2011/08/14(日) 富士山遭難多発で入山料論議 逆に救助要請は増えるのか

お知らせ [2021/09/13更新]

富士登山の閉山関連情報

2021年の夏山シーズンが終了し、富士登山オフィシャルサイトより閉山に関する情報が公開されています。

1.夏山期間以外は、富士山山頂への登山道は通行止めとなっています
2.富士登山における安全確保のためのガイドライン(3つのルール)
 (1)万全な準備をしない登山者の夏山期間以外の登山禁止
 (2) 「登山計画書」を必ず作成、提出
 (3)登山者のマナーとして「携帯トイレ」の持参
>> 詳細はこちらをご確認ください。
レンタル装備の活用@2022年夏山シーズン

富士登山装備をゼロから買い揃えるのは数万円かかります。昨今、登山装備のレンタルが充実していて、初期費用もかなり抑えられますのでぜひご活用ください。


J-CASTニュース 8月14日(日)18時12分配信

富士山での遭難が過去最悪ペースで増えていると報じられ、ネット上では、入山料を取るべきなどと論議になっている。安易な入山をなくすには、どうすればよいのか。

「今は、富士山でも携帯電話の電波が入るようになりましたので、安易な110番、119番も多いんですね」

■ヤフー意識調査では、8割が入山料賛成

登山道の富士宮口がある静岡県富士宮市では、商工観光課の担当者がこうため息をつく。

新聞各紙によると、富士山では2011年8月8日までに夏山遭難事故が23件もあった。これは、前年同期に比べて7件増えて過去最悪のペースになっている。すでに、死者も2人出ているほどだ。

背景には、安易な気持ちで登る人が増えていることがある。10年夏は、東京・新宿を金曜日の夕方出発するバスツアーで、登山道の吉田口などから真夜中に登る人が問題になった。土曜日の早朝に、山頂から朝日を拝むためだ。

睡眠を取らずに急いで登れば、高山のため体調を壊しやすい。そこで、吉田口がある山梨県富士吉田市などでは、危険だとして旅行業者らに自粛を呼びかけ た。その結果、今シーズンになってこうしたツアーは少なくなったという。しかし、その後も、準備不足のまま単独登山などをして遭難する人は後を絶たず、各 自治体も、対策に頭を悩ませている。

しかも、入山者からの安易な救助要請も目立っている。自力で歩けるにもかかわらず、携帯電話から警察などに通報する人もいるという。警察から依頼を受けた山小屋が救助に3万円ほどかかることを告げると、「金がかかるならいい」と自力下山したケースも伝えられている。

こうしたニュースに、ネット上では、入山料を取ったり、救助に備えたデポジット制にしたりするべきなどの意見が多く出ている。ヤフーが08年9月に行った意識調査では、富士山有料制に賛成する意見が8割にも達しており、受益者負担を求める声は根強いようだ。

■静岡県富士宮市は慎重「環境整備求められる」

こうした声を反映してか、富士山周辺の自治体からも、入山料徴収に向けた動きも出てきている。

山梨県富士吉田市は、堀内茂市長が音頭を取って、ゴミ対策なども兼ねた「富士山環境保全協力金」の早期導入を訴えている。この入山料実現に向けて、2011年6月には、山梨県と静岡県で協議するように呼びかけた。

ただ、入山料を巡っては、「金を払ったのだから救助に来い」などと見返りを求められるとの懸念もあるようだ。静岡県富士宮市の商工観光課では、「そのよ うなマイナス面が出てくる可能性があります。有料のトイレも、入山料を払うなら無料にとの要求も出てくるでしょう。ですから、自治体などに環境整備が求め られると思います」と言う。

さらに、入山料を山小屋など関係先にどう分配するかということも問題になると指摘する。「県とも一体でやらないといけない話ですので、まだ検討段階にも 入っていません。静岡県は、伊豆などの観光地も抱えていますので、富士山だけを考えているわけにいかないこともあります」(商工観光課)

一方、富士山が主要な観光地の山梨県では、静岡県と多少の温度差があるようだ。富士吉田市には、富士山課という専門部署があり、登山者から見返りを求め られるかについては、こう言う。「『金を払ったから』と過大な要求をする人は、ごくごく一部だと思いますよ。登山客には、ゴミを持ち帰るなどマナーがよい 人も多いですから」

入山料については、「大勢の観光客が来たから、稼ごうということではありません。登山道には、救急車も行けませんので、民間にお願いすると費用もかかり ます。登山者が急激に増えたので、こうした負の部分も増大しました。ゴミやトイレなどの費用も含め、受益者負担にしたらどうかということです」と話してい る。

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あいさつ

過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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