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富士山山頂での滞在を終え、須走ルートを下山します。
山頂から下山道を見ると、ジグザグの下山道が見えます。
須走・吉田ルートの頂上、久須志神社と山小屋が並ぶ場所は少し離れた場所からみると、空中都市のマチュピチュを連想させます。
早朝は、ご来光を終え一息つく登山者でいっぱい。中には、横になって寝ている方も。
それでは、ここから下山します。
下山道は横幅が広めです。
雲海を見ながらの下山・・・と言いたいところですが、足元が滑るため下山に集中です。
須走・吉田ルート下山道は、このような砂礫で埋め尽くされています。ズザザッとすべることもあるため、下山時はトレッキングポールがあると安定します。
連日の好天で、富士山の表面がかなり乾燥していました。そのため、登山者の歩行で巻き上がる砂ぼこりが遠方からでも確認できるほどになっています。
前の登山者が普通に下山するだけで、砂埃が舞い上がります。
下山スピードは人によってそれほど差はありませんので、前の登山者との距離が近いと、ずっと砂埃が降り掛かってきます。
団体グループが下山した時はひどかった。もう、とてもまともに呼吸できないほどの砂埃が舞いました。
下山道には、粒子の細かい砂塵が大量にあるため、連日好天が続くとすぐに舞い上がってしまいます。
こんな時は、マスクの着用が欠かせません。私は宿泊予定の山小屋のブログに”マスクを売っていないかと問い合わせが多い”という記事を事前に読んでいたため持ってきていました。
これほどひどい砂埃のため、タオル等で鼻と口を覆っている方もいましたが、やはりマスクの方が呼吸が楽です。
実際、私は普通の花粉用マスクで全く問題なく呼吸できました。(参考:マスクの着用で登山者の巻き上げた砂埃・砂煙の吸引を軽減)
八合目の下江戸屋分岐に到着です。約2時間もかけて登った標高差も、下りは約40分で、あっという間です。
吉田ルートの下山道は左側(黄色)、須走ルートの下山道(赤色)は右側です。
今回、私は須走ルートですので、右側の道を下山します。
この分岐からしばらくすると、砂利道のつづく砂走りに入ります。
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登山前日
登山日
登山翌日
須走ルート
装備・持ち物リスト

10年以上の登山経験を元に作成しました。安全・快適な登山の参考になれば幸いです。
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