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9月1日の富士山山頂からのご来光の写真、日の出時刻、防寒対策、感想

待ちに待った富士山の山頂からのご来光がこれから始まります。(日の出時刻、防寒対策、感想は最後に書いています)

山小屋を出ると、もう、うっすら空が明るくなっていました。

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雲が少なく、綺麗なご来光を眺めることができそうです☆

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非常に風が強く、体温が奪われるため、登山者の多くが岩陰に隠れています。

富士山山頂からのご来光

 

富士山山頂からのご来光

太陽が、地平線の上に現れました。

今まで他の山や富士山の八合目でご来光を見た頃がありますが、山頂からのご来光は、視界を妨げるものがなく、直接太陽とつながっている感じがします。

富士山山頂からのご来光

太陽の球体が見えてきました。

中心が白く輝き、その周囲を黄色い光の輪が囲んで、さらにその周りがオーラのように柔らかく輝いています。

光のエネルギーがすごく、言葉になりません。

ご来光に圧倒され、ただただ見入ってしまいます。

富士山山頂からのご来光

 

富士山山頂からのご来光

ご来光をバックに写真とってみました。

 

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剣ヶ峰がご来光に照らされてます。

 

富士山山頂からのご来光

太陽が上るにつれて、赤い光から白い光に変わっていきます。

 

目次

日の出の時刻

9月1日に太陽が登り始めたのは5:10頃、太陽が登りきったのは5:40頃です。

ご来光はわずか30分ほどの出来事ですが、体感としてはもっと長く感じがしました。

 

山頂の山小屋を出た4:51分には、写真のようにうっすらと明るくなっていました。

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そのため、夜空が明るくなる時間帯からご来光を眺めたいのであれば、日の出時刻よりも早く山頂に到着するよう計画を立てることをおすすめします。

 

私がご来光を山頂で見たのが2016年9月1日ですが、富士山の開山日となる7月1日では、日の出時刻が4:30頃になります。

日の出時刻は、1年のうち、6月の夏至が最も早くなり、12月の冬至が最も遅くなります。

富士山でしっかりと座った状態でご来光を眺めるなら、事前に登山日の日の出時刻を確認することをおすすめします。

○参考サイト

 

気温と防寒対策

浅間神社奥宮の隣に”このしろ池”と呼ばれる水たまりのような池があるのですが、

富士山 このしろ池 薄氷がはる

その表面が写真のように凍っていました。

富士山山頂でご来光を見る時の服装、防寒着

事前にかなり寒いことが想定されたため、私の場合は、厳冬期の雪山登山で使用している防寒着を着用しました。

○上半身

  • 長袖のベースレイヤー
  • フリース
  • ハードシェル
  • 化繊インサレーション

○下半身

  • メリノウール タイツ
  • 長ズボン
  • ダウンパンツ
  • ハードシェルパンツ

この日は山頂は風速10mくらいとかなり風が強かった(立っていると体が振られる程度)で、気象庁の観測データでは5時は3.8℃でした。

私はそれぐらいの防寒着を着用したため寒さを感じることは全くありませんでしたが、周囲の登山者の様子を見ていると、寒くてじっとしていられないと見うけられる方もいました。

以下、撮影した動画です。

 

ご来光を眺めているときは、じっと見ているなら30分程度はほとんど体を動かしませんし、外気温が一桁代、しかも基本的に風が強くなりやすいですので、ほぼ冬と思って防寒着を用意しておくのが無難と思います。

上半身だけでなく、下半身も何かしら防寒着を用意しておくのがようでしょう。

 

感想

今まで富士山から何度もご来光を見てきましたが、山頂から見るのは初めてでした。

山頂から見るご来光は、山の斜面などの妨げるものがなく、ドドーンと地平線が広がっていて、迫力がありました。

過去ご来光を見た時は、登山中だったり、防寒着不足で寒くて立って歩いたりとなかなかじーーっとして見つめることができませんでしたが、今回はてご来光の瞬間を落ち着いて見つめることができました。

富士山山頂からのご来光

少しづつ昇る太陽を直視していると、まるで太陽と1対1で繋がった感覚になりました。

数日たった今もその光景が脳裏に焼き付いています。

 

砂糖を見ていてもその甘さがわからないように、このご来光の写真をどれだけ見ても、実際の体験には遠く及びません。

なぜ、多くの人が富士山からご来光を眺めようとするのか、その理由が改めてわかったような気がします。

 

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