富士登山の予行演習を兼ねて神奈川県丹沢の大山を登りました。
今年は富士登山はもちろんのこと、日本で二番目に標高の高い北岳にも登るので予行演習も兼ねて神奈川県の丹沢にある大山を登りました。
登山コースは
◆登り
大山ケーブルバス停(ここにある駐車場にバイクをとめました。バイクはは200円)⇒ こま参道 ⇒ 男坂 ⇒ 阿夫利神社下社 ⇒ 本坂 ⇒ 大山山頂
◆下り
大山山頂⇒ 雷の峰尾根(見晴台コース)⇒ 見晴台 ⇒ 阿夫利神社下社 ⇒ 女坂 ⇒ こま参道 ⇒ 大山ケーブルバス停
という大山満喫一周コースです。
前日夜更かししたために、登山口開始が15時ぐらいと非常に遅くなりました。
さて、登山開始だ~と登り始めたらさっそく道を間違えて行き止まり。
すぐに引き返し、登るべき登山道をすすみました。 少し進むと分岐点に到着。
きつーい男坂 と らくらく女坂 の分岐点
もちろん、私は きつーい男坂 を選択!
理由は、常に前向きで挑戦しつづける性格だから・・・という理由ではなく、以前に女坂を登ったことがあるから。
どれだけきついのかと男坂をみると
そびえたつ階段!!!
さっそく一歩一歩階段を登った。
そして、今日からデビューしたNewアイテムのトレッキングポールが大活躍!
いままでは、T型グリップのトレッキングポールを使っていたのですが、 友人から「トレッキングポールがI型を2本使うのがいいよ♪」と聞いて、さっそくネットで評判の激安トレッキングポールを購入。
通常なら10000円ぐらいするI型トレッキングポールだが、私が買ったのは格安ネット価格なので3000円弱。
性能的に大丈夫かな~と思っていましたが、全く問題なし!というかこれで十分でした。
なにより、そのI型のトレッキングポールを使うことにより格段に登りやすくなることに感動しました。
まず、ポールを使うことによりリズムがでてきました。
そして、上半身のぶれがかなり解消されました。
トレッキングポールの登場により各段に登りやすくなったものの、天気が良くてまだ標高がそれほど高くないこともあり、すこし登ると汗が噴き出してくる。
自宅でカチカチに凍らせた麦茶をのむ。
この冷たさが、体にしみる~!
すこし休憩した後に、再度登山を再開。
途中ですれ違ったおじいちゃんと10分以上談笑したあと、また登る。
それにしても、さすが きつーい男坂 。
石段の段差がでかい。
そして階段があらわれる。
しばらく進むと休憩所が現れた。
そこにはでっかい家紋!?みたいなのがあった。
ようやく男坂と女坂の合流地点に到着。
女坂には電灯があるようです。
すこし進むと、茶屋が現れます。
わたしもゆっくり休みたいところですが、時間が16時。先を急ぎます。
そして、先には 阿夫利神社下社 のながーい階段があります。
それを登りきると紀元前97年頃ごろ創建されたと伝えたれている阿夫利神社下社があります。
主祭神は「大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)」「大雷神(おおいかずちのかみ)」「高おかみ神(たかおかみのかみ)」です。
ある人から聞いたのですが、キリスト教の神様はイエスキリスト。仏教だとお釈迦様。日本の神様はだれですか?と聞くと、多くの人が知らないと。
話がそれましたが、私はここの神社がとても大好きなのです。
なぜなら・・・大山の名水(神水)が飲めるから!(秋の紅葉も強烈に美しいです)
神社の正面をよ~くみるとこんな入り口が。
奥に進むと・・・
竜の口からちょろちょろと名水が流れています。
登山者としてはこのお水が本当にありがたいのです。
もっていた凍らしたペットボトルの溶けた麦茶を飲み干して、神水を満タンに補充しました。
すこしの休憩とたっぷりの神水を補給して、再度出発するため神社の脇にある頂上登山口へ
そこにはどーんと構えられた入口があります。
ここから頂上をめざして登ります。
時間が遅くておそらく私がもっとも遅い登山者だったと思います。
下山する人とすれ違うことがあっても、私の後に人がくることはありませんでした。
すこし疲れたので休憩。
景色もなかなかです。
お腹が空いてきたので、カロリーメイトのメープル味をたべる
う~ん、うまい(^^)
次に、ローソンで買ったチョコシューも食べる。
チョコシューの圧勝! うますぎる。
体はカロリーメイトよりもチョコシューを求めていたようだ!
休憩もほどほどに再度登り始めた。
ん!?なんだあれ・・・
鹿だ!
登山道に鹿が2頭いる!
ゆっくり、カメラを出そうとするが、鹿は静かに茂みに入っていきました。
写真が撮れなくて残念。。。
しばらく進むと道標がありました。
そしてこんな看板も。
看板に励まされて、ひたすら進む。
途中で変な階段がありました。
トレッキングポールの先端が金網のすき間に埋まってのぼりにくいな~と不快に感じて、なんだこの階段?とおもっていたら、ちゃんと説明がかいてました。
おっ、鳥居が見えてきた!
ようやく頂上に到着!
予想していたとおり、私を励ましてくれた売店は
閉店!
まあ、平日の夕方ですからね。お客さんだれもこないですからね。
山頂からの景色
山頂はとても涼しくて居心地が良かったです。
とてもゆっくりしたかったのですが、時間も時間(17:30)なので下山しました。
下山は、雷の峰尾根(見晴台コース)にしました。 だんだん日が傾いてきて、暗くなってきたのでもくもくと下山。
すこし足元が暗くなってきたので、 最近購入したネットでバカ売れの超高性能で低価格のヘッドライト(ジェントス デルタピーク) を頭に装着。
これで足元がかなり明るくなった(^^)
途中で、「熊出没注意」の看板をみてすこし恐くなる。
なにより、全く人の気配のない薄暗い登山道は、あんまり楽しくないかも。
ひたすらもくもくと下山して、 19:10に阿夫利神社下社に到着 灯篭にもあかりが灯る
昼間はあんなに賑わっていた茶屋は
閉店!
疲れてきたのでケーブルカーで降りようかと思ったが
ということで、結局自らの足で下山することになりました。
女坂は電灯があるので、女坂から下山。
徐々に薄暗い感じから、本格的な夜になってきました。
女坂の電灯といっても気休めなので、ヘッドライトは必須です。
気づいたらそらは月が輝いています。
足元はこんな感じ。
真っ暗な登山道は結構恐い。
富士山登山では何度も経験している夜行登山ですが、富士登山はたくさんの登山者がいるのに対し、この日の大山の夜の登山道には人気は皆無。
もはや、きもだめし状態でした。
なんとか無事に、下山。
駐車場についたのが、20時くらいでした。
☆本日の教訓
・トレッキングポールは使うべし。
・人気のない夜の登山道はきもだめし。
装備・持ち物リスト
10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
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