吉田ルート頂上で御来光。八合目から頂上まで登山ルートは渋滞。

富士登山

早朝4時、宿泊者スペースに明かりが付きます。

荷物を置いて、一眼カメラを抱えて小屋の外へ行きます。

吉田ルートの頂上には、既に多くの御来光待ち登山者で溢れかえっていました。

富士登山 吉田ルート 御来光渋滞

頂上からは、暗い中、ヘッドライトの明かりを頼りに多くの登山者が登ってきます。

私は過去、吉田ルート途中で御来光渋滞の中で御来光を迎えたことはありますが、吉田ルートの頂上から登山者が登ってくる様子を見るのは初めてかもしれません。

登山ルートに沿って、キラキラとヘッドライトの光の川が輝いている光景は、幻想的でした。

ここまでたくさんのヘッドライトの光の川が見れるのは、吉田ルートならではです。

また、この光景を写真で撮影できて嬉しくなりました。(集光力の高い一眼レフを持ってきてよかった、と思いました。コンパクトデジカメでは夜はなかなかきれいに撮影できないですから)

 

富士登山 吉田ルート 御来光渋滞

続々と、登山者がルート頂上の鳥居をくぐっていきます。(夜中の登山、本当に本当にお疲れ様でした!)

 

富士登山 吉田ルート 御来光渋滞

徐々に日の出の時間が近づき、徐々に空が明るくなっていきます。

富士登山 吉田ルート 御来光2019

山小屋前の休憩スペースでは、御来光の瞬間を見ようと、皆さん日の出の方向を見つめています。

 

富士登山 吉田ルート 御来光2019

今回は、ちょうど日が登る方向に雲があり、見えるか、見えないかという状況です。

富士登山 吉田ルート 御来光2019

まるで雲が目のような形になり、ちょうどそこに太陽が登ってきました。

富士登山 吉田ルート 御来光2019

富士登山 吉田ルート 御来光2019

いままで、御来光が雲に隠れて見えなかった、はっきりと御来光が見えた、など経験してきましたが、今回は非常に珍しい御来光を拝することができました!

雲の隙間にちょうど太陽が昇ってくるなんて、奇跡的です!

「いつも見ていますよ」とのメッセージかのようです。

富士登山 吉田ルート 御来光2019

御来光渋滞のため、まだ山頂に到着していない登山者の方々も多数おられましたが、皆さん足を止めて、この御来光の瞬間に見入っています。

富士登山 吉田ルート 御来光2019

少しずつ太陽が昇り、また雲に隠れてしまいました。

写真の撮影時刻を確認すると、この御来光の瞬間はなんと約3分。

短い時間でしたが、それでも見れたこと、とても珍しい御来光だったことで、私としては大満足でした!

 

富士登山 吉田ルート 御来光2019

時折、雨が降ったり、やんだりの天気のため、皆さん雨具を着用です。

 

山小屋に戻り、出発の準備をします。

頂上山口屋 出発

上下レインウェア、登山用スパッツ、防水グローブを着用し、ザックにはカバーをかけて、お世話になった山小屋を出発します。

時折、雨が降っていますが、それほど荒れていないため、これからお鉢めぐりしてから、下山することにしました。

 

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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