富士登山といえば、5合目から登るのが一般的です。
どの登山ルートの5合目からでも、けっこうしんどいのですが、やっぱり富士山を登るなら1合目から登りたいと思ってました(^^)
ということで、2011/08/03~2011/08/05の2泊3日のゆったりスケジュールで、富士山の須山口1合目から頂上まで登ってきました。
■タイムスケジュール
8/3
11:10 須山口1合目から登山開始
12:25 須山口1合5勺に到着
13:48 須山口2合目に到着
14:32 須山口2合5勺に到着
15:15 須山口3合目に到着
16:33 須山口4合目に到着
17:44 富士宮口6合目に到着。宝永山荘に宿泊
8/4
07:30 6合目の山小屋を出発
08:54 富士宮口新7合目に到着
10:03 富士宮口元祖7合目に到着
11:07 富士宮口8合目に到着
12:23 富士宮口9合目に到着
13:32 富士宮口9合5勺に到着
14:42 富士宮口の頂上に到着
15:50 剣ヶ峰3776mに到着
16:46 吉田口の頂上に到着
17:20 御殿場口下山口に到着
18:42 御殿場口8号目に到着
19:10 御殿場口7号5勺の砂走館に到着
8/5
07:26 御殿場口7号5勺の砂走館を出発
09:24 旧2号8勺(御殿場口下山道と須山口下山道の分岐点)に到着
10:17 須山口下山道2合5勺に到着
11:23 須山口下山道1合5勺に到着
13:04 須山口1合目に無事到着
まずは出発前に御殿場駅近くにある新橋浅間神社で無事に登頂することをお祈りしました。
そして、木の花名水(このはなめいすい)という湧水を飲んでいざ、出発!
御殿場駅から車で40分ほど移動して、須山口登山道の入り口の隣にある水ヶ塚公園へ到着する。
そこで登山準備と準備運動をする。
水ヶ塚公園&須山口登山道の1合目の標高は約1450m。
富士山の標高が3776mなので、2326mも登って下ることになる。
2泊3日とスケジュールに余裕はあるものの、けっこうハードだ!
水ヶ塚公園から道路をはさんだ反対側に須山口の登山道入り口がある。
因みに、1合目からの富士登山ルートといえば、吉田口から登る人ががほとんど。
須山口から登る人は非常に珍しく、登山道で人とすれ違うことがあまりない。
最初は、緑豊かな樹林帯をすすむ。
気温は涼しいものの、登山により徐々に汗ばんでくる。
樹林帯の中は湿度も高い。
デコボコした溶岩の上にびっしり植物が生えている。
なんだかとても美しい。
緑豊かな富士山の麓には小さな花がポツポツと咲いていた。
12:25 須山口1合5勺に到着
まだまだ深い樹林帯。
若干涼しい気温の中で深い緑の中を歩くのは心地よい(^^)
道端の木の表面には、こんな赤いコケ?も生えていた
須山口の登山道の脇にはこんなトゲトゲした植物が生えている。
これはさわると痛い。
サボテンみたいだ。
私の服装がアンダータイツに短パンだったため、登山中に足に刺さる刺さる。
そのたびに「イテ!」となってました(^_^;)
こんなことならフットスパッツをはいて置けばよかった。。。
13:48 須山口2合目に到着
かわいい花が咲いていました。
いったい何という花なんでしょうか。
写真を撮っておきながら、その花の名前がわかりません。
15:15 須山口3合目に到着
登山開始から約4時間経過しました。
登山道の脇にところどころ生えていたきのこ。
緑生い茂る中で、たまに生えているきのこは目立っていました。
この花は綺麗ですね~。
ヤマホタルブクロという名前のようです。
ピンク色と袋みたいな花がかわいいです(^^)
徐々に標高もあがり、生えている木々の背も低くなってきました。
樹林帯を抜けると宝永山が右手に見えてきます。
16:33 須山口4合目に到着
樹林帯を抜けたので、すこし風が強くなりました。
宝永山はなかなかカッコイイ山ですね。
こちらは宝永火口です。
いつも下を向いているヤマホタルブクロを下から覗き込んでみました(^^)
宿泊する山小屋まであと少し。
17:44 富士宮口6合目に到着しました!
中に入りザックをおろして、登山靴を脱いでホットひといき。
まだまだ山行は長いものの、今日1日がんばった!
