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吉田ルート:八合目~本八合目。太子舘、蓬莱館、白雲荘、天拝宮と元祖室、八合目救護所

富士登山

 

 

八合目~本八合目

八合目付近まで来ると、明らかに五合目より気温が下がっていることが体感できます。

天候によりますが、風が強いとTシャツ1枚では肌寒く、レインウェアを羽織ることもあります。

太子舘

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目 太子館

八合目 太子館(標高3,100m)

『太子舘』という名前は、「聖徳太子が馬に乗り富士山に登った時、休憩した場所がこの場所であった」という伝説に由来しているそうです。

富士山八合目 富士吉田救護所

太子館には、富士山八合目 富士吉田救護所が隣接しています。

富士山八合目 富士吉田救護所

富士山八合目 富士吉田救護所(標高3,100m)

夏の開山期間中に、いつも開設している訳ではなく、登山者の多い時期に開設されています。

場  所:太子舘横(医師常駐)
開所期間:2019年7月14日〜16日, 7月20日〜8月27日
開所時間:24時間

経験上、高山病になる方は、八合目付近~本八合目付近で発症する傾向があります。

どうしても気分が悪い、転倒して怪我をした等あれば、救護所を頼ってください。

 

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 

まだ岩場が続きます。

 

蓬莱館

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 蓬莱館

八合目 蓬莱館(標高3,150m)

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 蓬莱館 石碑

蓬莱館から少し道が変わります。

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目

 

 

 

白雲荘

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 白雲荘

八合目 白雲荘(標高3,200m)

白雲荘 温度計

白雲荘には、温度計が付いています。7月下旬、八合目はこの気温。

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目

そろそろ登山の疲労を実感してくる頃です。

まだ、山頂まで先は長いです、呼吸を整えてゆっくりと。

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目

やがて鳥居のある山小屋が見えてきます。

冨士山天拝宮

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 鳥居

鳥居の奥には、冨士山天拝宮(てんぱいぐう)があります。

冨士山信仰の冨士道中興元祖・伊藤食行身禄が、享保18年6月13日~7月13日の31日間を庶民救済のため一日一椀の水だけの断食修行により六十三歳で即身入定霊跡。[出典]富士山天拝宮 -冨士山八合目 –

 

 

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 富士山天拝宮(てんぱいぐう)

この建物の右側の階段を上がると烏帽子岩神社があり、富士山信仰と深く関わりを持った神社と言えます。

この隣には、山小屋の元祖室(がんそむろ)があります。

元祖室

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目 元祖室

八合目 元祖室(標高3,250m)

 

 

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目

富士山山頂まで、1,8km,125分の看板。

吉田ルート登山道(登りルート) 八合目~本八合目

次の山小屋は本八合目の山小屋になります。

富士山ホテル第1, 第2, 別館

吉田ルート登山道(登りルート) 本八合目 冨士山ホテル

本八合目 富士山ホテル(標高3,400m)

富士山ホテルは、第1, 第2, 別館と複数個の建物が密集しています。

吉田ルート登山道(登りルート) 本八合目 冨士山ホテル 別館

吉田ルート登山道(登りルート) 本八合目 冨士山ホテル 第2

すべて合わせると収容人数350人と富士山の中でも最大規模の山小屋になります。

 

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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