【2024年版】
登山で使うカメラ
(スマホ・コンデジ・一眼)
収納ポーチ,バッグ,三脚
を考える

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ご来光、登山風景、自然の景色、登頂の記念写真などを写真に収めたい、SNSでシェアしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

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私自身、写真撮影するのが好きで、富士山に限らず様々な山でスマートフォン、防水デジカメ、一眼レフを使ってきています。その経験を踏まえて、登山におけるカメラ選びについて考察してみたいと思います。

デジカメ、一眼レフ

雨天中止派or全天候派

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基本的に太陽が出て青空が広がっている天候の方が、曇り空や雨の撮影写真より映えます。

野外撮影用のカメラ選びで大きな分岐点となるのは、晴れや曇のときだけ撮影する雨天中止派なのか、雨でも撮影する全天候派か、ではないかと思います。

そのため、写真撮影好きの方の中には

  • 好天時の撮影だけする素敵な写真を撮りたいタイプの方
  • 雨でも雪でも関係なく撮影する記録型タイプ

がいるように感じます。

経験談富士山のように標高の高い場所は、晴れ、曇り、雨以外にも濃霧、砂ぼこり、強風で砂粒飛んでくる、など下界とは異なる状況になることもあります。そのため、富士登山で良い条件のときだけ撮影する用の非防水のカメラを持っていっても、「ほとんど写真を撮影するタイミングが無かった、撮れなかった」となる可能性もあります。

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私は「全天候派・記録タイプ」なので、以下の記事は似たような気質の方には参考になるとおもいます。

”防水”が山で使うカメラの第一条件

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野外の撮影、特に山での撮影ではカメラが防水(防滴)であることが第一条件になります。

カメラ壊れた経験その昔、私が山を登り始めて間もないころ、普通のコンパクトデジカメを山に持っていってました。雨だと使えないのはわかってましたので、その天候では使わないようにしていました。ある日、うっすらと霧が降るような、微妙な天候の時、道端に咲く花の写真が撮りたくて、ついついそのまま使ってしまいました。

「まあ、これくらいなら大丈夫だろう、以前もこの程度なら問題なかったし」

と普通に写真を撮っていたのですが、しばらくしてデジカメの電源入れたら液晶画面が真っ暗で何を撮影したか再生できなくなっていました。ファインダーの無いデジカメで、液晶画面が映らないと、何を撮っているのか、どう撮れているのか、撮影時にまったくわからず、家に帰ってパソコンで繋げてようやくわかる状況ですので、実質使い物になりません。

その経験に学んで、次は防水デジカメを購入しました。この選択は私の使い方には適切でした。「少し降ってるからカメラにカバー付けよう」とか、「ちょっと濡れちゃったけど大丈夫かな」など気にしなくてもよいのです。晴れでも雨でも霧でも”撮ろう”と思ったら、サッと取り出して撮影できてストレスフリーになりました。

登山での写真撮影機器を考える

スマートフォン

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昔は珍しかったスマートフォンの防水機能も、今では一般的になってきました。スマートフォンに搭載されているカメラは二眼・三眼で性能が良く、望遠ズームを使わなければ非常に綺麗に撮影できます。

経験談スマホのカメラは広角レンズ(写る範囲が広い)のため、自撮り、景色の撮影は得意ですが、接写(近距離撮影)、望遠(遠くの被写体を大きく撮影)、夜景は苦手で専用カメラに軍配が上がります。

雨が降って液晶タッチパネルが濡れると、挙動がおかしくなる(タッチパネルが指の動きを正確に把握でなくなる)ため、雨天時の撮影には向きません。(雨の中でさっと撮影し終えたいのに、誤動作多発で手間取ります)

また、雨天時に使う時に気をつけたいのが、このUSBなどの端子の差込口です。

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注意点最近では充電端子やイヤフォン端子にふたが取り付けられておらず、露出した状態でも防水性能を有しているキャップレス防水のスマホもありますが、内部に水分が入ると検知して警告がでるようです。内部の水分は乾燥に時間かかりますし、極力最初から水が入らないようにした方が良いでしょう。

