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【2022年】御殿場ルートから宝永火口を通過(通称プリンスルート)を下山

日記

御殿場ルートから宝永火口を通過(通称プリンスルート)を下山

富士宮ルートを登りましたが、富士宮ルートを下山すると登りの登山者と譲り合いの待ち時間や、下山時の膝の衝撃が大きく下りにくいため、今回も御殿場ルート⇒宝永火口⇒富士宮五合目の通称プリンスルートを下山しました。

富士山頂 お鉢めぐり 

御殿場ルートの下山口は富士宮ルートから近い。

御殿場ルート 2022年

御殿場ルートはわりと同じ斜度の傾斜が続く。

御殿場ルート 2022年

階段が少なく、適度な砂利で下山しやすい。

 

御殿場ルート 2022年

登山者も少なく、混雑することもほぼ無いです。

御殿場ルート 2022年

登りと違い、下山はサクサク進みます。

御殿場ルート 2022年

八合目には見晴館の廃墟。

御殿場ルート 2022年

御殿場ルートは、登山者が少なく廃墟となっている山小屋が複数あります。

御殿場ルート 2022年

遠くに宝永山が見えます。

御殿場ルート 2022年

【御殿場ルート】七合九勺(赤岩八合館/標高3,300m)

御殿場ルートの七合九勺には赤岩八合館があります。

御殿場ルート 2022年 赤岩八号館

鐘あります。鳴らすと結構な音量でびっくりします。鳴らすなら時間帯に配慮が必要です。

御殿場ルート 2022年 赤岩八号館

 

御殿場ルート 2022年 赤岩八号館

赤岩八号館にその昔宿泊したことありますが、カレーライスがおかわり自由でお腹いっぱいになりました。食べ過ぎ注意です。

御殿場ルート 2022年

雨が降り始めてきました。

御殿場ルート 2022年

御殿場ルート 2022年

昔使われていたトイレでしょうか。

御殿場ルート 2022年 トラバースルート

ここは、富士宮ルート八合目と御殿場ルートのトラバースルートの合流地点です。

富士宮ルートの池田館側では、通行禁止の看板立てていて、赤岩八合館のHPには大々的に掲載されています。

今回途中まで(富士宮ルートのブル道まで)このトラバースルートを歩いてみました。予想以上に容易なルートで富士宮ルートと御殿場ルートがこれほど近いのか、と驚きました。ただ、このルートは様々な事情があるルートです。詳細は下記ページをご参考に。

ここからしばらく降りると、砂走館です。

【御殿場ルート】七合五勺(砂走館/標高3,090m)

砂走館は、実は赤岩八号館と経営者が同じです。そのため、山小屋の構成も非常に近いです。

御殿場ルート 2022年 砂走館

 

御殿場ルート 2022年 砂走館

赤岩八号館も砂走館もトイレが宿泊棟と別になっていて、宿泊時はトイレ行くのに一旦外に出なければいけませんが、宿泊棟にバイオトイレの臭いが来ないです。また、トイレ自体がしっかり清掃されて綺麗です。

御殿場ルート 2022年 砂走館

 

御殿場ルート 2022年 砂走館

【御殿場ルート】七合四勺(わらじ館/標高3,090m)

砂走館から少し下ったところに、もう1件山小屋があります。

御殿場ルート 2022年 わらじ館

立地的に、砂走館と競合していて見た目砂走館の方が綺麗ですが、宿泊者のレビュー見るとスタッフの対応やサービスが良く、ファンが付いているようです。

御殿場ルート 2022年 わらじ館

スイカあります。とのことで、試しに頂いてみました。

御殿場ルート 2022年 わらじ館 すいか

富士山では生のフルーツを食べる機会が少ないため、スイカの水分が身体に染み渡る感じがします。山なので普通?のスイカでも非常に美味しく感じました☆

 

ここから少し下ると、日の出館の廃墟があります。

御殿場ルート 2022年 御殿場ルート 2022年 日の出館 御殿場ルート 2022年 日の出館 御殿場ルート 2022年 日の出館

御殿場ルートは登山者が少なく、山小屋経営が難しそうです。

御殿場ルート 2022年

しばらく下ると、少し深めの砂利道が始まります。

御殿場ルート 2022年

御殿場ルート 2022年

砂利道は登るには足がずり落ちて大変ですが、下りには膝への負担が少なく楽です。

もちろん、登山用スパッツは必須です。

 

プリンスルート 2022年

ここが、御殿場ルートの下山道と宝永火口行き(プリンスルート)との分岐です。

雨天時、ガス、勢いよく下ってるとそのまま御殿場ルートの下山道に行ってしまいますので要注意です。

プリンスルート 2022年

いつもは、そのまま宝永火口を下るのですが、今回は初めて宝永山の山頂へ。

プリンスルート 2022年 宝永山

石碑ありますが、

プリンスルート 2022年 宝永山

なんか崩れてます。。。

プリンスルート 2022年 宝永山

 

プリンスルート 2022年 宝永山

宝永火口は斜度が強く、落石要注意。

プリンスルート 2022年 宝永山

宝永火口の登山道自体は砂利が深く、下りやすいです。登りはちょっと体力ロスします。

 

プリンスルート 2022年 宝永山 落石

ところどころに岩が散乱。もちろんいつか落ちた落石です。

プリンスルート 2022年 宝永山

宝永火口の底部には休憩用のベンチありますが。。。

プリンスルート 2022年 宝永山 宝永火口 休憩ベンチ

落石のことを考えると、ここでの休憩は非推奨。

プリンスルート 2022年 宝永山 宝永火口 落石注意

 

プリンスルート 2022年 宝永山 宝永火口 落石注意

このまま、富士宮ルートの六合目へ向かいます。

プリンスルート 2022年 宝永山 宝永火口

 

プリンスルート 2022年 宝永山 宝永火口 落石注意

宝永火口の底部を抜けると、少しホッとします。

プリンスルート 2022年 分岐 

宝永第一火口縁の標識。六合目方面へ。

プリンスルート 2022年

 

プリンスルート 2022年

先に六合目の山小屋が見えてきます。

プリンスルート 2022年

もうすぐ富士宮ルートに合流。

プリンスルート 2022年 富士宮ルート 六合目

六合目から五合目の登山口までは近いです。

プリンスルート 2022年 富士宮ルート五合目

富士宮ルートの五合目に到着。無事、富士登山を終えました(^^)

 

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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