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【2024年更新】須走ルート六合目の「コノスジ中途道」のシャクナゲの花々が満開、石楠花天国でした。

日記
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須走ルート六合目と吉田ルートの六合目を結ぶ登山道「コノスジ中途道」のシャクナゲ(正式名:白山石楠花/ハクサンシャクナゲ)の群生数が非常に多く、たまたま花々が満開で感動したので、このページでは、この内容を記載します。

新六合目の長田山荘(しゃくなげ山荘)に到着

須走ルートの新六合目の長田山荘(しゃくなげ山荘)に到着。

富士登山 須走ルート 新六合目 長田山荘

富士登山 須走ルート 新六合目 長田山荘 富士登山 須走ルート 新六合目 長田山荘 富士登山 須走ルート 新六合目 長田山荘

コノスジ中途道を発見!

山小屋前で少し休憩していざ出発・・・、と少し進んだら、脇道と看板を発見。

富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道 富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道 富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道

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しゃくなげ群生? コノスジ中途道? 富士登山サイトを運営して10年以上になりますが、初めて知りました。「しゃくなげ群生」とも書いていますし、この道を進んでみることに。

この道を少し奥に進むと・・・

富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道 ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)

大きなシャクナゲの木と花々が咲いています!

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須走ルート沿いにあるシャクナゲの木よりずっと大きい!

そこからさらに奥に進むと・・・

富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道 ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)

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なんだここは、まるでシャクナゲ天国みたいだ!

富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道 ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)

登山道を沿いにズラーーーーーっとシャクナゲの木々がまさに”群生”していました。

六合目「長田山荘(別名しゃくなげ山荘)」付近の「コノスジ中途道」に白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)が非常に多く群生しており開花シーズンになると一気に開花し、まるで「シャクナゲ天国」のようになる

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私が訪れた時(2023/07/18)は、ちょうど開花時期(満開時期)だったようで、この道を歩いていると微かにシャクナゲのハナの香りも感じました。

富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道 ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)  

動画も少し撮りました。

因みに、この時、このルートには私以外誰もいませんでした。(入り口までは1人登山者が着ていましたが、そこから奥まではきませんでした)

今回、YAMAPの地図でGPSログ取っていたのですが、長田山荘からコノスジ中途道を150mほど進んだようです。

富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道 ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)

まだまだ奥にシャクナゲが群生していました。どこまでシャクナゲが群生しているかわかりませんが、あまり奥に進むと時間が遅くなるため、途中で折り返して長田山荘に戻りました。

長田山荘のスタッフにコノスジ中途道のシャクナゲについて聞きました

富士登山 須走ルート 新六合目 長田山荘

長田山荘の方に聞きました!今回、私は初めて「コノスジ中途道」と「シャクナゲ群生」を知りました。長田山荘のHPみると「しゃくなげ山荘」とも書かれており、前々から「確かに付近の須走ルート沿いにはシャクナゲがあるけど名前つくほどではないよな~」と疑問に思っていたのですが、今回の件で「確かに、ここはシャクナゲ山荘と言える!」と実感しました。須走ルートの新六合目から少し脇道(コノスジ中途道)を進んだらこんなにシャクナゲが群生し花々が咲き乱れていることに驚いた一方、おそらくほとんどの一般の富士登山者にこの存在が知られていない・認知されていない(富士登山サイトを10年以上運営している私も知らなかった)ことに、何か理由でもあるのか、気になって小屋の方に話を伺ってみました。

小屋の方曰く、「このコノスジ中途道のシャクナゲ群生は”知る人ぞ知る場所”です。別に隠しているわけではありません。アピール不足なだけです。今年は6月から暑かったため今が開花のピークです。」とのこと。ブログで紹介してもいいですか?と聞くと「ぜひ、ブログでアピールしてください!」と言われました。その他、シャクナゲ開花に関する情報を頂きましたので、シェアします。

六合目のシャクナゲ開花情報

  • ここの白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)の開花時期は7月で、年によって一週間ぐらいずれこむことがあります。(2023年は7/18でピーク)
  • 花の開花期間は一週間ぐらいで、その後すぐ枯れちゃいます。
  • コノスジ中途道は須走ルート新六合目から吉田ルートまで続く道で、吉田まで一時間ぐらいで着きます。

昔は、このルートのツアーが合ったそうです。

シャクナゲの開花状況は?2024年頃に長田山荘のHPがリニューアルされ、インスタからシャクナゲの開花状況がわかるようになりました!

その他の開花情報はSNSで検索されるなど様々な情報をご参考に。

コノスジ中途道の地図

コノスジ中途道 富士山 須走ルートと吉田ルートの六合目を結ぶ登山道須走

出典:YAMAP

また、コノスジ中途道はマイナールートのため、歩く方はYAMAP等の登山アプリの利用を推奨します。私が調べたところ、YAMAPはルート線が記載されていて、ヤマレコはトレース後があります。YAMAPの方がわかりやすいですね。コノスジ中途道が吉田ルートの六合目まで続いているのが地図で確認できます。

注意点富士山には、

  • 公的に整備されている自治体の管理下にある登山道
  • 公的に管理されていない登山道

の2種類があります。

元々、富士登山ははるか昔、江戸時代よりも昔から盛んに行われていて様々な登山道があります。山頂へつながる主要な登山道は実は「県道」として(車は走れないけど)自治体の管理下で整備されています。「コノスジ中途道」のような麓から山頂へ向かう登山道をトラバース(横断)するルートは、自治体が管理していません。そのため、このルートは公的機関が発行する富士登山地図には、全く表記されていません。(以下リンクをご参照)

おそらく、六合目の長田山荘のスタッフの方が度々、登山道の状況を確認されていると思うのですが、そういうようなルートになります。

今回、私は須走六合目からわずか150mほどしか進みませんでした。特に危険箇所はありませんでしたが、それより奥に進むとどうなる、吉田ルート六合目までどうなっているかは確認していません。このルートは人通りがほとんどありません。長く歩かれる方は自己責任にてご判断ください。

150m進んだ感触ですが、コノスジ中途道を歩くなら熊鈴があった方がいいかも?と思いました。

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登山ルート状況は変わることがありますので、須走ルート新六合目から吉田ルート六合目まで行かれる方は長田山荘の方にルート状況を聞いた方がいいと思います。

最後に

富士登山 須走ルート 新六合目 コノスジ中途道 ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)

ものすごい数のシャクナゲの花々が満開の様子を見て、かなり満足しました。個人的には富士山頂までいかずここ目標でも十分満喫できるくらいのインパクトがありました。多くの登山者はこの時期に須走ルート登ってもコノスジ中途道に気づかず山頂へ向かいますが、それはちょっともったいない! 開花時期に須走ルートを登られる方はぜひ、シャクナゲ群生も立ち寄って見てください!多分、びっくりすると思います。ただ、寄り道するとそれだけ登山時間は長くなりますので、そこだけお気をつけて☆

予想外のシャクナゲ天国で感動したまま、須走ルート登山が続きます。

装備・持ち物リスト

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10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。

【簡易版】「42項目」富士登山の装備・持ち物リスト一覧(クリックで開きます)

服装・装備・持ち物の準備リスト一覧(簡易リスト)

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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