
我が家には普段用&登山用としてザ・ノースフェイス ホライズンハットとブリマーハットのどちらもあります。パット見て似ていますが、明らかな違いがあります。その点を踏まえてレビューしたいと思います。
ザ・ノースフェイス ホライズンハット(男女兼用)
アウトドアシーンにマッチする日よけアイテムとして、THE NORTH FACEで高い人気を誇るホライズンハットです。UVケア(UPF15-30、紫外線カット率85%以上)機能をもち、頭囲にぐるりと配置したベンチレーションメッシュパネルで通気性を確保。取り外し可能なあごストラップ付き。薄くて軽く、持ち運びも便利です。
- 【Fabric】<本体>NORTHTECH Cloth Eco(ナイロン100%)<メッシュ部>ポリエステル100%
- 【Function】 ベンチレーションメッシュパネル/サイズ調整機能付き/取り外し可能なあご紐
- 【原産国】 ベトナム
- 【Size】 S、M、L、XL
- 【備考】 適合サイズ(頭周り):S(54~56cm)、M(56~58cm)、L(58~60cm)、XL(60~62cm)
つば長さ:(前後)7cm、(左右)7.5cm
ホライズンハットは、色の使い方が上品でデザインが優れていて、ノースフェイスのハットをかぶると不思議と若々しくみえます。今までに様々なメーカーのハットを試着しましたが、非常に良く出来ています。ノースフェイスのハットはデザイン性、かぶりやすさ、機能性すべてが優れています。見た目が似ているハットは多数ありますが、他メーカーに比べてかぶったときに違和感が少ないです。ノースのハット作りの縫製技術が高いように感じます。ホライズンハットは、発売からノースフェイスでも人気商品のようです。発売から数年経過していますが、登山を含めたアウトドアで活躍する定番ハットと言えるでしょう。
2016年6月に、このホライズンハットを妻が買いました。関東の登山ショップ店で、さまざまなメーカーのハットを試着し、最終的にこれになりました。決めては「かぶったときにかわいいから」。

色はバーントオリーブです。

頭囲にぐるりと配置したベンチレーション。内側はメッシュで、通気性を確保しつつ、虫が入らないように工夫されています。


後ろで締め具合を調節できます。
購入前に、「少しきついピッタリのサイズか、ワンサイズ上の少しゆったり目のサイズのどちらがいいかな?」と聞かれたので、「長時間つけ続ける帽子は少しゆったり目がおすすめ。きついとかぶるのが嫌になる。キャップはあご紐が無いため強風時のことを考えるとできるだけジャストサイズが良いが、ハットはあご紐で固定できるので、飛ばされる心配もない。」と回答しました。

その後、登山や日常で使っていますが、頭心地が良く、デザインも良く、満足しているようです。「内側のメッシュの通気性(群れにくさ)はそれほどでもない」(あれだけ内側にメッシュ使ってるが見た目ほどではない)と言っました。妻の購入後、子供用の帽子も探していて様々検討しましたが、ホライズンハット キッズの構造&デザイン共に優れていて購入しました。

ツバが大きく、重宝しています。子供も嫌がらずにかぶっていました。
購入して数年経過してますが、まだ現役で使ってます。

2016年にホライズンハットを購入しましたが、以降ロングセラーモデルとして、販売され続けています。毎年カタログスペックは同じ?ようで、年度によりカラーが変わったりします。
ホライズンハットは複数の種類がある
2024年時点で、ホライズンハットには、
の4種類あるようです。
2024年は通常のホライズンハットは13色展開になっていますが、すべてユニセックス(男女兼用)です。サイズ展開がSからXLまでと広いのも魅力です。(XLが無いハットも多いので貴重です。ホライズンハットはスポーツショップ等でも置いていることが多いですが、XLサイズはあまり置いていないかもしれません)
- 大きめおすすめ(2023年11月15日):頭は小さい方ですがМサイズを購入。ぴったりでした。後ろでサイズ調節できるので大きめでも大丈夫です。
- 涼しい(2024年1月2日):涼しくて軽いので気に入ってます。ツバも広くて紫外線を防いでくれます。柔らかいのでコンパクトに折りたためて邪魔になりません。速乾なので汗をかいてもすぐに乾きます。購入して良かったです。
- 使いやすい色、デザイン(2024年3月12日):登山に使用するために購入。色は散々悩んだけど、無難にこちらにしましたが、結果的に大正解でした。ベーシックなぶん、服やシーズンを選びません。また、ワンサイズ大きめのLにしたので、髪を結んでもとても良い具合です。

amazonではホライズンハットのレビュー数が 600件以上あり、在庫のある旧カラーも値下げして販売されているようです。
(モデル、色やサイズ、旧カラーなどで価格変わります。amazon、楽天共にレビュー数多いです)
ザ・ノース・フェイス ブリマーハット
ザ・ノース・フェイス ブリマーハット
- 【Fabric】 <本体>NORTHTECH Cloth Eco(ナイロン100%)<メッシュ部>ポリエステル100%
- 【Function】 通気性に優れたメッシュパネル採用/変形自在のワイヤー入りバイザー/両サイドにバイザー留め用スナップボタン/取り外し可能なあご紐
- 【原産国】 インドネシア
- 【Size】 S、M、L、XL
- 【備考】 つば長さ:6cm
2018年夏、登山(もちろん富士登山も)と日常使い用を兼ねられる通気性の優れ蒸れにくいハットを求め、都内の主要登山用品店を歩き回りました。ホライズンハットは適度なツバの硬さとデザイン性に優れ、コンパクトに収納できる非常に良くできたハットで、他メーカーも同様の構造のハットを発売するほど人気商品ですが、もう我が家に2個あるので、なにか違うハットは無いかな?と雑誌やネットで調べて探していました。様々メーカーのハットを被りましたが、自分の頭のサイズがXLで合うハットが限られていること、デザインがいまいちだったり、デザインに優れていてもツバの強度が弱すぎたりで、なかなか納得できる製品が見つかりませんでした。そして、ぐるっと一周して最初から候補だったブリマーハット(アーバンネイビー、XL)を購入しました。

