
富士山には、様々な高山植物が生息しています。各五合目の登山口のから森林限界に至るまで、高山植物の花々を観察することができます。
登山中に観察できる高山植物の花々
特に、御殿場口新五合目(標高 約1,450m)から始まる御殿場ルートや、樹林帯の長い須走口五合目(標高 約2,000m)から始まる須走ルートは、他の五合目より標高が低いこともあり、多様な高山植物を観察することができます。
登ることで一生懸命で、なかなか道端の植物まで目が行き届かないかもしれませんが、植物たちは人知れず花を咲かせています。
何度も富士山に登り、写真がたまってきたので、まとめて掲載することにしました。今後、新たに撮影したら追加する予定です。(※花の写真をクリックすると拡大します)
オンタデ
標高の高いところに適応でき、富士山の五合目以上に広く分布しています。
イタドリ
イワツメクサ
ヤマホタルブクロ
ムラサキモメンヅル
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)は花が大きく、よく目立ちます。
シモツケソウ
フジアザミ
ミネヤナギ(峰柳、別名ミヤマヤナギ)
クルマユリ
シロバナヘビイチゴ
ミヤマオトコヨモギ
ミヤマハンショウヅル
タカネバラ
野生のバラです。花は小ぶりですが、鮮やかな花の色が際立っていました。
ヤマオダマキ
最後に
いまいち人気が薄い須走ルートですが、樹林帯が長く、高山植物の観察には最適なルートです。登山ルートからも多種の花々を見つけることができます。
個人的には、ハクサンシャクナゲやクルマユリは、「あ、こんな場所に華やかな花が咲いている!」と発見した感がありました(^^)
装備・持ち物リスト

管理人
10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
こちらの記事もよく読まれています。
富士登山の全体像
装備・持ち物
登山装備レンタル
登山ルート
高山病
天気
アクセス