富士山や南アルプスで、県警山岳遭難救助隊の出動人員数が過去最高を記録

山の遭難事故が増えているんですね。

やはり、登山者の割合で富士山の件数jが多いようです。

 

遭難事故の半数が7、8月の富士山

富士山や南アルプスなど登山客に人気の山々が多い県内で、県警山岳遭難救助隊の出動人員数が昨年、過去最高を記録した。登山ブームで装備が不十分 な登山客が増えたほか、ベテラン登山者が単独で山に登り、行方不明になるケースも。県警地域課は「山を楽しむ時は万全の準備を」と呼び掛けている。 (石 原猛)

二十五日に県庁であった「県山岳遭難防止対策協議会」で、県警地域課が報告した。

救助隊の二〇一一年の出動回数は四十五回。一〇年より四回少なかったが、行方不明者を長期間捜索したケースもあり、延べ出動人員は二百六十二人と、統計が残る一九七三年以降で最多だった。

一方、一一年の山岳遭難事故は七十九件。前年より一件増え、過去十年で二番目に多かった。うち六人が死亡し、五人が行方不明に。行方不明者は〇九年と並び、過去十年で最も多かった。

死亡、行方不明の十一人は全員が単独登山者。行方不明者は、いずれも登山計画が提出されていなかった。担当者は「どの登山道を通ったのか分からないと、発見は難しくなる」と説明する。

遭難事故の半数近くは、七~八月の富士山に集中する。軽装の観光客、体調不良でも無理をする登山者が後を絶たない。担当者は「Tシャツやハイヒー ルで富士山に登った遭難者もいた。登山口に向かうシャトルバスで啓発ビデオを流すなど、富士登山の心構えを伝えたい」と強調する。

二十五日の協議会には自治体や観光協会、消防、警察の関係者ら五十人が出席。登山道や標識の整備、登山客への注意の呼び掛けなど、本年度の重点活動方針も確認した。

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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