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スマホは故障させると、高額な修理費、買い替え費用、データ移行の手間、しばらく使えない連絡できない不便、など生じる可能性があるため、霧・雨天時の安易な利用は要注意です。防水性能も機種により程度が異なると思いますので、自身のスマホの防水性能を確認した上で、スマホ用防水ケースを利用するなど慎重な活用をおすすめします。

雨でも使うなら防水ケースマホ用の完全防水ケースも販売されています。

スマホの防水対策には、防水ハードケースとドライバッグの2通りあります。水没も考慮するならドライバッグ系が強いですが、登山の雨対策程度であればハードケース系の方が使いやすそうです。スマホ用ドライバッグを1つ持っていますが、安心感はあるものの出し入れが面倒です。

防水・防滴・防塵 スマホケース 売れ筋ランキング(amazon)

デジカメ

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”写真や動画を撮影するための機器”と役割が明確で、コンパクトかつ操作しやすいのがコンパクトデジカメ。雨天時の写真撮影は防水デジカメが安心です。

天候を選ばない防水デジカメOLYMPUS STYLUS TG-860 Tough

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough

起動が早く、グローブしても操作可能で、天候によらず確実に動作するため重宝しています。超広角レンズで広範囲撮影でき、ズームも十分、接写もできます。防水性能が水深15mまで耐えられる構造で、電池とSDカードの差し込み口の防水対策がかなりしっかりしていてます。もちろん、登山など野外の雨程度では全く問題ありません。その後このモデルは廃盤となり、より表現力の高画質モデルのTG-6(2019年)に1本化され、その後 TG-7(2023年)進化したようです。

その他にも、他メーカーの防水デジカメは複数あります。

人気の防水用防塵 デジカメ 一覧(amazon)

一眼レフ

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一眼レフは、登山ではけっこうなお荷物ですが、思い描く写真を撮影するのに最適なカメラです。登山で写真撮影好きな方は、一眼レフ・ミラーレス一眼を使用している印象を受けます。

防滴・防塵モデルが安心防水コンデジの画質でもそれなりに満足していたのですが、様々な理由で一眼レフの世界に足を踏み入れることに。最初の1台はPENTAX K-70。PENTAX K-70

防滴・防塵で高機能かつ価格も手頃な一眼のAPS-C機です。画質はTG-860とは歴然とした差があり、滑らかさや表現力にビックリしました。このカメラの画質で満足していたのですが、その後、ミラーレス一眼APS-C機のFUJIFILM X-T3も購入しました。FUJIFILM X-T3

こちらも防塵防滴です。本体サイズはミラーレスの方がコンパクトです。ただ、X-T3に付けてるレンズが大きいので、総重量はそれほど変わらない感じです。

どちらも登山で使ってきていますが、画質がとても綺麗です。できるだけ綺麗な写真を、という方はけっこうな荷物になりますが、一眼・ミラーレス一眼がおすすめです。集光力が高いため、薄暗いご来光前でもブレにくく綺麗な写真が撮れます。

ただ、登山中にさっと撮りたい時に取れるようにするには、携行方法に工夫が必要です。稀に首からぶら下げて登ってる方がいますが、富士山は天候がよく変わること、良い天気でも砂埃が発生することがあること、傾斜のある岩場では溶岩石にカメラをぶつける可能性があり、注意が必要です。登山向けの防水対策された一眼向けのカメラバックもあり、バック自体が少し荷物になりますが、さっと撮影かつどんな天候でも安心なので私は使ってます。

専用の収納ポーチで素早い撮影&収納

登山時のカメラの携行バッグについてです。話が長いので興味のある方だけどうぞ。
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コンパクトなスマホやデジカメでも、登山時にズボンのポケットに入れておくと歩行の妨げになりますので、別途、カメラ収納用のポーチ・バッグがあると便利です。

