋前のベンチで長めの休憩をとります。
ここで今後のスケジュールを検討しました。
時間と体力的に、今日下山するならお鉢巡りなしで、剣ヶ峰までいって下山だろう。
でも、せっかくのすばらしい天気。
明日も天気が良い予報。
小屋のスタッフに、「今日予約してませんけど、空きあります?」と聞いたところ、
「今日は空いてますよ!大丈夫です。」との回答。
ゆっくりお鉢巡りしたい。。。今日はここに宿泊しよう!ということに決定(^^)
宿泊2食付の7000円を支払って、山頂に行くことにしました。(あとジュースも買った。)
小屋泊まりに決定したこともあり、時間的にかなり余裕ができてきた。
といって、別に登山スピードが落ちるわけではないのですが。
12:09 八合目 見晴館に到着!
・・・って小屋が崩壊しとるやないかーーーい!!!
詳しくは知りませんが、石碑がありました。
さてさて、山頂もようやく近くに見えてまいりました!
もうひとがんばりで山頂です。
途中、御殿場口新五合目から上ってきた方と会話になり、驚いてしまいました。
私 「今日はどこから登ってきたんですか?」
中年男性 「御殿場口ですよ。」
私 「何時から登ってきたんですか?」
中年男性 「午前3時です。疲れました。。。。」
私 「えっ!午前3時ですか!だいぶ時間かかりましたね。」
中年男性 「途中で何度も道端で寝ました。寝不足と体力的にきつくて。。。」
私 「たしかに御殿場ルートはきついですね(^_^;) 今日は山小屋に泊まるんですか?」
中年男性 「日帰りです。明日仕事なので、なにがなんでも今日下山しないといけません。」
私 「うわ!ハードですね。すごいです。」
中年男性 「もう少しで山頂なのですね、お互いがんばりましょう!」
いやー驚きました。朝3時から登られているなんて、めちゃめちゃきついですね。
それでもここまであきらめずに登られたのは本当にすごいと思いました!
御殿場ルートは他のどのルートよりも過酷ですから、達成感も一味違います!
おっ、御殿場ルートの山頂にある鳥居が見えてきました!
この御殿場ルート山頂の鳥居をくぐったらゴール!!!
13:10 ついに御殿場ルートの山頂に到着!!!
ほんと長かった!!!
とくに7合目までは!
朝の6:40にスタートしたので、登り時間が休憩含めて6時間30分
通常のコースタイムより1時間早いタイムなので、自分自身の成長を感じます(登山はスポーツではないの急いだりは一切しないのですが、マイペースでこの時間はなかなか良いんじゃないでしょうか(^_^))
さてさて、今日は小屋泊まりだし、ゆっくりお鉢巡りしますか!
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
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