昨今、登山装備のレンタルサービスが充実し、初期費用が1/3程度に抑えられます。
「富士登山を地下足袋でいったら良かったよ!ぜひ試してみてください!」
と登山初心者の方に言われて、ず~っと地下足袋が気になっていました。
登山に詳しい方に、「地下足袋ってどうですかね?」と聞いてみたりして。
その方は
「登山靴と違って地下足袋はペラペラだからね~。沢登りなんかには良いと思うけど。。。富士山に地下足袋だとペラペラだから足が痛いと思うし、つま先も強化されていないからね。前に地下足袋で下山している様子を見たことがあるけど、痛そうだったよ。」
と言っていました。
でも、違う友人からは
「登山中に地下足袋はいている人から「地下足袋いいよ~」って言われたよ」
とも聞いています。
う~ん、一体全体いいのかいまいちなのかぜんぜんわかりません。
ということで、近くのワークショップに行って地下足袋を見にいきました。
地下足袋といってもいろんな種類がありました。
1000円くらいで売られているペラペラの地下足袋から、つま先部分が樹脂で補強されているものや、ゴムで作られた防水のものまでいろいろ。
4足程度ためし履きした結果、これを買いました。
その名も、
これに決めた理由は、
・特殊樹脂により、つま先がカッチカチに硬い → 下山時に石や岩からつま先を守る
・かかと部分のソールが厚い → 下山時に発生する石や岩からの衝撃に強い
・約2000円と値段が安い!
という感じです。
さすがにつま先もかかともペラペラの地下足袋もためし履きしてみましたが、こんなつま先もかかとも補強されていないペラペラの靴を山で使う勇気はなかったので、すこし補強された プロガード万年 にしました。
因みにサイズは普段と同じ26.5cmでちょうど良かったです。
一般的名登山靴と違い、地下足袋だけだと衝撃吸収がほとんどないので 地下足袋用の靴下 も一緒に購入しました。
早速、地下足袋を箱から出してはいてみました。(もちろん専用の靴下を履いてからです)
う~ん、つま先が二股に分かれる感じが違和感あります。(当然といえば当然ですけど。)
早速、これをはいて近くの公園を歩いてみたところ・・・
「なんだこれは! 地面の感触がものすごく伝わってくる! これは完全に登山靴とは別ものだ!」と感じました。
アスファルトで舗装された道だけでなく、草木が生えている土手も歩いてみましたが、とにかく ”何を踏んでいるかが感じる” ことがものすごく新鮮です。
それもそのはず、一般的に販売されている靴は、ソールが厚いので何を踏んでいるか感じることはほとんどありませんから。
木の枝を踏むと、その感触がグニッと感じますし、石を踏むとグリッときます。
あと、つま先がカッチカチに硬いのでかなりつま先に違和感があります。
多少の慣れは必要という感じです。
今度、トレッキングでこの地下足袋を使ってみようと思います。
■購入した商品
・ 地下足袋用の靴下
その後の記事 「 地下足袋を登山のはずが・・・ 」 はこちら
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
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