

ここ数年登山(真夏以外)と普段・日常使いとして、高頻度で着用しているのが「ザ・ノース・フェイス ドーローライト パンツ」です。ドーローライトパンツは、履いたときの見た目が良く、ウエストがゴムで楽、膝が立体裁断で動かしやすい、乾きやすく洗濯の乾きも早い、と非常に完成度が高いパンツ・ズボンです。半ズボンが最適な時期以外は高頻度で着用していて、数年間使い続けていますので、その経験を踏まえてレビューします。
ザ・ノース・フェイス ドーローライト パンツ
脚がすっきりと見え、脚さばきの良いテーパードシルエットのパンツ。 撥水性があり、復元力が高く型崩れしにくい軽量・ストレッチ素材・SOLOTEX®を使用しています。ウエストは調整のしやすいスピンドル仕様。ポリエステル100%ながら、コットンのような ナチュラルな風合いで、ハイキングや縦走登山のみならず日常からトラベルまで幅広く使いこなせるパンツです。
- 【Fabric】 4way Stretch Chino Light Cloth(ポリエステル100%)
- 【Function】 ポリエステル100%のメカニカルストレッチ素材/ウエストスピンドル仕様
- 【原産国】 ベトナム
- 【Size】 S、M、L、XL
- 【Weight】 250g(Lサイズ)

ドーローライトパンツは、軽量で生地の伸縮性も非常に高い薄手のメンズ用パンツです。重量が250gと軽量のため、履いていても軽さを感じます。
足が綺麗に見える形状なので、スタイル重視の方におすすめです。ウエストのゴムは伸び幅はあるものの、結構締まり具合がしっかりしているため、細身&通常体型の方向きのパンツです。もちろん、膝は立体裁断です。普段遣いできるデザインです。





2021年春に初購入し、とびきり着心地が良く、その後別カラーを買い足して、現在2本あります。登山と普段遣いでで使っています。生地は薄手のため3シーズン登山用としては使い勝手が良く履きやすいです。生地の質感も落ち着いていて、普段用にも向いています(ただ、膝のノースフェースのロゴが目立ちます)。ただ、夏の低山(筑波山)で着用して登ったら、生地が薄手でも暑かったです。
2023年度の富士登山で使いました。例年は、五合目からはジップオフパンツをハーフパンツ+タイツ⇒標高が上がって寒くなってきたら切り離した裾を着用して長ズボンへ、のスタイルが続いているのですが、2023年は須走ルートだったので、最初の樹林帯が結構アブとか虫がいて、その昔に薄いタイツだとタイツの上から噛まれたので、今回は五合目から長ズボンのドーロライトパンツ(アンダータイツ無し)にしてみました。やっぱり、ハーフパンツ+タイツの方が登りやすいと感じましたが、ドーロライトパンツも非常によくできた登山パンツなので快適に登れました。

富士山の場合は五合目登山からでも、天候によってはやはり暑い日もあるかな、と思います。富士登山用という視点から考えると、やはりジップオフパンツの方が使い勝手が良いと思います。
2023年に大手登山ショップへ行った時、店員さんに「登山でも普段遣いでもいけて、生地がストレッチして、ウエストも伸びて、膝も立体裁断で生地感も良いドーローライト パンツを超えるパンツありますか?」と聞いたら、「これと比べちゃうと、難しいですね~。」と言われました。それくらい完成度高いです。(登山パンツでこれを最初に使うと良すぎて他のパンツを選びにくくなるかも?)
ジップオフパンツに抵抗感のある方で、長ズボンを探している方にはこのパンツはおすすめです。ノースフェースの人気パンツですが、実際履くとその理由も納得です。
- 私のなかではベストバイの登山パンツ(2023年8月12日):マムートの愛用者だが、素材感、生地の厚み、フィット、ウエストの締め付け具合、ややテーパードされてシルエット、マムートの定番ハイキングパンツと比較してこちらが2段階上と感じた。マムートはウエストがやや緩い(アジアンフィット、ユーロSとの比較)。晩秋〜初春以外の低山はこれ一着で対応可能。
- 夏の低登山で(2023年8月14日):7月の低山で使用。ストレッチが効いて比較的快適でした。真夏だと汗のせいで少し張り付き感がありましたが、ロングパンツの中では今までで一番快適でした。耐久についてもはじめは生地の薄さから心配してましたが問題なかったです。
- 最高!(2024年3月17日):着心地、そして形が良かったです。
「ザ・ノース・フェイス ドーローライトパンツ」の購入者レビューと実売価格
※amazon、楽天でも非常に多くのレビュー数がありますので、ご参考に。
富士登山向けのパンツ・ズボンに関しては、下記ページに記載しています。
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
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