この山小屋は6合目ということもあり、値段は控えめ?
この囲炉裏が風情ありますよね。
荷物を片付けたところで、そろそろ楽しみにしていた夕飯。
何時間も登り続けたので、お腹はぺこぺこ。
登山時の空腹ぐあいは、いつもと違います。
「この中から自由に選んでください。揚げ物がさくさくに揚がるのでオススメすよ!」
といわれたので、
ミックスフライに決定(^^)
山で食べるご飯は本当に美味しい!
なによりお腹がメチャメチャすいている。
登山中に食べる行動食は冷たいものなので、こうやって暖かい食事はとてもありがたく感じます。
食事が済んで、まったりしたところで部屋に移動。
宿泊者が10人程度と少ないので、とってもゆったり使えました。
普通に1人につき、1つの布団スペースを割り当てられて、ひろびろ快適!
やっぱり山小屋といえば、これですこれ!
アイマスク と 耳栓!
山小屋宿泊の場合は、必須です。
なぜなら消灯時間がすぎても、周りからビニールをがさごそ探る音や、いびきや、トイレへ行く足音などなど、非常に気になる。
暗闇の中でヘッドライトをつけられると、当然閉じた目に差し込んできます。
快眠するなら、ぜったいアイマスク と 耳栓です(^^)
(ただし、朝に気づかないので要注意)
山小屋の外はご来光登山する人々とキラキラと光る夜景が広がっていました。
装備・持ち物リスト
10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
こちらの記事もよく読まれています。
2023.04.25
【2024年度】何から始める?[時系列で見る]富士登山の計画手順と全体の流れ
<4月頃>登山トレーニングの開始 体作りは登山日が近づいてからでは間に合いません。富士登山はどのルートでも...
2023.04.27
【2024年度】富士登山の服装・装備・持ち物の準備リスト一覧
富士山は標高3776mの日本一高い山です。森林限界(2500m程度)を超えると強烈な陽射しや雨や風をやわらげてくれる樹木がありません。 ...
2023.04.11
【厳選】コストパフォーマンスに優れ、高評価の富士登山の装備一覧
あくまで富士登山基準 新しく何かを始めるとなると、必要となる装備や持ち物の購入でそれ相応のコスト(費用)がかかりますが、過剰な性能...
2023.05.02
【2024年度】富士山-登山道具・装備レンタルの総合案内(レンタル事情・特徴・価格)
2024年度レンタル情報を調査富士登山のレンタル事情、レンタルする前に知っておきたいこと、大手レンタル会社の特徴・内容・価格について調...
2023.05.01
富士登山装備(レインウェア・登山靴)のレンタル体験記-[やまどうぐレンタル屋]編
昨今、登山用品を買わずに、レンタルされる方々が多数おられます。 そこで、私自身が登山用品をレンタルしてみました!(^^)! 以下、富士登...
2023.04.24
【2024年度】富士登山の主要4ルート 比較&人気ランキング! ~麓からの古道ルート~
2024年更新!富士山の吉田・須走・御殿場・富士宮の登山ルートの概略図、特徴の比較(登山口(五合目)標高、歩行距離、所要時間・コースタイム、...
2023.04.25
【2024年-無料版】富士登山ルート地図・マップ[簡易/詳細]の総まとめ[英語対応]
複数の地図の閲覧を推奨 同じ登山道を様々な視点で地図化しているため、基本的な内容は一緒ですが、見やすさ・詳細度・関連情報の掲載量が...
2023.01.15
【2024年版】富士登山の高山病の症状・予防と対策・体験談
高山病の発症リスクを下げる 富士登山に挑戦する前に、富士登山における高山病の発症率、発症しやすい高山病の症状、発症を防ぐ予...
2023.05.01
【2024年版】富士登山者向け天気予報(雷・強風・雨)確認手順
富士山の登山数日前~当日の天気予報(雷・強風・雨)の確認手順を掲載します。最初に、特記事項を掲載しておきます。 現地の配信情報の確認を 富士...
2023.05.01
富士山の夏期マイカー規制 【2024年(令和6年)度】
マイカー規制とは? [出典:静岡県] マイカー規制対象 「富士スバルライン」(山梨県)⇒ 富士スバルライ...
コメント