富士登山@2026年(令和8年度)
2026/07/01更新
2026/07/01-富士山が山開きを迎えました(山開きの様子・動画はこちら)
管理人2026年7月1日、富士山が山開きを迎えました。
開山後の様子がYoutubeで公開されています。
山梨県側の吉田ルート五合目ゲートには早朝から多くの登山者が集まり、ゲート開放とともに山頂を目指して歩き始めました。今年は静岡県側の須走ルートも同じ7月1日に開山し、いよいよ本格的な夏山シーズンが始まります。
2026年の富士登山は、入山料、時間規制、山小屋予約、装備確認など、事前に知っておくべきルールが例年以上に重要になっています。この記事では、初めて富士山に登る方にもわかりやすく、2026年の開山情報と注意点をまとめました。
2026年の富士山開山日はいつ?





2026年の富士山は、ルートによって開山日が異なります。
![[2026年]ルートの開山(開通)期間](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fujitozan-kaizan-infomation-3_result.avif)
![[2026年]ルートの開山(開通)期間](https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fujitozan-kaizan-infomation-3_result.avif)
- 吉田ルート(山梨県側)・須走ルート(静岡県側):2026年7月1日開山
- 富士宮ルート・御殿場ルート・山頂のお鉢めぐり:2026年7月10日開山予定
いずれのルートも、開山期間は原則9月10日までです。なお、静岡県側ルートは9月10日17時までと案内されています。
ただし、開山日は残雪や天候、登山道の整備状況によって変更される可能性があります。登山を予定している方は、出発前に必ず富士登山オフィシャルサイトなどで最新情報を確認してください。
開山直後は登山道に雪が残っていたり、梅雨明け前で天候が不安定だったりすることも多い時期です。「開山したから安全」というわけではないので、慎重な判断が必要です。
2026年は「13年ぶりの同日開山」
2026年の大きな特徴は、山梨県側の吉田ルートと、静岡県側の須走ルートが同じ7月1日に開山したことです。
これまで須走ルートは、残雪の状況などから吉田ルートより遅い7月10日ごろの開山が続いていました。しかし、吉田ルートと須走ルートは八合目付近で合流するため、下山時に登山者が誤って須走ルート側へ進んでしまうケースが課題になっていました。また、山頂の一部の山小屋・トイレは須走口側の管理下にあり、須走ルートが開山していない期間は利用できないという問題もありました。
こうした課題を解消するため、2026年は須走ルートの開山日を吉田ルートに合わせて前倒しし、13年ぶりに山梨・静岡の登山道が同日に開山することになりました。富士宮ルート・御殿場ルートは、例年通り7月10日開山予定です。
入山料・通行料は1人4,000円


2026年の富士登山では、主要4ルートすべてで、入山料・通行料として1人1回4,000円が必要です(名称はルートによって「通行料」「入山料」と異なります)。
- 吉田ルート:五合目ゲートを通過する登山者は通行料4,000円。山小屋宿泊者も対象です。事前の通行予約は任意ですが、済ませておくと当日の手続きがスムーズになります。
- 静岡県側3ルート(須走・富士宮・御殿場):入山前に「静岡県FUJI NAVI」アプリで事前学習・登山者登録・入山料の支払いを行い、入山証(QRコード)を取得します。現地受付も可能ですが、手続きに時間がかかるため、混雑期は事前登録がおすすめです。
なお、吉田ルートの通行予約はあくまで「通行」の予約であり、山小屋の宿泊予約とは別物です。宿泊する場合は、各山小屋へ直接の予約が必要になるので注意しましょう。
なお、静岡県側3ルートでは、吉田ルートのような1日あたりの登山者数上限は設定されていません。ただし、入山料の支払い、事前学習、時間規制はあるため、事前準備は必須です。
吉田ルートは午後2時から翌午前3時までゲート閉鎖


