吉田ルートの頂上部には、参拝、御朱印、お守り購入など、多くの登山者で賑わう久須志神社があり、多くの登山者が参拝します。
吉田ルート山頂 久須志神社(標高3,715m)
その他にも2つの山小屋があります。
頂上 扇屋
頂上 扇屋(売店・食事)
2016年から隣にあった東京屋スペースも扇屋で運営されているようです。売店・食事のみの営業。
頂上 山口屋
富士山頂上 山口屋(売店・食事・宿泊)
山口屋は宿泊できます。
今回は、山口屋さんに1泊させていただきます。(事前に電話予約済み)
様々なwifi使えます。
山小屋に入ると、スタッフの方から宿泊に関する案内ありました。
夕食は17時。消灯は19時、チェックアウトは翌朝6時とのこと。
バイオトイレの使い方、男性用小便器の使用後のスプレー(水洗ではないためスプレーで代用して工夫されています)など説明受けました。
山小屋内の前方は売店・食事スペースで、その奥に宿泊者向けのスペースがあります。
2段になっていて、布団が並んでいます。
平日ということもあり、宿泊者は両手で数えられる程度でした。
今回、私に割り当てられた布団はこちら。
宿泊者がそれほど多くないので、左右1人分は開けて案内してもらえました。
山小屋の布団にしては衛生的だったのは意外でした。
富士山の山小屋の布団の衛生状態・・・どの程度清潔にされているかは、差があります。おそらく、ここは女性スタッフが複数人いるというのも影響しているのかな、と思いました(スタッフが男性のみの山小屋は荒れやすいと思いますので・・・山小屋に限ったことではないと思いますが)
敷布団と掛け布団の間に、ダウンのシュラフ(モンベル製#3)が挟み込まれています。
この構成は、かなりの保温力でした。下界よりずっと気温の下がる山頂ですが、夜、寝袋に入り込んで寝ていると暑くて汗ばんでしまい、上の布団を剥がして、寝袋のジッパーも開けて温度調整しました。
ここの山小屋は、トイレも綺麗です。
様々な山小屋ありますが、山口屋はかんり清潔に保たれていると実感しました。
17時になり、夕食です。富士山ではなぜか定番のカレーです。
普通の一人前ですが、富士登山の運動量を考慮すると、男性には少し物足りないかもしれません。食後に手持ちの行動食食べました。
山小屋前には、広々とした休憩スペースがあります。
早朝から昼にかけては多くの登山者が休憩で賑わいますが、夕暮れ時は、ほとんど登山者おらず静かです。
明日の天気予報を確認し、19時に消灯です。
周囲から大きないびきが聞こえますが、事前に用意した耳栓で対策(いままでに何度も富士山の山小屋で宿泊してきていますが周囲からいびきが聞こえてこなかったことがほとんどありません。耳栓を用意することをおすすめします。)
明日は、山頂での御来光です。
八合目等での山小屋宿泊の場合、2時~3時に起床して山頂まで登って御来光を拝しますが、山頂宿泊は早朝登山をしなくてよいので、おすすめです。
宿泊者は6時まで小屋滞在できるため、明日の御来光(4時頃)は小屋に荷物を置いて、見ることができます。
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10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
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