筑波山で富士登山の事前トレーニング(2回目)

日記

前回の富士登山事前トレーニング後、またトレーニングしましょう、となり再度筑波山を登ることになりました。

今回は、前回の3人に加えて、Kさん友人、妻&息子も参加しました。

 

登山ルートは前回の逆の

筑波山神社→御幸ヶ原コース→御幸ヶ原→女体山山頂→白雲橋コース→筑波山神社になりました。

 

息子はまだ2歳少しのため、登山道を歩くには親のサポートが必要です。

P6260478

 

P6260480

神社の随神門(ずいしんもん)を通ると、目の前に厄払いの茅の輪くぐりが見えていきました。

P6260481

みんなでくぐり、参拝してから登山口へ。

 

P6260484

息子は自分で歩きたいらしく、お母さんと手を繋いで登ります。

P6260487

 

P6260485

子供のペースで登ると時間がかかりすぎてしまうため、途中でベビーキャリアに乗ってもらいます。

S_6296810653632

ベビーキャリアに子供を乗せると、約15キロの重さになり、良いトレーニングになります。

S_6296810612705

揺れが心地よいのか、毎度途中で息子寝ます。

その後、御幸ヶ原に到着し、みんなで昼食です。

P6260490

我が家がゆっくり食事(幼子連れだと何かと時間がかかる)している間、他の皆様には男体山を登りました。

その後、推定樹齢800年の紫峰杉のところへ。

P6260493

いつもと変わらず、荘厳・威風堂々としています。

 

女体山山頂手前のロープウェイ分岐点で、みんなで記念撮影。

S_6296810286185

ここから先の下山は、岩場多数で段差が大きく息子背負っての下山が困難のため、妻&息子はここからロープウェイで降り、迎場コースを下って神社で合流します。

 

我々は、そのまま女体山山頂(標高: 877m)へ。

P6260497

 

S_6296651582291

この写真、私の右腕の下に黄色い何かが写っていますが、拡大して見たところ、どうやらアゲハ蝶のようです。

 

女体山山頂から白雲橋コースを下山します。

P6260498

段差が大きく、岩を手で掴んで降りる場所もあります。

P6260503

途中、さまざまな奇岩を通過します。

S_6296654969757

そして、白雲橋コースの登山口に到着しました。

 

下山途中に、Kさんの膝が痛くなってしまったようです。お話を聞くと、その昔痛めた箇所で、何かをきっかけに発症してしまう、とのこと。(前回の登山では痛みは無かった)

個人的には、今回二度目のトレーニングでそのことがわかって良かったな、と思いました。今回の富士山では、何時間も下山しますから、痛みが出ないようにゆっくり下る(着地による膝への衝撃も柔らかくなる)方針にしようと思います。

私が初めて富士山に登った時、サッカーのトレーニングシューズ(ソールがボコボコなのでこれで大丈夫かと思っていた)で登ったら、下山時に足の指先が靴内部の先端にガンガン当たって、痛い痛い。内出血し、数日後に親指の爪がはがれてしまいました。

登山中に痛みがでると、広がる大自然の景色ではなく、痛みに意識が向いてしまい、下山スピードもガクンと落ちてしまいますので、登山時間が長くなる(痛い時間も長くなる)ため、登山が辛いものとなってしまいがちです。

痛みがでると途中で回復するのも難しく、自力で下山しなければいけないため、いかに痛くならないように登って下るかが、登山を楽しむポイントとも言えます。

 

今回の富士登山は、”膝に優しい登山”を心がけて歩きたいと思います。

 

関連記事一覧

富士登山 事前トレーニング

富士登山 前日、登山時、登山後

 

装備・持ち物リスト

https://fuji-climb.com/wp-content/uploads/fukidasi01-e1629959733265.png
管理人

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。

【簡易版】「42項目」富士登山の装備・持ち物リスト一覧(クリックで開きます)

服装・装備・持ち物の準備リスト一覧(簡易リスト)

  • -遭難、怪我のリスクを防ぐ最重要装備
  • -登山の安全性・快適性が向上する装備
  • -登山の安全性・快適性が多少向上する装備
  • -あれば便利な装備

こちらの記事もよく読まれています。

富士登山の全体像
装備・持ち物


登山装備レンタル


登山ルート


高山病
天気
アクセス

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


翻訳(translate web)

  • CLIMBING MT. FUJI IN JAPAN

富士山の”今” ライブカメラ映像

運営者

 
あいさつ

過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

無積雪期(7月~9月中旬)

富士山を快適に楽しく登るための登山装備・登山道具

富士登山の服装・持ち物・装備リスト一覧

富士登山ルートの比較と人気ランキング!

富士登山ルート地図・マップのダウンロード

高山病の症状、予防と対策

富士山の天気予報(雷・強風・雨)確認手順

積雪期

【冬富士登山 厳冬期】生死の境界線 元旦に冬富士山頂を目指す人

【冬富士登山遭難】九合五尺付近で滑落しそうな遭難者を発見・救助

最近の記事

  1. 【富士登山2024年】吉田ルートの登山者数規制4000人を考察する

  2. 【富士登山2024年】吉田ルートにゲート設置で登山者数規制4000人&通行料2000円。7月1日から施行

  3. 【2023年】富士山の登山中にパルスオキシメーターで酸素飽和度「SpO2」を測定した結果まとめ

カテゴリー

TOP