2026年の富士登山で特に注意したいのが、時間規制です。
吉田ルートでは、五合目登山道入口のゲートが午後2時から翌午前3時まで閉鎖されます。山小屋宿泊者を除き、この時間帯はゲートを通過できません。また、1日の登山者数が4,000人に達した場合もゲートが閉鎖されます。
つまり、午後から思いつきで登り始めることはできません。夕方や夜に登り始めて、そのまま山頂でご来光を目指すいわゆる「弾丸登山」は、制度面でも安全面でも強く抑制されています。
静岡県側のルートでも、午後2時から翌午前3時までに入山する場合は、山小屋の宿泊が必要です。
装備確認も忘れずに


吉田ルートでは、五合目で必要装備の確認があります。防寒具・上下セパレート式の雨具・登山に適した靴を持っていない場合、ゲートを通行できないことがあります。
富士山は標高3,776mの高山です。夏でも山頂付近は冷え込み、風が強く、雨が降れば一気に体温を奪われます。「夏だから寒くないだろう」「スニーカーでも行けるだろう」「雨具はビニールカッパで十分だろう」という考えは危険です。準備不足が体調不良や事故に直結するのが富士山です。
登山靴、レインウェア、防寒着、ヘッドライト、手袋、水分、行動食など、最低限の装備は必ず用意しましょう。
安全対策:救護所の体制
2026年も、五合目・七合目・八合目に救護所が設置されます。公式のルート案内では、五合目救護所は看護師常駐、七合目・八合目救護所は医師常駐とされています。報道では、開山期間中は五合目から八合目までのいずれかに医師がいる体制になっているとも伝えられています。
高山病や体調不良、けがに対応できる体制があるのは心強いポイントですが、救護所があるからといって無理をしてよいわけではありません。特に初心者は高山病に注意が必要です。五合目に着いてすぐ歩き出すのではなく、少し体を慣らしてから出発し、息が切れるほどの速いペースは避けてゆっくり登ることが大切です。
混雑への備えも早めに
報道によると、山梨県側の入山予約は開山前日の時点で数万人規模に達しており、開山初日にも多くの登山者が入山する見込みとされています(正確な数字は今後の公式発表で確認してください)。
特に週末やお盆前後は、山小屋、登山バス、駐車場、トイレなどが混雑しやすくなります。富士登山を計画している方は、早めの山小屋予約と、時間に余裕を持ったスケジュール作りを心がけましょう。
初心者におすすめの登り方
初めて富士山に登るなら、無理な日帰りではなく、山小屋に1泊するプランがおすすめです。
- 吉田ルート:山小屋・救護所・売店が比較的多く、登山者数も多いため初心者が選びやすいルート。ただし混雑しやすく、時間規制・人数制限の影響も受けやすいので、事前予約は早めに。
- 須走ルート:樹林帯から始まる変化のあるルート。吉田ルートと合流する八合目以降は混雑することがあります。
- 富士宮ルート:山頂までの距離が短い反面、標高差が大きく、登り下りとも同じ道を使うため注意が必要です。
- 御殿場ルート:距離が長く、体力のある経験者向き。
「どのルートが一番楽か」ではなく、「自分の体力・経験・交通手段・山小屋予約の取りやすさ」で選ぶのが失敗しにくいコツです。
まとめ:2026年の富士登山はルール確認が必須
2026年の富士山は、7月1日に吉田ルートと須走ルートが開山しました。山梨県側の吉田ルートと、静岡県側の須走ルートが同日に開山するのは13年ぶりです。富士宮ルート・御殿場ルート・山頂のお鉢めぐりは、7月10日開山予定です。
今年の富士登山では、入山料4,000円、午後2時から翌午前3時までの入山規制、山小屋予約、装備確認など、事前に知っておくべきルールが多くあります。
富士山は、しっかり準備すれば一生の思い出になる山です。しかし、準備不足で登ると、体調不良や事故につながる危険もあります。山小屋予約、入山手続き、装備、天気、アクセスを事前に確認し、無理のない計画で2026年の富士登山を楽しみましょう。
本記事の情報は2026年7月1日時点のものです。開山日・規制内容は天候や運用状況により変更される可能性があるため、最新情報は必ず富士登山オフィシャルサイトでご確認ください。

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