経験談涼しい季節であれば、ジャケットの胸ポケットなどに入れておけますが、夏の天気の良い日の登山では、ポケットのないTシャツで登りますので、収納箇所に困ります。ザック・リュックにそのまま入れると、取り出すのに毎度ザックを下ろすか、登山メンバーに取ってもらわねばならず、使用頻度が多い場合は手間です。ただし、登山用ザックの中には、最初から収納ポーチが用意されているものもあります。

例えば、ショルダーストラップ部分。

登山ザックの収納ポーチ

ショルダーストラップに付けるのが最も素早く取り出し&収納できます。

他には、ヒップベルト部分です。

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これも収納スペースとして大変便利です。注意点として、ヒップベルト部分は腰に添ってカーブする(収納スペースもカーブする)ため、大きなスマートフォンだと入らない場合(最近のスマホはどれもサイズが大きい)がありますので、事前に確認すると良いでしょう。

ザックに上記のような収納スペースが無い場合は、別途ポーチを取り付けるのがおすすめです。

経験上、

  • 素早くカメラが取り出せて、素早く収納できる
  • 歩行時に邪魔にならない
  • 雨やホコリが侵入しにく

の条件を満たすカメラ収納ポーチ・バッグを用意するのがおすすめです。

スマートフォン・デジカメ向け

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何かと使用頻度の多い、スマートフォンやコンパクトデジカメの収納には、ザックのショルダーハーネスに取り付けられるポーチがおすすめです。

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経験談ポーチが滑り落ちないように固定するための、ループ(上写真の水色テープ部分)が付いているザックであれば、簡単に取り付け&取り外しが可能です。私は簡単に取り外せるようにアクセサリー用のカラビナで固定しています。

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ポーチを取り付ける時、腕を組んでも大丈夫、前後に腕を振っても当たらない場所にするのがポイントです。鎖骨の少し下ぐらいでしょうか。

ミレー リュック ヴァリエポーチ

経験談ミレー リュック ヴァリエポーチは、かなり大きめサイズのポーチです。大概のスマホが収納可能ですが、そのポーチ自体の大きさと厚みがあり、上手に位置調整しないと邪魔になります。ショルダーベルトに装着する場合、女性では大きすぎるかもしれません。

私が使い始めて数年経過しますが、ジッパーは止水ジッパーではないものの、多少の雨ではほぼ浸水しません。スマホと防水デジカメの両方を収納できてとても便利ですが、サイズが大きめのため、気になる方は一度店頭で確認した方が良いでしょう。amazonに多数のレビューが付いていて、「iPhone12Pro maxが、ケースに入った状態で余裕で入ります。」等のサイズ感をイメージしやすい具体的なレビューも多数あります。

色は複数色あります。

一眼レフ用

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一眼レフの携行には登山用に専用設計された一眼レフ用カメラバックが安心

経験談登山で一眼レフカメラを持っていくのは、軽量・コンパクトなモデルだとしても荷物にもなりますし、収納場所にも困ります。ザックにしまい込んでいては、いざ写真を撮ろうとすると、ザックを下ろし、ガサゴソと開いてカメラを取り出し、撮影後はまたザックに収納して、ザックを背負う、という手順が発生します。登山中の限られたポイントでしか撮影しないのであればそれでもよいかもしれませんが、気が向いたら撮影したいタイプには面倒です。

稀に、首からカメラをぶら下げて登ってる方も見ますが、首大丈夫でしょうか。短時間なら良いですが、富士山のように長時間で傾斜の強い場所でブラブラさせてると首痛めますし、手を使うような傾斜の強い登りではカメラが岩にぶつかるんじゃないでしょうか。また、転倒したら大事なカメラが傷つくかもしれません。

カメラ用バッグを首から斜めがけは、短時間なら良いですが、富士登山は休憩入れると短いルートでも10時間ぐらい滞在しますから、その間ずーーっと斜めがけはきついです。肩痛くなりそうです。また、明らかに登りにくいです。

