昨今、登山装備のレンタルサービスが充実し、初期費用が1/3程度に抑えられます。
早朝4時、宿泊者スペースに明かりが付きます。
荷物を置いて、一眼カメラを抱えて小屋の外へ行きます。
吉田ルートの頂上には、既に多くの御来光待ち登山者で溢れかえっていました。
頂上からは、暗い中、ヘッドライトの明かりを頼りに多くの登山者が登ってきます。
私は過去、吉田ルート途中で御来光渋滞の中で御来光を迎えたことはありますが、吉田ルートの頂上から登山者が登ってくる様子を見るのは初めてかもしれません。
登山ルートに沿って、キラキラとヘッドライトの光の川が輝いている光景は、幻想的でした。
ここまでたくさんのヘッドライトの光の川が見れるのは、吉田ルートならではです。
また、この光景を写真で撮影できて嬉しくなりました。(集光力の高い一眼レフを持ってきてよかった、と思いました。コンパクトデジカメでは夜はなかなかきれいに撮影できないですから)
続々と、登山者がルート頂上の鳥居をくぐっていきます。(夜中の登山、本当に本当にお疲れ様でした!)
徐々に日の出の時間が近づき、徐々に空が明るくなっていきます。
山小屋前の休憩スペースでは、御来光の瞬間を見ようと、皆さん日の出の方向を見つめています。
今回は、ちょうど日が登る方向に雲があり、見えるか、見えないかという状況です。
まるで雲が目のような形になり、ちょうどそこに太陽が登ってきました。
いままで、御来光が雲に隠れて見えなかった、はっきりと御来光が見えた、など経験してきましたが、今回は非常に珍しい御来光を拝することができました!
雲の隙間にちょうど太陽が昇ってくるなんて、奇跡的です!
「いつも見ていますよ」とのメッセージかのようです。
御来光渋滞のため、まだ山頂に到着していない登山者の方々も多数おられましたが、皆さん足を止めて、この御来光の瞬間に見入っています。
少しずつ太陽が昇り、また雲に隠れてしまいました。
写真の撮影時刻を確認すると、この御来光の瞬間はなんと約3分。
短い時間でしたが、それでも見れたこと、とても珍しい御来光だったことで、私としては大満足でした!
時折、雨が降ったり、やんだりの天気のため、皆さん雨具を着用です。
山小屋に戻り、出発の準備をします。
上下レインウェア、登山用スパッツ、防水グローブを着用し、ザックにはカバーをかけて、お世話になった山小屋を出発します。
時折、雨が降っていますが、それほど荒れていないため、これからお鉢めぐりしてから、下山することにしました。
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