そして、休憩時間も終わり山小屋を出発して下山開始。
天候は、相変わらず超強風と雨が暴れまくっている。
須走口の下山道は直線的で小さな砂利が敷き詰められたような道だったので、とても下りやすかった。
大雨のため、登山道が川に!
須走口の登山口付近に近づいたところで、下山道を登っている中年のおばさんがいた。
なぜ下山道を登っているのか気になったので声をかけると、
「吉田口に降りたかったんだけど、間違って須走口に降りてしまったの。だから吉田口まで行くの。」
え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
この悪天候の中3時間近く登って須走口と吉田口の分岐点まで行って、そこからまた2~3時間かけて吉田口まで下山するんですか!やめたほうがいいでしょ!と思い、
友人と共に
「このまま須走口にいって、タクシーでも乗って吉田口にいいですよ。」
と説得するが、おばさんはそのまま登っていく。
そのおばさんは、自分が置かれている状況がよくわかっていないのか、下山道を間違えて気が動転しているのか様子が変だ。
その後、そのおばさんはほかの親切な登山客からも全力で止められていた。
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
コメント