それでは、「どうしたら、速やかに取り出し&撮影&収納でき、山の歩行の邪魔にならないようにするか?」となります。

インターネットで調べてみると、みなさん試行錯誤しているようでしたが、最終的に私が行き着いたのは登山用に専用設計された一眼レフ用カメラバックを利用することでした。

パーゴワークス フォーカス

ガッチリ保護して一眼レフを携行したい方におすすめなのが、パーゴワークスのFOCUS(M,Lサイズ)です。2021年にモデルチェンジしました。

旧モデルを使っていますパーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

このバックは登山向けの一眼レフバックとして秀逸です。旧モデルの使った感想(注意点)を書くと、

  • このカメラバッグを付かつと、確かに取り出し&撮影&収納がスムーズなのですが、休憩のためザック自体を下ろす時、毎度このカメラバッグをバックルで取り外す手間が増える
  • お腹の前にポコンと厚みのあるバッグがあるため、足元が見えにくいので要注意です。真ん中に置くと、足元が全く見えないため、わざと少し左右のどちらかに少しずらして足元が見えるようにしている

上記は、おそらくこれはNEWモデルも形状が似ているので該当するかと思います。

便利ではありますが、付けて登山するとなると、多少の慣れが必要です。もし、利用を検討されている方がいましたら、購入後に自身のザックに取り付けて、

  • 足元が見えるようにベルトの引き具合や位置を調整
  • 膝を大きく上に上げた時(傾斜の強い岩場の足上げを想定)、できるだけバッグ底に太ももが当たらないように調整する

以上、かなり大事です。サイズはMとLサイズあり、自分のカメラサイズにあったものが良いでしょう。写真を見る限り旧モデルの使いにくかった点が改良されています。(度々在庫切れになるようです)

(2024/05/07時点でMサイズ¥11,000)

軽量コンパクトな三脚

登山時で携行できるカメラ用三脚についてです。興味のある方だけどうぞ。
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夜景を綺麗に撮影したい、星空を綺麗に撮影したい、ご来光も手ブレなく撮影したい、と考えているなら、三脚などでカメラを固定することになります。

経験談明るいご来光は、手持ちでも撮影可ですが、シャッタースピードが遅い夜景・星空・早朝の写真は固定しないと、ブレた写真になりますので、固定必要です。

富士山では、山小屋の前には落下防止の手すりがあるため、それを上手に使えばカメラを固定できますが、アングルが限られます。それ以外では固定できる場所はほぼありません。

登山で持っていくとなると、ずっと背負っていきますので、できるだけ軽量でコンパクトなものを、となります。

三脚

がっしり固定するなら三脚になります。フレーム数が多いので重量がでますが、しっかり固定できます。

大きな三脚だと場所をとってしまうため、他の登山者への配慮が必要です。

耐荷重(三脚が耐えることができる重さ)、全高(最大の高さ)、自重(三脚自体の重さ)など様々なスペックがあり、何が良いかは機材によって異なってきます。素材はアルミとカーボンがあり、カーボンの方が軽量になり高価になります。

重量は、全高が130~150cm程度で、 一眼レフが乗せられる物になると、軽いものでも1~1.5kg程度になるようです。

全高が低くてもよいのならより軽量化できます。

Manfrotto PIXI EVO

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

一眼レフを購入していざ山へ行こうとなった場合「さて、三脚はどうしようか」となります。

山には一眼レフを置けるような場所はほとんどありません。手持ちの撮影のみなら不要ですが、薄暗い場所、夜景、星空、ご来光の撮影で、しっかり固定して撮影するにはやはり三脚が必要です。

私はとにかく軽くしたかったため、ネットでいろいろ調べた結果、このマンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)に行き着きました。

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

【特徴】

2.5キロまでのデバイスやデジタル一眼レフカメラに互換
不安定な地面に安全性を与える2脚角度のミニ三脚
信頼できる頑丈、軽量なアルミニウム構造
カメラを90°にティルトができるため、ポートレートモードで撮影することも可能

【仕様】

重量:260 g
最大耐荷重:2.5 kg
全伸高:20 cm
素材:アルミ, テクノポリマー
最低使用温度:-30 ℃

開脚角度を2段階にて調節でき、5段階に長さが調節が可能で野外のデコボコでも素早く固定できます。

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

開脚角度を変えるスライド

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

接地面はゴム?