ツバ全体がある程度のコシがあります。(ホライズンハットより硬い)

カウボーイ風にもできます。(登山で使う場面は?ですが)

ハット上部グルーっと一周メッシュになっているため、通気性が高いです。
しかも、このメッシュは2重になっていて、中が透けにくくなっています。坊主の人は透ける程度のメッシュだと頭が日焼けしてしまうというレビューを読んだことがありますが、ブリマーハットは2重になっているので通気性は1枚より落ちるかおしれませんが、頭部焼けしにくそうです。

頭と密着する内側部分がタオル生地のようになっているため、かぶった時の肌当たりも優しいです。
あご紐も着脱可能です。

ブリマーハットの優れた点は、上記の黄緑色の部分に細いワイヤーが入っていることです。このワイヤーのおかげでハットをかぶったときの細かくツバの形状を整えることができます。また、ワイヤーは適度に柔らかくハットを4つ折りなど小さく折りたたのも阻害しません。
実は最終選考まで残った他メーカーのハットはこれが無くて落選になりました。ある程度ツバの硬さがあると、折りたたんだときの癖が付きやすく、ワイヤー等が入ってないとその癖が取れません。ブリマーハットはこの適度な硬さのワイヤーのおかげで折り癖があっても、手で簡単に修正できるので、ツバが視界を阻害しません。
様々なメーカーのハットを見ると、改めてノースフェースのハットが本当によくできているな、と実感しました。
2018~2023年の富士登山で使用しました。

この日は天気が良く、風もそこまで強くなかったため、メッシュによる風抜けはそれほど体感ありませんでしたが、確かに蒸れてこもった感じがそれほど強くなかったと思います。個人的には、メッシュによる蒸れにくさより、ツバのワイヤーが秀逸で、視界の確保の調整がしやすかったです。
以上、2018年に購入したモデルのレビューですが、2024年モデルもメーカー記載のスペックが一緒と思います(カラーのラインナップが変わったくらいかと。)ハット選びで迷っている方、ぜひブリマーハット試してみてください☆ 普段遣いにも秀逸で、よほどの雨でない限り、メッシュからの雨の侵入も気になりません。
ブリマーハットもユニセックス(男女兼用)です。
- 涼しそう(2023年10月26日):頭が大きいのでLを選んだがそれでもまだ少し余裕がある感じ。登山など長時間かぶるならこれくらい緩い方がいいかもしれない。サラサラで軽い、真夏でも快適そう。ロゴが前面で目立つのがちょっとなぁ。。。
- 自分の顔の形にあっててリピート(2024年1月16日):海遊びや外での仕事に使用。自分に形が合っていてとても快適だし気に入って二個目です。もっといろんな色があるといいな。ただロゴマークはもっと小さいと嬉しい。
ホライズンハットとブリマーハットのどっていが良い?
両ハットの比較について記載したいと思います。
通気性はブリマーハットが優れる
普段用としては、もちろんのこと登山用としてもすごく大きな差は無いと思いますが、私は普段ブリマーハットを使っていますが、とても満足しています。
通気性に関してはメッシュが露出しているブリマーハットの方が明らかに上だと思います。ただ、1年以上使って感じたのは、そんなにスースーしてない、ということです。理由は、メッシュといっても内側にある程度フィットして頭が入りますので、空気の流れができにくいからだと思います。もちろん、抜けますがそんなにすごく抜ける感じはありませんね。ホライズンハットは生地でメッシュを覆ってますので、より通気は下がると思います。
登山で小雨くらいならブリマーハットでも問題なし
ブリマーハットを登山用として検討している人が気になりそうな点として「雨降ったらメッシュから浸水するんじゃないの?」でしょうか。私自身は登山で使ってきていますが、気になったこと無いですね。坊主頭の方なら気になるかもしれませんが、髪の毛あればそんなに雨水が頭皮に触れることがほぼ無いのと、ある程度雨が本降りになってくるとレインウェアのフードを帽子の上からかぶるので、浸水する前にフードかぶることになりますね。この点に関しては、ホライズンハットの方が強いですが、ブリマーハットでも気にならないですね。細かい話になりますが、私が数年前に購入したブリマーハットのメッシュはよーーーく見るとメッシュ生地が2重(2枚重ね)になっているので、浸水の影響受けにくいのかもしれません。(気になる方は店舗で確認してみてくださいね。ネットの写真じゃわからないと思います)
ブリマーハットはワイヤーが便利

このワイヤーが便利です。小さく折り畳んで癖ついても、ワイヤー部分はある程度補正できるので、つば形状の細かな調整ができて、とても気に入っています。ただ、ワイヤーが入っているので折り畳んだときにごわつきます。その点、ホライズンハットはワイヤーありませんので、小さく折りたたんで、ポケット等に入れやすいです。
以上の点を知った上でお店で試着するとよいかもしれません。人気のハットなので、私の近くでは大きなスポーツ用品店なら販売されています。
富士登山向けのハット・帽子に関しては、下記ページに記載しています。
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
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