富士山 スキー、スノボ禁止報道とガイドライン改定

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お知らせ [2021/07/09更新]

Withコロナの富士登山

公的機関より複数の新型コロナウィルスの感染症対策情報が公表されています。登山前にご確認ください。

レンタル装備の活用について

富士登山装備をゼロから買い揃えるのは数万円かかります。昨今、登山装備のレンタルが充実していて、初期費用もかなり抑えられますのでぜひご活用ください。


始めに

この記事は、2016/03/15に更新した内容です。 今後、内容が変わる可能性がありますので、現状を確認したい方は下記サイトを参考にするか、もしくは直接問い合わせることをおすすめします。

・富士登山における安全確保のためのガイドライン
http://www.fujisan-climb.jp/risk/guidelines.html

・富士山における適正利用推進協議会
http://www.env.go.jp/park/fujihakone/effort/fuji_kyogikai.html

 

富士山 スキー、スノボ禁止の報道について

2015/03/18に、スキー・スノーボードによる滑走を禁止する、との報道があり、ネット上で大きく広まりました。

150318fujisan

しかしその後、山梨県 観光部観光資源課に直接確認ところ、

万全な準備をしないスキー・スノーボードは禁止であるが、充分な技術・経験・知識としっかりとした装備・計画を持った者の登山・スキー・スノーボードは妨げるものではない

ということがわかりました。

この内容は、ガイドライン リーフレット版の2ページ目にイラスト付きで書かれています。

万全な準備をしないスキー・スノーボードの禁止 平成26年5月、富士山噴火口周辺でスノーボードによる死亡事故が発生しました。この痛ましい事故を踏まえ、スキー・スノーボードによる事故防止を一層促進するため、平成27年3月にガイドラインを改定し、スキー・スノーボードについても登山同様に十分な技術・経験・知識が必要であることを明確化しました。

 

富士登山における安全確保のためのガイドライン

平成27年3月に”富士登山における安全確保のためのガイドライン”が改定されました。

平成 27 年 3 月 17 日に開催された「富士山における適正利用推進協議会」において、以下の2つのポイントを中心に、「富士登山における安全確保のためのガイドライン」を改定することを決定した。

【改定内容】

スキー・スノーボードによる事故防止のため、当該ガイドラインが富士山におけるスキー・スノーボードの滑走も対象としていることを明確化した。

・平成 26 年 9 月の御嶽山の噴火による事故を踏まえ、噴石や落石から身を守るためのヘルメット等の持参を推奨する文言を追加した。

引用元 http://www.fujisan-climb.jp/m3oati0000003pas-att/guideline_jp_rev_ontline201503.pdf

 

そして、現時点で最新の富士登山における安全確保のためのガイドライン(平成27年12月改定) の中に、

2 万全な準備をしない登山者の夏山期間以外の登山禁止

夏山期間以外の時期(※1)は、充分な技術・経験・知識としっかりとした装備・計画を持った者の登山は妨げるものではないが、以下の理由により、このような万全な準備をしない登山者の登山(スキー・スノーボードによる滑走を含む)は禁止する。

この時期は、夏山期間以上に気象条件が厳しく、登山道は全面通行止め(※2)となっており、
救護所、トイレなども閉鎖、携帯電話が通じにくいなど、安全の確保が困難である。また、登山道以外についても安全を確保することは難しい。
特に、積雪期には傾斜が急な斜面が広範囲に渡って凍結するため、転倒等で滑落した場合に死
亡事故につながる可能性が高い。
しかしながら、実際には登山者等が見られる中で、遭難事故が増加しており、2014 年の夏山期
間以外の遭難者数は 19 人、うち死亡者数が 6 人に上るなど深刻な状況で、警察、消防など地元関
係者は危険な遭難救助の対応を強いられている。
登山は、あくまで自己責任(※3)において行われるものであるが、自己の生命を守るため、ま
た、遭難、行方不明時の迅速な救助のため、特に夏山期間以外の登山等に際しては、公益社団法
人日本山岳協会等が推奨する「登山計画書」を必ず作成・提出すること。
なお、「登山計画書」を提出したとしても、そのことをもって登山道の通行を許可したことには
ならない。

※1 夏山期間の登山についても、「4 夏山期間の登山に係る注意事項について」を参照のこと。
※2 夏山期間以外において、登山道は、道路法第 46 条により全面通行止めとなっている。
※3 登山する場合は、自己責任において身の安全を守る。

○遭難・事故例

・2012 年 12 月 5 日午後 2 時頃、滑落して左腕を骨折した 46 歳男性から 110 番で救助要請があり、午後 3 時 10 分県警ヘリと登山口から山岳遭難救助隊が捜索に向かったが、強風のためヘリが接近不能で発見できず、午後 6 時 30 分日没で捜索中断。翌日遺体発見。
・2012 年 3 月 9 日午前 0 時 35 分、寒さから行動不能となった 38 歳男性から 110 番で救助要
請があり、山岳遭難救助隊が当日を含め 5 日間捜索したが未発見。夏になり遺体で発見され、収容。
・2014 年 5 月 4 日午後 0 時 30 分頃、富士山噴火口周辺で、スノーボードをしていた 23 歳男性が数十メートル滑落し、死亡。また、この男性の救助活動にあたった単独登山中の 42歳男性も滑落して行方不明となり、富士宮口八合五勺付近で、遺体として発見。

引用元 http://www.fujisan-climb.jp/m3oati0000003p6f-att/guideline_jp_rev201503.pdf

と書かれています。

 

 

最後に

今後、ガイドラインが変わる可能性があります。

富士山関連の最新ニュースを確認するのも良いですが、一部抜粋したり要約した内容であったりします。

積雪期に富士山を登る方は下記サイトを参考にするか、もしくは直接問い合わせることをおすすめします。

・富士登山における安全確保のためのガイドライン
http://www.fujisan-climb.jp/risk/guidelines.html

・富士山における適正利用推進協議会
http://www.env.go.jp/park/fujihakone/effort/fuji_kyogikai.html

 

◆参考URL

・バックカントリーの十分な装備•知識があれば滑走可能だが、注意喚起が必要

⇒ http://www.snowboardkozo.com/?eid=4347

・十分な経験と判断力を持った登山者の適正な登山(スキー、スノボ含む)を禁止するものではありません。

⇒  http://tsune3.blog87.fc2.com/?no=1673

 

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

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富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

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ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

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