富士登山ではネックウォーマーが首元の冷え防止に効果的です。軽量で保温性に優れた素材の選び方を紹介しています。
- ネックウォーマーは日中の日帰り登山ではほぼ不要
- ご来光登山の場合はあった方が良い。個人的にはアウトドアブランドのフード付きフリースの方が使い勝手が良くおすすめ
富士登山でネックウォーマーは必要?

ネックウォーマーは日中の日帰り登山ではほぼ不要です。山小屋宿泊でご来光を目的に富士山に登る方は、あると便利な防寒アイテムです。




山頂でご来光を眺める場合、深夜1~4時頃に山小屋を起床して、登山道を登ります。その時間帯は、1日で最も気温の低い時間帯で、山頂付近は気温が0~5℃で風が強いときも多いです。
座って約30分ほどの日の出を見ていると体が冷えますので、上下の防寒着(フリースやダウン)とは別に、寒がりな方は首元を保温するネックウォーマーがあると良いでしょう。首は皮下脂肪が少なく、体の中で熱が奪われやすい部分なので、防寒対策としてあると快適です。



タオルや手ぬぐいを持っていて、乾いている状態ならそれで代用できます。(ただし、風が強いと綺麗に巻きにくいです)
ウインタースポーツ用に使っているネックウォーマー、冬に市街地で使用しているネックウォーマーでも十分ですが、登山メーカーのものは多少使い勝手が良くなっています。
「大手通販サイトの人気のネックウォーマー」の一覧
フード一体型のフリースがおすすめ



その昔、富士登山のご来光登山でネックウォーマーを使っていましたが、近年はアウトドアメーカーの「フード一体型のフリース」を使っています。
フード一体型のフリースとは?



私の周りの登山歴が長い方々がほぼほぼ持っているのが、アウトドアブランドの「フード一体型のフリース」です。
多くのアウトドアブランドから、フード一体型のフリース(生地は薄め)が販売されていて、代表的な製品が「パタゴニアのR1フーディー」です。このフード一体型のフリースは、
- 適度な保温力
- フード部分はバラクラバ兼ネックウォーマーになる
- 重ね着してもそれほど嵩張らない
- 生地が薄めなので使える時期が広い
など、優れた点が複数あります。一般のネックウォーマでは首の皮膚とフリース生地の間が開きやすく隙間風も入りやすいですが、フード一体型のフリースではフィット感が高く、上着部分との生地が続いていて隙間が無いため、生地が薄くても首元の保温効果が高いです。



登山において定番のウェアのため、パタゴニア以外の複数のブランドでもどうようの形状・機能性を持ったウェアが複数あります。
ここ数年、ご来光富士登山ではネックウォーマーではなく、パタゴニアのR1プルオーバー・フーディやミレーの同様の形状のフリースを着用しています。
関連製品
<他社の類似品>


類似製品で価格も手頃なモンベルのトレールアクションパーカです。知り合いが数年前に購入して使ってますが、何度も洗濯してもほとんど毛玉も無く満足して使っているようです。(因みに初期モデルは毛玉がすごかった、その後改善されたらしい)
まとめ
日中の登山のみであれば、よほどの悪天候でない限りネックウォーマーは使いません。必要になるのは気温が一桁代になるご来光登山です。



ご来光時は本当に寒いので、首元を覆える何らかのアイテムを準備することをおすすめします。
富士登山の装備・持ち物リスト「42項目」
- -遭難、怪我のリスクを防ぐ最重要装備
- ◎-登山の安全性・快適性が向上する装備
- ○-登山の安全性・快適性が多少向上する装備
- △-あれば便利な装備
- ザック(リュックサック・バックパック)
- ○ ザックカバー
- ◎ ヘッドライト・ヘッドランプ
- ◎ 予備電池
- 登山靴・トレッキングシューズ
- ◎ フットスパッツ
- △ 水筒
- △ 防水スタッフバック
- △ カメラ・デジカメ
- ◎ トレッキングポール
- ◎ サングラス
- ○ 腕時計
- ◎ 富士登山ルート地図・マップ
- ○ ビニール袋
- △ トイレットペーパー
- ◎ 洗面用具
- ◎ 携帯電話
- お金(100円玉など)
- ○ 耳栓or携帯ミュージックプレイヤー
- △ 使い捨てカイロ
- ○ メガネ、コンタクト
- ○ 酸素缶
- △ サバイバルシート
- △ 履き替える靴やサンダル
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