高山病について

富士山の登山で高山病は発症するのか?

私は何度か友人と登頂しましたが、だいたい1/3の確立で仲間が高山病になっていたようです。

「頭がいたい・・・」「寒気がとまらない・・・」などなど本当に辛そうでした。

冗談抜きで、この状態で本当に下山できるのだろうかとおもってしまうくらい辛そうでした。

 

高山病になる確率が1/3とは、かなり高い確率ですよね。(私の仲間がたまたまそうなっただけかもしれませんが)

実は私は高山病になったことが無いのですが、登る前にちょっと不安になります。

 

◆高山病の原因

高山病とは、標高が高くなるにつれて気圧が低くなり、それに伴って空気中の酸素が少なくなり体の各組織で酸素が欠乏状態になったり、気圧の低下に乾燥して体の水分が欠乏することが原因だそうです。

高山病の症状は、頭痛や吐き気などです。

私の友人は下山途中に頭痛になりましたが、動けなくなるくらいの激痛だったため、牛歩での下山を余儀なくされました。

 

◆高山病の予防方法

高山病の原因が気圧の変化による酸素の欠乏と体の乾燥のため予防方法は

・気圧の変化に体がなれるようなゆっくりとしたスピードで登山や下山をする

・まめな給水をする

の2つになります。

 

◆もし高山病になったら・・・

登山の途中で高山病になった場合、さらに登ると症状が悪化します。

私の友人を見ていてもそうでした。8合目くらいで具合が悪いといい始めて、9合目くらいで唇が真っ青になって瀕死の状態になってしまっていました。

自分が高山病になったかも?とおもったら、仲間にその状態を伝えてそこから下山してもよいとおもいます。

高山病の特徴として、下山したら魔法のように症状が消えることです。

高山病になって辛い思いをして、「もう富士山に登らない」となるよりは、またチャレンジして良い思い出にしたいものです。

 

 

 

 

 

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

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点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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