富士山 静岡側きょう山開き。雷を伴う激しい雨、台風8号の影響も

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富士山の静岡県側で10日、山開きが行われ、本格的な夏山シーズンが始まる。3本の登山道のうち、須走ルート(小山町)は全面開通するが、富士宮ルート(富士宮市)は8合目、御殿場ルート(御殿場市)は6合目で入山が規制される。台風8号の影響で東部地区は大雨が予想されており、登山客は注意が必要だ。
 
 
 静岡地方気象台によると、台風の影響で10日午前から雷を伴う激しい雨になる可能性がある。県は予定通り須走を全面開通させるが、山頂の山小屋は16日頃まで休業することになった。共同管理するトイレも15日頃まで使用出来ず、8合5勺の山小屋が最後になる。このため、県は携帯トイレ3000個を用意し、5合目で登山客に配る。裾野署は、水ヶ塚駐車場(裾野市)で行う予定だった山岳遭難防止キャンペーンを中止した。
 
 今年は2月の大雪で例年以上に残雪があり、富士宮、御殿場は10日の開通には間に合わなかった。県は7~8日に両ルートを調査し、富士宮を18日午前9時に開通すると決めたが、御殿場は残雪で山頂付近に近付けないため、開通区間を8合目までとし、引き続きバリケードを設置して入山を規制する。15~16日の再調査を基に開通日を決める。
 
 一方、県は今夏から、登山客で混雑する週末やお盆の29日間、24時間態勢で5合目に調査員を配置し、正確な登山客数を調べる。登山道がある3市町が昨夏(7月1日~8月31日)、5~6合目付近のカウンターで調べた登山客数は13万9783人だったが、濃霧などで誤作動したケースもあったという。
 
 正確な登山客を把握することで、例えば、山頂の混雑が予想される日時をあらかじめ登山客に知らせ、行程をずらしてもらう。登山道の混雑緩和につながるため、ルートから外れて歩く登山客を減らせるという。山梨県の吉田口6合目では1981年から調べているが、静岡では初めてとなる。
 
 各登山道5合目では入山料(富士山保全協力金)の現地徴収が行われる。県は9月10日までの期間中、約7900万円の協力を見込んでいる。登山客には入山料と引き換えに缶バッジとガイドブックが渡される。

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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