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

コンパクトデジカメを取り付けてみました。

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

耐荷重2.5kgなので、一眼カメラも問題なし。

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

カメラを90°傾けられ、空の撮影できます。

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

かなりデコボコした岩の上でも、慎重に足場を選べば固定できます。

使った感想重量260 gで、サイズもコンパクトなため、気軽にザックに入れられます。取り付けや足の長さ調整は非常に簡単にできます。”取りあえず固定する”のであれば、これでも問題ありません。ただ、高さが無いため地面に置くとカメラの設定&撮影がかなり面倒(登山で足疲れてるのに屈んで設定がきつい)です。また、全伸高20 cmのため、撮影方向に僅かな障害物があると撮りたいものが撮れません。できれば少し高い岩に置いて撮影したい(意外と見つからない)ところです。それを十分に理解して軽量化するなら、有りなのではないかと思います。

Manfrotto コンパクト三脚 Befree カーボンファイバー

manfrotto_MKBFRC4

耐荷重:4 Kg
重量:1.1 Kg
商品素材:カーボン
全伸高:142cm

ある程度高さがあり、軽量でコンパクトな三脚はないか?とたくさん調べたとこり、この製品を見つけました。

耐荷重が4kgで、重量が1.1kgと非常に軽いです。登山時に傾向するのによいと思いますが、カーボン製で価格が結構します。

以下、amazonカスタマーレビューより抜粋。

軽量コンパクト!(2015年8月2日):山で三脚を使った撮影がしたくて購入しました。毎回登山に三脚持っていきたいのに、対荷重が小さいものは軽いけど貧弱で山頂や稜線で風に煽られると揺れてしまって使い物にならず・・・かと言って対荷重大きなものは重たくてとてもじゃないが持って行く気にならず・・・で良いものが無いか悩んでいたところ、探し回った末にこの製品購入となりました。
思っていた以上にしっかりしていて且つ脚の自由度が非常に高く、不整地ではこれがベストと思えるくらいです。しかもコンパクトにたためるのが非常に良いです。最近はストックと三脚の合わせ技て的商品も出ていて気になるところですが脚の自由度が高いこちらの方が使い勝手が良いかと思います。

実際に山で使っている方のブログあり、参考になります。写真も綺麗です。)

一脚

高さのある三脚を探すと1キロ程度の重さになってしまうため、高さのみ固定できる一脚のポールも存在します。

モンベル トレッキング フォトポール

モンベル トレッキング フォトポール

グリップ上部のキャップを取り外してカメラの三脚穴にセットすることで、一脚としても使用できるI型グリップ・ポールです。撮影時の高さの微調節が素早く行えるカムロック・システムを搭載。グローブをしたままでも操作が容易です。1本での販売です。

【重量】271g(286g) ※( )内はポイントプロテクターとバスケットを含む総重量です。

出典:モンベル

トレッキングポールとカメラ一脚を兼ねた商品です。山仲間が持っていて実際に使ったことありますが、これだけでもある程度固定されて、星空などは無理ですが、薄暗い中での撮影であればなんとか耐えれます。ただ、疲れていたり風が強いとぶれます。

類似品もあります。

三脚まで持っていこうとすると、いろいろと考えさせられます。一眼レフに三脚もとなると、どんどん荷物が増えていきます。歩行時間の長い富士登山で、どこまでするかは、本人の体力&やる気次第ですね。

最後に

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管理人

昔は富士登山に一眼レフ持っていきましたが、重量等がしんどくなり、最近はスマホ撮影&コンデジの防水カメラが多いです。

装備・持ち物リスト

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管理人

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。

【簡易版】「42項目」富士登山の装備・持ち物リスト一覧(クリックで開きます)

服装・装備・持ち物の準備リスト一覧(簡易リスト)

  • -遭難、怪我のリスクを防ぐ最重要装備
  • -登山の安全性・快適性が向上する装備
  • -登山の安全性・快適性が多少向上する装備
  • -あれば便利な装備

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