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新屋山神社ー富士山麓にある日本三大金運神社と呼ばれる神社

日記

富士山の麓からの吉田ルートの各地点を事前に調査した際、中ノ茶屋のスタッフさんから「そこの道路を進むと金運神社があるんです。高級車がバンバン通ったりします。」という思わぬ言葉を聞きました。こんなごく限られた登山者しか訪れないような市街地から離れた静かな場所で”金運神社”という予想外の言葉を聞き、せっかくなので私もぜひ行ってみよう、と車で移動しました。

後で調べたら、金運神社と呼ばれていたのは”新屋山神社(あらや やまじんじゃ)”とわかりました。口コミには”日本三大金運神社の1つ”とも記載されており、いままでいろいろな山々登ったりする中で様々な神社も参拝してきているのですが”金運”のキーワードは初めてで、すごく興味がわきました。

本宮と奥宮

新屋山神社には”富士山麓にある本宮”と”富士山2合目にある奥宮”の2つあります。

新屋山神社には”富士山麓にある本宮”と”富士山2合目にある奥宮”の2つあります。

本宮は吉田ルートの登山起点でもある北口本宮冨士浅間神社から車で約4分、歩いて約12分程度の場所にあります。

新屋山神社 本宮

新屋山神社 本宮

祭 神 : 大山祇命、天照皇大神、木花開耶姫命

【日本三大金運神社として金運上昇に絶大な人気を誇るパワースポット】
1534年に創建された新屋山神社は、水源や森の近くで原生林が繁茂する小高い丘にあり、古くから山を守る神、産業の神として地域の林業、農業に携わる人々から大工さん等の職人さんにまで信仰されてきました。近年では「金運神社」として日本屈指のパワースポットと知られ全国から多くの人が参拝に訪れています。静かな森に鎮座する本宮は荘厳な雰囲気が漂い参拝者を迎えます。金運アップを祈願するにはお参りの作法が書いてあるので、それに従ってお参りをしましょう。本宮にお参りをした後は富士山2合目にある奥宮へ。ひっそりと佇む奥宮は富士山らしい澄み切った空気に囲まれており、厳粛な気持ちになることでしょう

富士吉田市観光ガイド

新屋山神社 本宮

まず驚いたのが、奥まった密集した住宅街にどーーっんと広い駐車場スペースが広がっていたことです。

新屋山神社 本宮

新屋山神社 本宮

新屋山神社 本宮

最初の鳥居のをくぐると、鳥居に縄が垂れており、私の身長だと少し屈むくらいの姿勢になるですが、その鳥居が狭い感覚で何個も続きます。

新屋山神社 本宮

鳥居の間隔近くないですか?

この鳥居は約30個ぐらいずらーっと並んでいます。

稲荷系の神社でズラーッと鳥居が並ぶことがありますが、ここの神社は想像を超えていました。屈んで鳥居をくぐっていると「この鳥居、いつまで続くの?」と斬新すぎてなんか面白くなってしまいました。約30個の鳥居を進むとお宮がみえてきます。

私が訪れたのは夕方の時間帯だったため、私ともう1組だけでした。

新屋山神社 本宮

新屋山神社 本宮

新屋山神社 本宮

新屋山神社 本宮

新屋山神社 本宮

水晶玉が置いているのが印象的でした。

私が参拝した時間帯は社務所が閉社されていましたが、金運に関するさまざまなお守りや、富士山麓の神社7社参拝の証となる”神玉巡拝”があります。

【富士山】神玉巡拝(かみたまじゅんぱい)

日本には古来より、大願成就を祈り神社を巡拝する風習がありました。富士山麓の神社7社では参拝の証として神様の力が宿る”神玉”をお頒ちしております。 「7つの”神玉”」を集め、願い事が成就されますと共に、参拝道中には食事や観光、その町の文化に触れていただければ幸いです。

新屋山神社 奥宮

新屋山神社 奥宮

新屋山神社の奥宮は、富士山の二合目のヘダノツジにある。そこは、山仕事に行ったときに休む所で、ハラ(草地)とヤマ(林地)との境であり、その奥のヤマから木を伐りだしていきました。もとはヘダの木の根の上に赤い石があり、信心講が石祠をたてて祀りました。平成23年にお社を新築し、8月7日に遷座され崇敬者の皆様にご参拝頂いています。

※ 環状列石(ストーンサークル)のお社は回らずに正面で2礼2拍手1礼の作法でお参りください。回ると不敬にあたります。

新屋山神社

新屋山神社 奥宮は、本宮から車移動で約25分程度の山中にあります。

新屋山神社には”富士山麓にある本宮”と”富士山2合目にある奥宮”の2つあります。

駐車場は、本宮から進んで行くと左手に”新屋山神社奥宮”の看板が見えますが、そこから少し進んだ場所に数台停められるスペースがあります。

新屋山神社 奥宮 駐車場

新屋山神社 奥宮 駐車スペース

新屋山神社 奥宮の駐車スペース

新屋山神社 奥宮

ここが入口です。

新屋山神社 奥宮

入口付近で咲いていた花の香りがかすかに漂ってきました。

新屋山神社 奥宮

ここが、新屋山神社 奥宮です。私が訪れたときは夕方だったので、ここも私ともう一組だけでした。

奥の鳥居2つの奥に見えるのが、通常の拝殿のようです。手前の鳥居は環状列石と小さな祠へつながります。

新屋山神社 奥宮

手前の鳥居をくぐると環状列石と小さな祠があります。

新屋山神社 奥宮

ここが 環状列石がならぶ小さな祠です。

※ 環状列石(ストーンサークル)のお社は回らずに正面で2礼2拍手1礼の作法でお参りください。回ると不敬にあたります。

新屋山神社 奥宮

社務所です。私が参拝した時間は閉社されていました。

参拝した感想

最初に中ノ茶屋から奥宮へ行ったのですが、他の参拝者が少なかったこともあり「山中の静かな場所」という感じでした。中ノ茶屋のスタッフの方から「金運神社はどんどん大きくなっている」と言われていましたが、奥宮は小規模ですが鳥居と建物がキレイなのが印象的でした。

後日、富士山を登って下山してから、麓の本宮を参拝したのですがあまりに鳥居の数が多くてついつい面白く感じました。夕方だったので、こちらも参拝者ほとんどいませんでしたが、駐車場が広くてキレイでビックリしました。機会があれば、今度は社務所が開いている時間帯に参拝できればと思っています☆

この登山サイトを運営して10年以上、富士山の麓の神社もあちこち参拝していますが、麓に金運神社もあったなんて、さすが富士山ですね!

興味がある方は、ぜひ参拝してみてください。近くにある北口本宮冨士浅間神社もぜひ訪れてみてくださいね!

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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