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ウィーンフィル楽団員が滑落死=休演日に富士登山-静岡

3日午後1時ごろ、富士山8合目の山小屋「上江戸屋」付近で、男性が滑落するのを登山中の男性(32)が見つけ、110番した。

静岡県警御殿場署などの山岳救助隊が駆け付け、滑落した男性を救助したが、搬送先で死亡が確認された。同署が詳しい状況を調べている。

 同署によると、死亡した男性はオーストリア国籍でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコントラバス奏者ゲオルク・シュトラッカさん(41)で、富士山の3700メートル付近で滑落したらしい。

 シュトラッカさんは楽団の公演のため、10月30日に来日。この日は休演日で、朝からドイツ人の同僚と山梨県の富士吉田口から登山していた。(2010/11/03-22:44)

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