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ミステリーランチ スクリー 32のレビュー「特徴」と「気になった点」

ザック

ミステリーランチ スクリー32(安くはないけど、おすすめ!)

mysteryranch-scree32 ミステリーランチ スクリー 32

  • 重量:1.3kg
  • 容量:32L
  • 3辺サイズ:56cmx29cmx23cm
  • ハーネススタイル:フレーム搭載
https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fukidasi01-e1629959733265.png
管理人

ウエストベルトが(慣れれば)簡単に取り外せるので、登山とタウンユースを兼用したい方におすすめです☆ 重量1.3kgとタウンユース用としては少し重いですが、背負心地は抜群で、非常に使い勝手が良いです。最近はこのザックばかり使ってます♬

POINT10通りの使い方ができる多目的パック。アウトドアから旅行、タウンユースまで幅広く便利に使いたいユーザーの期待に応えるミドルサイズのデイパックです。スクリーは、日帰りのトリップから限られた装備で挑戦する数日のミッションにまで対応するリュックサックです。ミステリーランチ独自のヨークは、ユーザーに最も快適なフィットへ素早く簡単に調整できます。

ミステリーランチ独自の3ジップデザインを採用したスクリーは、ハイキング中も装備を簡単に出し入れできる中型のテクニカルデイパック。ほとんどのアウトドアアドベンチャーに対応できる理想的なキャパシティを備えた多目的なパックです。長い1日に十分な水を運べるようハイドレーションシステム対応で、ウォーターボトルにアクセスしやすいポケットも付いています。トップリッドとウエストベルトに配された大きめのジッパーポケットには、細々とした必需品をまとめることができます。

2022年に購入し富士登山に使用

近年の富士登山では、オスプレー バリアント37(日帰り・雪山・アイスクライミング向け)を使っていて、日帰り登山でもたまに使っていましたが、雪山対応のザックのため作りがガッチリしていて日帰り登山にはオーバースペックでした。でも背面フレームなしのデイバックだと軽登山でも肩に重さが乗って疲れるので、「背面フレーム入りでもっと気軽に軽登山と日常使いを兼用できるザックはないだろうか?」と探して購入したのが、この「ミステリーランチ スクリー32」です。(ミステリーランチはアメリカのザックメーカーで、米軍の特殊部隊用も制作しているようで、機能性と背負心地は非常に良いです)

<優れた点>「スクリー32」の特徴としては、

  • 容量が日帰り~1泊山小屋泊の登山に対応可能な32リットル
  • 背面にフレームが入っていて腰で背負える
  • 背面長を簡単に微調整でき、背中とフレームのフィット感を実現できる
  • 背面フレームが屈曲する構造で前傾時にもフィット感(身体との一体感)がある
  • 開け締めが簡単なジーパー式
  • ウエストベルト(ヒップベルト)が容易に取り外し可能
  • 軽登山とタウンユースを兼用できる

というところでしょうか。今回始めてミステリーランチのザックを購入しましたが、前評判どおり(ミステリーランチ背負いやすいよ、という話は数年前から耳にしていた)よく考えられた高機能ザックです。

ジッパー式でかなり大きく開くので、荷物の出し入れがかなり楽でした。

mysteryranch-scree32 ミステリーランチ スクリー 32

詳細な説明は下記動画をご参照。

<気になった点>実際使って気になった点もいくつかあります。

  • ①登山でレインウェアをちょっと入れておけるような外側のポケットが無い
  • ②タウンユースにはちょっとゴツい?
  • ③荷物の重量が増えると、屈曲する背面フレームの影響で肩に重さがかかってくる

①は富士登山で使って感じたのですが、このザック外側にレインウェアや防寒着を一時的に入れておけるポケット(挟み込む場所)が無いです。

雨が降ったり止んだりの天候の場合、気温が高いとレインウェアを着ていると暑いので、脱いだりするのですが濡れたレインウェアを一時的に挟み込むようなポケットがなくて、どうしようかとなりました。しょうがなくザック内にしまいましたが濡れているものはできるだけ入れたくないので、外側にポケットが欲しかったです。別売品(ミステリーランチ スティックイット)で後付け可能のようですが、どうしようか検討中。

②「タウンユースにはちょっとゴツい?」は、背面フレームとショルダーベルト(肩にかかるベルト)がガチッとしているため、ウエストベルトを取り外しても普段用で使うにはオーバスペック感あります。

③「荷物の重量が増えると、屈曲する背面フレームの影響で肩に重さがかかってくる」は、このザックの背面プレートは真ん中付近で屈曲する構造なのですが、背中へのフィット感が良い反面、ザックの荷物が重いとその重さでザック自体が少し屈曲して重さが逃げて徐々に肩重さが乗ってきてしまいます。一般的な日帰り&山小屋泊装備だけなら問題ないですが、一眼レフカメラなど重いのが入るとちょっと背負心地が悪化してきます。

amazon等にレビューも複数付いていますので、ご参考に☆

  • 細かいところでアーバンアサルトより良くなっている(2022年8月30日):トップカバーのポケットが2つになって使いやすい。フレームが背中に沿う様に湾曲しているのでぴったりとフィットする分疲労感が軽減される(代わりに夏場はやや熱が籠る)。ウエストベルトは分割式になっているので必要がない時は外しておける。両サイドにあるインナーポケットのファスナーが無くなっているのが少し残念。キャリアーをつけたくないバイクに乗るときはこれしか無いと思う。控えめに言って最高。
  •  1day登山によい。(2023年1月8日):もっぱら低山のハイキングが趣味で、オスプレイの22Lを愛用しています。冬場は登りでアウターもミドルレイヤーも脱ぐことが多く、ザックが窮屈なので32Lの本製品を購入。担ぎやすく気に入りました。オスプレイは背部がメッシュになっているので本製品で夏場がどうなるかはこれから確認です。細部の作りも良くいい製品だと思います。
[出典:amazon]

装備・持ち物リスト

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管理人

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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