以前から気になっていた「ルート3776」の登山起点に行ってきました!

前々から「なぜ起点が2つあるの?」と感じていたので、今年の富士登山前に行ってみました。
富士市が設定した海抜0メートルから富士山頂(標高3776メートル)を目指す全長約42キロメートルの登山ルートです。
「ルート3776」の起点は2箇所
[出典:富士市]
上の図のように「ルート3776」の起点(出発地点)は2箇所あります。
起点① ふじのくに田子の浦みなと公園
最初に「ふじのくに田子の浦みなと公園」に行ってみました。
この日は7月中旬でしたが、最高気温が35℃程度あり、かなり暑いです。
登山者にわかりやすいように公園の入り口付近にルート3776の”のぼり旗”が複数立っています。
公園内に進むと・・・
赤い矢印のところにBOXあります。
中開けてみました。
- 挑戦計画書提出BOX
- 「ルート3776」ガイドブック
- スタンプラリーシート
など様々置いてあります。
せっかくなので、スタンプ押してみました。
ルート3776は「富士山へ、0ゼロからの挑戦」のタイトルにもあるように、海抜0mからの挑戦となります。
せっかくここから出発するなら、海から出発したいところですが・・・
公園から海は見えるのですが、波打ち際が厚いテトラポッドの壁で覆われています。
このテトラポッド、公園から見渡すとどこまで続いてるんだ?というくらいずーーつとあります。
容易に海に近づけないのが残念です。因みにこのテトラポッドはからない大きめで乗り越えるの大変そうで私は海に近づく気持ちが失せました。
単に海に近づくなら、この公園より田子の浦港の方がずっと海面近くに寄りれますね。(田子の浦港 漁協食堂で昼ごはん食べました) 個人邸にはこのルートに挑戦するなら海触ってから挑戦したいですね。
後で地図で調べたところ、田子の浦みなと公園の前はテトラポッドがありますが、google mapの航空写真で確認したところ、ルート3776のBOXから西側に700~800mほど行った場所からテトラポッドの壁が切れて波打ち際まで行けるようです。
本当の海抜0の海面から行きたい!海に触ってから行きたい!という方は、行く前にgoogle mapの航空写真で確認して行ってみてください。
起点② 鈴川の富士塚
次に、起点②となっている「(鈴川の)富士塚」へ行きます。田子の浦みなと公園から鈴川の富士塚まで田子の浦港をぐるーっと周って行くのですが、車でも10分くらい(約4km)かかります。
富士塚には数台停められる駐車場あります。
入り口に起点の看板、BOXあります。
富士塚のスタンプはこんな感じ。
富士塚は富士登山の歴史的背景もあり、田子の浦みなと公園と少し違って、解説のプリントがガイドブックに入ってます。
同じ内容の看板もあります。
富士塚を参拝します。
鈴川の富士塚は地図でみるとわかりますが、それほど大きくはありません。
少し歩くと、奉納台が見えてきます。
この日は富士山が雲で見えませんでしたが、晴れていれば、
こんな感じで見えるようです。
道端に石が置いてあります。
石を持つと・・・
熱い!!! 日差しで石がアツアツ。持っていられないので、日陰にあった石に変更。
参拝します。
この富士塚は、正面の入り口から富士塚を参拝して、奥の道に行けます。
公園と比べて、富士塚の方が厳粛な感じというか、これから富士山に登るんだ、という感じがすると思います。
また、こちらの方が駅が近くて、電車移動の方は富士塚起点がおすすめです。
ルート上には目印あり
ルート3776の登山ルートには、ルートがわかるように、様々な目印があります。
最後に
今回、前々から気になっていたルート3776の2つの起点を視察してきましたが、起点までどのように移動するかという移動手段により、変わってくるのかなと感じました。車で起点まで送ってもらえるのならどちらでもOKですが、電車で移動なら富士塚が吉原駅が近く、富士塚から出発がいいと思います。因みに、田子の浦みなと公園と富士塚は約4キロ離れていて、両方寄るのは体力に自信ある方向けですね。
私が視察した日は気温35℃くらいでしたが、天気が良くて車移動で少し歩くだけでも肌着がかなり汗で濡れました。一般的に富士登山といえば五合目出発が多いですが、五合目の気温は真夏でもおおよそ20~25℃程度と涼しく登山しやすい気温ですが、ルート3776は距離以上に最初(標高が低い地点での移動)が暑くて大変そうと感じました。
最近では、youtubeで「ルート3776」のキーワード検索すれば、複数の動画が投稿されています。挑戦される方は、公式サイトと共にyoutube動画も参考にしてみてください。
関連リンク
概要
登山日
その他
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
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