富士登山@2025年(令和7年度)
2025/06/02更新

出典:国分寺市
富士登山オフィシャルサイトにおいて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)について」の注意喚起が掲載されました。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)について
令和6年8月8日19時15分、気象庁から、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
南海トラフ地震の想定震源域では、新たな大規模地震の発生可能性が平常時と⽐べて相対的に⾼まっていると考えられます。
今後、もし⼤規模地震が発⽣すると、強い揺れや⾼い津波を⽣じると考えられます。
※新たな⼤規模地震が発⽣する可能性は平常時と⽐べると⾼まっていますが、特定の期間中に⼤規模地震が必ず発⽣するということをお知らせするものではありません。
なお、登山中に地震が発生した場合は、落石等の可能性が考えられますので、ヘルメットの着用や自身を守るための行動をお願い致します。
今後は、報道機関や公的機関から発表される最新情報を確認いただくとともに、巨大な地震に注意しつつ、落ち着いて行動するようにお願いします。
富士登山オフィシャルサイト
コメント
今回の南海トラフ地震における、今後の動向を予測するのは難しいです。富士山は山頂付近には岩がゴロゴロ多数あり、落石リスクは元々あります。近年では2019年に起きた頂上付近の落石による死亡事故があります。
各登山道(上りのルート)は、元々、尾根状の少し高くなっている場所を登っていくため、落石が起きても影響を受けにくい場所を登っています。逆に沢(谷)形状のルートは山上部からの落石が集まりやすくリスク高いです。
登山道の一部区間で元々落石が頻発している場所があります。それは、宝永火口付近です。

宝永火口周辺は斜度が非常にあるため、度々落石が起きています。小規模のものなら実際見たことあります。(下記動画は大規模落石です。ご参考)
この状況下で富士山登られる場合、元々落石リスクが高いこの宝永火口ルートは本当に避けるのが無難です。(プリンスルートと呼ばれる富士宮五合目から御殿場ルートへ抜けて山頂へ至るルートでこの宝永火口を通過します)
また、落石が起きると、パチパチと落石が石にぶつかる音が聞こえてきますので、どのルートでもイヤホンで音楽聞きながら登山していると気づきにくいのでやめた方が良いです。
噴火に関しては、2014年の御嶽山噴火がありました。
何年も前から富士山の噴火についてはメディア等でも取り上げられていますが、いつ起こるか予測が難しいため、気になる方は登らない方がいいと思いかもしれません。
富士登山の装備・持ち物リスト「42項目」
- -遭難、怪我のリスクを防ぐ最重要装備
- ◎-登山の安全性・快適性が向上する装備
- ○-登山の安全性・快適性が多少向上する装備
- △-あれば便利な装備
- ザック(リュックサック・バックパック)
- ○ ザックカバー
- ◎ ヘッドライト・ヘッドランプ
- ◎ 予備電池
- 登山靴・トレッキングシューズ
- ◎ フットスパッツ
- △ 水筒
- △ 防水スタッフバック
- △ カメラ・デジカメ
- ◎ トレッキングポール
- ◎ サングラス
- ○ 腕時計
- ◎ 富士登山ルート地図・マップ
- ○ ビニール袋
- △ トイレットペーパー
- ◎ 洗面用具
- ◎ 携帯電話
- お金(100円玉など)
- ○ 耳栓or携帯ミュージックプレイヤー
- △ 使い捨てカイロ
- ○ メガネ、コンタクト
- ○ 酸素缶
- △ サバイバルシート
- △ 履き替える靴やサンダル
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