富士登山@2025年(令和7年度)
2025/06/02更新
御殿場ルートから宝永火口を通過(通称プリンスルート)を下山
富士宮ルートを登りましたが、富士宮ルートを下山すると登りの登山者と譲り合いの待ち時間や、下山時の膝の衝撃が大きく下りにくいため、今回も御殿場ルート⇒宝永火口⇒富士宮五合目の通称プリンスルートを下山しました。

御殿場ルートの下山口は富士宮ルートから近い。

御殿場ルートはわりと同じ斜度の傾斜が続く。

階段が少なく、適度な砂利で下山しやすい。

登山者も少なく、混雑することもほぼ無いです。

登りと違い、下山はサクサク進みます。

八合目には見晴館の廃墟。

御殿場ルートは、登山者が少なく廃墟となっている山小屋が複数あります。

遠くに宝永山が見えます。

【御殿場ルート】七合九勺(赤岩八合館/標高3,300m)
御殿場ルートの七合九勺には赤岩八合館があります。

鐘あります。鳴らすと結構な音量でびっくりします。鳴らすなら時間帯に配慮が必要です。


赤岩八号館にその昔宿泊したことありますが、カレーライスがおかわり自由でお腹いっぱいになりました。食べ過ぎ注意です。

雨が降り始めてきました。


昔使われていたトイレでしょうか。

ここは、富士宮ルート八合目と御殿場ルートのトラバースルートの合流地点です。
富士宮ルートの池田館側では、通行禁止の看板立てていて、赤岩八合館のHPには大々的に掲載されています。
今回途中まで(富士宮ルートのブル道まで)このトラバースルートを歩いてみました。予想以上に容易なルートで富士宮ルートと御殿場ルートがこれほど近いのか、と驚きました。ただ、このルートは様々な事情があるルートです。詳細は下記ページをご参考に。

ここからしばらく降りると、砂走館です。
【御殿場ルート】七合五勺(砂走館/標高3,090m)
砂走館は、実は赤岩八号館と経営者が同じです。そのため、山小屋の構成も非常に近いです。


赤岩八号館も砂走館もトイレが宿泊棟と別になっていて、宿泊時はトイレ行くのに一旦外に出なければいけませんが、宿泊棟にバイオトイレの臭いが来ないです。また、トイレ自体がしっかり清掃されて綺麗です。


【御殿場ルート】七合四勺(わらじ館/標高3,090m)
砂走館から少し下ったところに、もう1件山小屋があります。

立地的に、砂走館と競合していて見た目砂走館の方が綺麗ですが、宿泊者のレビュー見るとスタッフの対応やサービスが良く、ファンが付いているようです。

スイカあります。とのことで、試しに頂いてみました。

富士山では生のフルーツを食べる機会が少ないため、スイカの水分が身体に染み渡る感じがします。山なので普通?のスイカでも非常に美味しく感じました☆
ここから少し下ると、日の出館の廃墟があります。




御殿場ルートは登山者が少なく、山小屋経営が難しそうです。

しばらく下ると、少し深めの砂利道が始まります。


砂利道は登るには足がずり落ちて大変ですが、下りには膝への負担が少なく楽です。
もちろん、登山用スパッツは必須です。

ここが、御殿場ルートの下山道と宝永火口行き(プリンスルート)との分岐です。
雨天時、ガス、勢いよく下ってるとそのまま御殿場ルートの下山道に行ってしまいますので要注意です。

いつもは、そのまま宝永火口を下るのですが、今回は初めて宝永山の山頂へ。

石碑ありますが、

なんか崩れてます。。。


宝永火口は斜度が強く、落石要注意。

宝永火口の登山道自体は砂利が深く、下りやすいです。登りはちょっと体力ロスします。

ところどころに岩が散乱。もちろんいつか落ちた落石です。

宝永火口の底部には休憩用のベンチありますが。。。

落石のことを考えると、ここでの休憩は非推奨。


このまま、富士宮ルートの六合目へ向かいます。


宝永火口の底部を抜けると、少しホッとします。

宝永第一火口縁の標識。六合目方面へ。


先に六合目の山小屋が見えてきます。

もうすぐ富士宮ルートに合流。

六合目から五合目の登山口までは近いです。

富士宮ルートの五合目に到着。無事、富士登山を終えました(^^)
登山前日
登山日
- 水ヶ塚駐車場からシャトルバスで富士宮口五合目へ
- 【富士宮ルート】富士宮口五合目 休憩所・トイレは仮設プレハブ。レストハウス再建は2028年予定
- 【富士宮ルート】五合目~六合目,富士山保全協力金,交番
- 【富士宮ルート】六合目(雲海荘・宝永山荘/標高2,490m)~新七合目
- 【富士宮ルート】新七合目(御来光山荘/標高2,780)~元祖七合目
- 【富士宮ルート】元祖七合目(山口山荘/標高3,010m)~八合目
- 【富士宮ルート】八合目(富士衛生センター・池田館/標高3,250m)~九合目
- 【富士宮ルート】九合目(萬年雪山荘/標高3,460m)~九合五勺
- 【富士宮ルート】九合五勺(胸突山荘/標高3,590m)~富士山頂上
- 【富士宮ルート】頂上(頂上鳥居・頂上富士館・富士山頂郵便局・浅間大社奥宮/標高3,712m)
- 富士山の頂上富士館で一泊レビュー(夕食カレー・寝床・消灯・トイレ)
- 【山頂お鉢めぐり】富士山山頂のお鉢めぐりレビュー(剣ヶ峰・残雪・金明水・扇屋・山口屋ラーメン)
- 【プリンスルート】御殿場ルートから宝永火口を通過(通称プリンスルート)を下山
富士登山の装備・持ち物リスト「42項目」
- -遭難、怪我のリスクを防ぐ最重要装備
- ◎-登山の安全性・快適性が向上する装備
- ○-登山の安全性・快適性が多少向上する装備
- △-あれば便利な装備
- ザック(リュックサック・バックパック)
- ○ ザックカバー
- ◎ ヘッドライト・ヘッドランプ
- ◎ 予備電池
- 登山靴・トレッキングシューズ
- ◎ フットスパッツ
- △ 水筒
- △ 防水スタッフバック
- △ カメラ・デジカメ
- ◎ トレッキングポール
- ◎ サングラス
- ○ 腕時計
- ◎ 富士登山ルート地図・マップ
- ○ ビニール袋
- △ トイレットペーパー
- ◎ 洗面用具
- ◎ 携帯電話
- お金(100円玉など)
- ○ 耳栓or携帯ミュージックプレイヤー
- △ 使い捨てカイロ
- ○ メガネ、コンタクト
- ○ 酸素缶
- △ サバイバルシート
- △ 履き替える靴やサンダル
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